Superman 1978年 アメリカ映画
監督 リチャード・ドナー
主演 クリストファー・リーヴ マーロン・ブランド ジーン・ハックマン マーゴット・キダー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
惑星クリプトンが消滅してしまった。からくも脱出出来たのは、たった1人の赤ん坊のみ。遙か遠い地球にたどり着いた赤ん坊は、すでに4歳になっていた。偶然にも彼を発見したのは、子供のいないケント夫婦。夫婦はクラークと名をつけ、心優しい青年へと育てる。
成長したクラーク・ケントは、父親の死をきっかけにニューヨークへ。新聞社のデイリープラネットに就職した彼。ある日、同僚のロイス・レンがヘリコプターの事故に巻き込まれた時、スーパーマンとなって彼女を救うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今回は、新・旧のスーパーマンが観賞出来たので、記念に(?)クリストファー・リーヴの出演作品をほんの少し紹介しようと思う。
ベタな話と彼のタイツ姿に、今までまともに観賞してなかったこの作品。
これではないある作品の彼を見て、これは定番の役もみなければと思い意を決して観賞。
なかなか面白かった。
演技派の面々が意外とそろっているのが面白い。
まず、スーパーマンの父親ジョー=エルのマーロン・ブランド。
「ゴッド・ファーザー」であんなに渋い役をした彼が、コスプレですから、見逃せない!
お~すげー!!こんなSF作品にも出てたなんて~と思った。
ちなみに、10分間の出演で400万ドル手にしたそうだ。(「映画力がつく本」より・自分が読んだ感想はここ)
ギャラもすげ~。(爆)
彼の適役、レックス・ルーサー役が、ジーン・ハックマン。
彼の悪党ぶりは上手かったし、楽しかった。いや~良い感じだった。
さて、主人公のスーパーマン、クリストファー・リーヴ。
191㎝の彼は、立ってる姿だけでもしっくりするほどこの役に合っていると思った。
なんたって、印象に残っているのはベランダのシーン。
同僚のロイスと話をするシーンだ。このロイスもかわいい感じで好きだった。
あの長身がのぞき込むように彼女を見つめる姿が、いいねえ。
ラストシーンは、名場面集なので何回も拝見してたから知ってはいたが、そりゃね~べと思いつつ、きっちり見てからそのシーンへたどり着くと、なんとなく許してしまう自分がいた。
賛否両論分かれると思うが、自分としては、いいんじゃないの?と思うのだ。
当時の特撮技術を屈して作られているこの作品。
今だから見れたのか、なかなか良かった。
彼自身、この役柄に縛られた感じの俳優人生だったように思える。
これを覆すのはとうてい難しいなあとこの作品を見たとき思った。
彼に、このイメージがつきまとわなければもう少し、楽な人生があったのかも?
あくまでも、個人的な考えだけども。(苦笑)