マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「暗殺者のメロディ」 

2024-08-22 09:10:45 | フランス映画&ドラマ

The Assassination of Trotsky 1972年 フランス・イタリア・イギリス作品

監督 ジョセフ・ロージー
出演 リチャード・バートン アラン・ドロン ロミー・シュナイダー ヴァレンティナ・コルテーゼ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)  
1940年、メキシコ。
広場でパレードがある中、ホテルの一室でギタが、恋人のフランクと話をしていた。彼女はフランクに夢中だったが、本人は、どこかいつも上の空の態度だった。
一方、スターリンに追われ厳重な警備と高い壁に囲まれた家に住む、革命家のトロッキーは妻ナターシャと一時の平和を味わっていた。
だが銃弾が撃ち込まれ、緊張が戻った。
その緊張はフランクへのプレッシャーでもあった。表向きは貿易商だと名乗っていた彼だったが、本当は、国家政治保安部から送り込まれた暗殺者だった。
ある日、ギタはフランクをトロッキーに直接紹介する。
仕事柄、何かお手伝い出来ることがあればとトロッキーに近づき信頼を築いていく彼。
そして・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
実際の出来事を参考に作られているようで、いつもの、ウィキペディア(Wikipedia)によりますと、「1940年8月20日のレフ・トロツキー暗殺を描いている。」とのこと。

ターゲットに関わる人に近づき、親しくなり、そこから、ターゲットへの接点を作り、信頼を築き上げ・・・。
実際にそう命じられた人の苦悩というか、ストレスというか、プレッシャーというか。暗殺者とはいえ、人だもの、そうとうのストレスだったに違いない。
そう思える1本でした。

それでは、早いですが、ドロンはと言いますと。暗殺者のフランクでした。
この名前も偽名なのだそう。
暗殺という重荷で、どんどんおかしくなっていく彼を上手く演じていました。
誰にも言えないし、国を背負ってだし。
実行しようとしたときの姿は、本当に、どうした?と言いたくなった。凶器だって、なんでそれを選んだ?と言いたくなったから。

駆け上がって、鐘を鳴らすシーンは、めっちゃっかっこよかったけどね。(なんのこっちゃ)

騙されるギタはロミー・シュナイダー。(ドロンの婚約者だった方)
ギタは、本当に知らなかったらしい。
今で言う、ロマンス詐欺?恋心を利用されてるのだから、そうだよね。( ̄。 ̄;)

 

コメント
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