マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「敬愛なるベートーヴェン」

2014-09-04 07:42:11 | 好きな俳優 マシュー・グード

Copying Beethoven 2006年 イギリス・ハンガリー作品

監督 アニエス・ホーランド
出演 エド・ハリス ダイアン・クルーガー マシュー・グード ジョー・アンダーソン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
馬車に乗りやっとの思いで修道院に到着した1人の女性。瀕死の男の側へ来て、話かける。
「私にも同じように頭の中に曲が流れていました。」と。
その後、男は、息を引き取った。
1824年ウィーン。
アンナはシュトレーマー音楽工房へと出向いていた。ある人物の写譜を頼みたいとの事で彼女が紹介されたのだ。女性というだけで怪訝されるも、彼女の腕前を確認した、シュトレーマーは、ある人物に直接写譜を届けるよう指示した。
その人物とは、耳が聞こえず、頑固者の変わり者、ベートーヴェンだった。
彼もまた、アンナを見ただけでバカにしたが、彼女の写譜の巧さを見て頼むことに。
「第九」初演の、4日前の事だった。
何とか楽譜は完成し、お披露目の当日となる。
だが、本人は、耳が聞こえず演奏のタイミングがつかめないと言い出した。恋人のマルティンと共に会場を訪れていたアンナはその事を聞き、恋人を置き去りにして、ベートーヴェンの陰の指揮者となる。
お陰で演奏会は大成功するのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
え?これがエド・ハリス?と疑るような体型と演技だった。
なんとなく、今までのイメージとかけ離れてような気がしたからだ。

クルーガーは、いつもながらの感じだったが。

「写譜」という仕事があった事がビックリだった。
作曲家でも楽譜が読めないとか、書けないとかは聞いた事があったのだが、写す人物いたとは!!
まあ、耳が聞こえないベートーヴェンには、必要不可欠な人物だったんだろうなあ。
でも、音符を見ただけでメロディーが分かるって事だよね。それも凄いなあ~。

こんなに、偏屈な面倒な人物だったのかと改めて思い知らされたベートーヴェン。
そりゃ~音楽室に飾られていた肖像画はそんな感じを醸し出してはいたけども。(よく目が動くとか都市伝説もあったなあ。)
才能が人より優れている人物ってどうしてもそうなる傾向なのかも?

それでは、
目的のマシュー君はと言いますと、アンナの恋人マルティンだった。
建築家で橋の設計をしていた彼。
なかなか、ベートーヴェンから解放されない彼女をひたすら待ったり、好きでたまらないという態度をしめしていたのに、ラストはちょっとひどい仕打ちだった。(^◇^;)
そりゃ~デザインした橋を見たときは、ベートーヴェンの行った事にある意味納得はしたけども、でも、あの行動ってどうしても、ベートーヴェンの嫉妬にしか思えなかった。
だけど、一生懸命がんばったのに、あれはひどい、可愛そうだったよ~。

それに出番も少なすぎで、寂しかった。

気の良い奴で振られちゃう役も多い、マシュー君。
確率的に振られる役が多いのだが、それって良い男過ぎるからかな?(@_@)

コメント
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