Trautmann 2018年 ドイツ・イギリス作品
監督 マルクス・H・ローゼンミュラー
出演 デヴィッド・クロス フレイア・メイヴァー ジョン・ヘンショウ ハリー・メリング デイヴ・ジョーンズ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
イギリス人のマーガレットは、友達と楽しくダンスをしていた。そこへドイツ軍の飛行機が爆弾を投下し去って行ったのだった。
ドイツ人兵士のバート・トラウトマンは戦地で命拾いをするもイギリス軍の捕虜として収容所へ送られてしまった。
1945年。
終戦を迎え捕虜のドイツ兵が本国へ戻される日がはっきりしていない今、友人達とタバコをかけてPK対決をしていた、トラウトマン。
偶然、物資を届けに来たイギリス人のジャックは、ゴールを阻止するキーパーのトラウトマンの姿に目がとまった。彼は地元のサッカーチームの監督として、優秀なゴールキーパーを探していたのだ。
試合の時だけと所長に話しをつけトラウトマンを連れ出すジャック。
娘のマーガレットは、彼がドイツ兵ということもあり、最初は戸惑うも、トラウトマンが好セーブを連発し地元のチームにも勝利を収めていくにつれ印象が変わっていく。
だが、そんな時、やっと彼の帰国の日が決まり・・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
コアなサッカーファンしか知らない(?)、イギリスとドイツで勲章をもらい90歳まで生き、外国人で始めて最優秀選手に輝いた人物の物語なんだそうだ。
異国の地で名声を手に入れるって、他の作品でも見るけども、そうとう本人の努力が凄くないとダメだと思うのだ。
だから、立派だな~と感心してしまった。
才能に気がつくというか、見抜くその指導者の目線にも感心してしまう。人種とかではなく、その個人というか個性を見るという具合に。
しかし、このジャックは、勝利の為なら、是が非でもって感じだったような気もしないでもないけど。(~_~;)
そこんところ、イギリス人だな~って。(個人的な印象ですが)
この戦後の偏見な中。
ドイツ人というだけで相当な嫌悪で見られてしまうだろうに、さらに、自分が犯した罪でもないのに、背負わされる重圧は凄かったと思う。
それを押しのけてだから・・・。
それでは、目的のクロス君はと言いますと。主人公のバート・トラウトマンでした。
英語も話せて、演技もサッカーも上手でした。
けなげなというか、努力家という感じが似合ってました。
ドイツ作品らしく、悲劇はあったけども。
そこは、一緒に辛かったなぁ~。
今月には、ワールドカップが始まるので、その前に良かったら、鑑賞してみて~。