マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「デタッチメント 優しい無関心」

2019-08-14 10:02:46 | 2000~2010年代 映画

Detachment   20011年 アメリカ作品



監督 トニー・ケイ
制作総指揮 エイドリアン・ブロディ
主演 エイドリアン・ブロディ クリスティナ・ヘンドリックス ジェームズ・カーン マーシャ・ゲイ・ハーデン ルーシー・リュー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
男が部屋から人を出してもらっている。1人でインタビューを受ける為に。
「あんな経験は初めてだった。あれほど、自分自身から解き放たれ、同時に心から生きていると実感したのは。~アルベール・カミュー~」
男は口を開く。
かつての教育を改革出来ると信じていた自分自身を。導いてくれる教師がいなくとも。
臨時教師のヘンリーは、落ちこぼれが集う学校へ来る。
その学校の校長は、改善がみられなければ退任をせめられていた。元不良が集う学校の教師だったヘンリーがこの学校に呼ばれたのはその為だった。
早速、彼は生徒達から嫌がらせをされる。だが、なれた様子でそつなく熟していく。そんな中、1人の女生徒と出会う。
メレディスは、ヘンリーに好意を抱き始めていた。
一方、ヘンリーは祖父の見舞いの帰り道、売春をしている少女エリカと出会う。
彼はケガをしていた彼女を自分の部屋に連れて来て世話を始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
子は親の鏡とはよく言ったもので、こういう生徒の親ってほぼほぼ、子供に無関心!
いつも思うが、教師は、子供の教育をしながら、親の教育もしていかなくてはならないのかと。
なのに、今の教師は弱い立場。
昔の教師は体罰もあったり厳しかったけど、逆に親は信頼してたし、良い関係だったと思うのだ。
「先生の言うことを聞きなさい」というのが親だったのに、今時は「先生の言うことなんか聞くな!」だからね。
自分達の行き届かないしつけや教育を任されていたのは教師だったはず。なのに、今の親は子供の教育を放り投げて、投げておきながら教師の責任にする。
あ~もう、あったまにくるよな~・(`⌒´)

作品はドキュメンタリー風で本当の教師のインタビューもあった感じ。まあ、厳密にはちょっと違うが、まるっきりの物語という感じでもなかったしな~どう言えばいいんだろう。
気になる方はどうぞ観賞して。

それでは、
教師のヘンリーを演じたブロディはと言いますと。
生徒達の嫌がらせにクールに対応してるのが格好良かった。なんかありそうな感じも彼にお似合いだったし。
まじで、優しい人って感じでした。
しかし、みんなに同じように優しくはなれないんだよね。してるつもりでも、受け取り方もあるから~。

そんな事も思える作品でした。


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