マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「オッペンハイマー」

2024-04-19 09:26:38 | 好きな俳優 キリアン・マーフィ

Oppenheimer 2023年 アメリカ作品 公開中 

監督 クリストファー・ノーラン
出演 キリアン・マーフィ マット・デイモン エミリー・ブラント ロバート・ダウニー・Jr フローレンス・ピュー ジョシュ・ハートネット ケネス・プラナー ラミ・マレック デイン・デハーン オールデン・エアエンライク ジャック・クエイド マティアス・シュヴァイクホファー ゲイリー・オールドマン 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
J・ロバート・オッペンハイマーは、聴聞会で、今までの経緯を話し始めるのだった。
1959年。原子力委員会の委員長ルイス・ストローズには、その事で公聴会が開かれていた。
1926年。学生だったオッペンハイマーは、実験物理学が苦手だった。
その為に受けたい講義にも遅れて行かなければならなかった。しかし、理論物理学者のニールス・ボーアに声をかけられた事により、その道へ進むべくドイツへと行った彼。
そこで、ドイツ人のヴェルナー・ハイゼンベルクらと会ったことにより、理論物理学を極め、アメリカのカルフォルニア大学、バークレー校で教鞭をとるようになった。
第二次世界大戦中に、原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」の責任者となったオッペンハイマーは、陸軍のレズリー・グローヴスと共に、計画の成功に力を注ぐのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
待ちに待った公開。
待っている間に、オスカーを受賞。おめでとう!キリアン君&ダウニー・Jr。

演技派の2人が受賞したのだから、どんな作品かと期待大で映画館まで観に行ったが・・・。

登場人物も多いけども、見知っている俳優陣がたくさん出てきて、すご~いとなったのでした。
なので、上記の出演の欄は、主要俳優以下は、マニアック目線の俳優陣を掲載させていただいた。(~_~;)
一番びっくりしたのは、あらすじにも書いたドイツ人のヴェルナー・ハイゼンベルク役にドイツ人俳優のマティアス・シュヴァイクホファーが抜擢されていたこと。
ノーラン監督、目の付け所が凄すぎです。

やっと監督がキリアン君を主演にしてくれて嬉しかったのですが、監督の言うとおり、これはキリアン君だから演じられる役だなと思ったのでした。

それでは、主役のオッペンハイマーを演じたキリアン君はと言いますと。
苦悩のオッペンハイマー=キリアン君が、格好いいけど辛かった。
自分の思いついた物が、正しいかどうか証明したいし、現実にしてみたいしライバルよりも先にという思いにかき立てられ、成功したけど、今度はそれが、とんでもない事だと分かり・・・。
特に、「自分の手が血に染まっている」というセリフはその思いが伝わってきて・・・。
だけどその後悔はその時代にはそぐわない訳で、いろんな嫉妬から標的にされてしまった彼。
なんか本当に時代に翻弄された人だったんだな~と思ったのでした。
そうそう、戦争を終わらせたという自負を持っているアメリカの事は知っていたけど、そういう経緯で白羽の矢がこっちに向けられたのかと思うと恐くなった。
まあ、どっかで使ってみたかったんだろうねぇ。
個人的には、最初のあのシーンでオッペンハイマーという人物の性格をのぞいてしまった気がしたけど。

ともかく、見終わっていつもながら、考えさせられた。
でも、キリアン君の演技は考えることなく、最高でしたよ。(*^^)v 

おまけ。
ダウニー・Jrは、彼らしい役でした。これまた似合い過ぎ。
マットも、マットぽかった。
ラミ君は、いいところ持ってったし、ディハーンは、およ~となった。
ゲイリーは、だよねぇ?だったし、ジョシュも同じく。
あと「ER」のあの人がいたらしい。

DVD出たら、見直しだ。


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