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マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「眠れる森の美女」

2015-10-27 20:37:06 | ドイツ映画&ドラマ

Dornröschen  2008年 ドイツTVスペシャル(ZDF)

監督 アーレント・アクテ
出演 モーリッツ・シュルツェ アンナ・ハオスブルク ペッティナ・クプファー 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アルトウル王は、王妃ウーテが子供を授かったか心配するも今度もダメだと分かる。
ウーテ妃が、井戸に向かってなげくと、井戸から大丈夫だからとの返事が返ってきた。
その後、言葉通り王妃には子供が授かり女の子が生まれた。
お祝いの席を設け、13人の魔女にお祝いをしてもらおうと、準備を始めるも、魔女用の金の皿が1枚足りない事がわかり、最後に来た魔女は中に入れない事にしてしまう。
そして、お祝いに駆けつけた魔女達がそれぞれ贈り物を捧げていると、中に入れてもらえなかった魔女が現れ、赤ん坊の王女ロザリンゼに呪いをかけてしまう。
15歳で死に至るというのだ。
だが、まだ、贈り物を捧げていなかった魔女が呪いは解けないが、修正する事には成功する。
その為、死は免れるが、100年の眠りにつく事にはなってしまっていた。やがて、ロザリンデが15歳になり、あの時の魔女の手引きで100年の眠りにつかされた。
数年後。
フレデリック王子は、ハトに仕掛けたカメラで、眠っている女性を発見する。彼女に一目惚れをした王子は、助けるべく気球に乗り、彼女が眠っている城へと向かうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、ファミリー向けのドイツ作品を紹介いたします。

こんなお話だったの?と見終わって思いっきりがっくりした作品。(^◇^;)
王子は、何かと戦うものだと思っていたからだ。
そうりゃ~戦ってはいたけども・・・。(――;) 
他の物語とごちゃ混ぜになっていたのかもしれない。
でも、よくよく考えたら、この作品を読んだ覚えも見た覚えもなかったんだよねえ。(~_~;)

ディズニーアニメもこんな感じなのだろうか?ちょっと気になったが。

有名な物語なので、ネタバレさせてもらうが、これって、ただの偶然って事だよね?
王子は、たまたま、眠りから覚める頃に、この城にたどり着いただけって事じゃないの?
そりゃ~、発見して城へ向かってるけども・・・。
目覚めてからでも、美しい王女だったら、瞬く間に噂が流れて、会いに行けると思えてしまうのだが・・・。(^◇^;)

あまりにも、王子が何もしないから~、意地悪な見方をしてしまったよ。
見た目もひん弱な王子に見えて、いばらの道をタダ普通に行けないだけって感じにしか見えなかったしさ。

カメラをハトに搭載させる程、頭はいいはずだったんだけどねえ。(~_~;)

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「あと1センチの恋」

2015-09-25 11:49:58 | ドイツ映画&ドラマ

Love, Rosie 2014年 ドイツ・イギリス作品

監督 クリスティアン・ディッター
出演 リリー・コリンズ サム・クラフリン クリスチャン・クック
原作 「愛は虹の向こうに」 セシリア・アーハン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
お祝いの席でひとり、深呼吸をしている女性。彼女は、彼との出会いを思い出していた。幼い時、ロージーはアレックスと出会い、誰にも理解してもらえない、妙な夢の話で盛り上がっていた。互いに、唯一理解してくれる存在だった。
ロージーはアレックスの結婚式で祝辞をのべ、ふと、1人になると、涙があふれてしまった。
12年前の18歳の時。
アレックスは、ロージーにキスしてくれていた。だが、彼女は泥酔していて、キスの後倒れてしまい、翌朝は、何も覚えていなかった。
そのうち、アレックスは、ベサニーという女性と付き合い始め、ベッドを共にした事をロージーに打ち明ける。
ロージーも負けじと、男と関係を持つが、あろうことか、コンドームが彼女の中に置き去りにされ、当時、医学生だったアレックスに助けてもらっていた。
その時は事なきを得たが、一緒にボストンに行くはずだった約束をごまかし、アレックスだけを行かせた。
実は、あの時の事で妊娠してしまっていたのだ。
ロージーは、黙って、シングルマザーの道を選んでいたのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
恋愛ものの定番、すれ違いバージョン。だけど、むっちゃ切なくって、ほろ~となっちゃったよ~。
あと少し、あともうちょっと、勇気を出していたら~。
側にいすぎて、大切な人過ぎて、つい本音を隠してしまう。一緒にいたいのに、あなた、だけなのに。

ベタベタな胸キュン物語ではなく、基本ラブコメだから、それがなんかすっごくよかったのだ。
笑いながら、泣けるというか、ラストは、泣き笑いが出来るというか・・・。

いや~あれが、中に入りっぱなしって、おいおい!( ̄。 ̄;) 
ちょっと怖いわ~。

予想外なのに、きちんと受け止める、ロージーがエライと思った
それに、ちゃんと育てて~。
大概、受け止められず、放棄しちゃうものなんだけど、あそこまで、きちんと育て上げるなんて素晴らしいママちゃん。
さらに、彼女の両親も!
見習いたいわ~。

いや~元カノがモデルなんてさ~ぁ、なってりゃさ~ぁ、そりゃ~元サヤ戻るわな。結婚考えるよね。
でも、そこが甘いっちゃ~甘いんだよね。
大人になったからって、上手く行くわけないんだよ、1回別れてるんだからさ、根本的には人は変わらないわけでさ、ぶつぶつぶつ・・・。(^_^;)

そうそう、
忘れてならないキャラが、薬屋さんにいた彼女。のちに、いい友人になってくれて、彼女がすこぶるよかったよ。
あ~いう人が、側にいて、本当、ロージーは幸せ者だったねえ。

ロージーのパパも最高だったよ。(^_^)v

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「グランド・ブダペスト・ホテル」

2015-09-24 07:33:50 | ドイツ映画&ドラマ

The Grand Budapest Hotel 2014年 イギリス・ドイツ作品

監督 ウェス・アンダーソン
出演 レイフ・ファインズ F・マーレイ・エイブラハム エドワード・ノートン エイドリアン・ブロディ  ジュード・ロウ ウィレム・デフォー カール・マルコヴィクス フロリアン・ルーカス ハーヴェイ・カイテル レア・セドゥ ティルダ・スウィントン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ヨーロッパ大陸の東端、旧ズブロフカ共和国。かつての帝国の中心地にある、オールドルッツ墓地に、1人の観光客が来て、ある銅像に鍵をつるした。
そして、おもむろに本を読み始める。
1985年、作家は物語を何もない所から作り出すのではなく、出会った人物から作り出すのだ。そして、自分が若い時に、あるホテルで出会った人々の事を話し始めた。
1968年、アルプスの麓にあるヴランド・ブダペスト・ホテルで休暇をすごそうと訪れた作家。
時代遅れたのさびれたホテルだったが、彼は、そこで、ある客が必ず従業員の部屋で寝泊まりするのを聞きつける。
その人物とは、ミスター・ゼロム。早速夕食にさそい、話を聞き出すのだった。
1932年、伝説のコンシェルジュ、ムッシュ・グスタヴ・Hがいたこのホテルに、ゼロムはベルボーイとして採用され働き始めた。
ある日の事、大富豪のマダムDが死亡し、こともあろうに、彼にマダムの殺害容疑がかかってしまう。
彼はなんとか無実を証明しようとするのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ここに書き切れないほどの、豪華キャストのこの作品。
それぞれの出番は少ないが、ちゃんと個性をだしていて、あなたも!あなたもいたのね~と楽しめたお話だった。

なんたって、
伝説のコンシュルジュ、グスタブを演じた、レイフ・ファインズが最高に上手い!
彼のコメディは初めてみたかも。いや~いいよ、素晴らしい。
おもてなしの心で、いろいろとすりむけていく、グスダブ。けなげに使えるゼロム。そのコンビも面白かった要素だな。

そうそう、意地悪なドミトリーを演じた、ブロディもなかなかよかった。悪役を久々に見たって感じだったからかな。

いや~びっくりしたのが、何気に刑務所の中でドイツ人俳優陣を発見出来た事。
カール・マルコヴィクス、フロリアン・ルーカス。おいおい、そんな脇役かよ~とは思ったけど、なんか得した気分だったのだ。
おまけに、
その刑務所の中のあの人って、ハーヴァイ・カイテルだったとは~、すぐには分からなかったもんなあ~。

なんかあるぞと思うと、いつもなんかしてくれる、デフォー。
やっぱなあ~だけど、よかったよ。

何気にヒットするだけある作品内容だった。 

まだの人は必見ですぞ。

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「ナチスの犬」

2015-09-23 08:15:51 | ドイツ映画&ドラマ

Süskind  2012年 オランダ・ドイツ作品

監督 ルドルフ・ヴァン・デン・ベルフ
出演 コルン・スピッツエンベルハー カール・マルコヴィクス ニンケ・ベーカイゼン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1942年ドイツ占領下のオランダ。オランダ系ユダヤ人は、公演、レストラン、学校の出入りを禁止されていた。自由を奪われ迫害されながらも最悪から逃れる為、屈辱を甘んじて受け入れていた。
工場で働く人々に指示を与えていたズスキンドは、迫害を逃れる為ドイツ軍の仕事に就いた。
改装した劇場へユダヤ人を連行し、そこから、ドイツへ輸送するまでの施設管理を請け負ったのだ。
ドイツ軍の責任者、フュンフテン大尉の酒好きを利用し、友達のふりをしながら、なんとか少しでも人々を救い出そうと作戦を立てるズスキンド。
そして、ドイツの輸送先が彼らを処刑する為のガス室だと分かった時、いままで以上に人々を救おうと奮闘するのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
同じような救出劇の題材を何本見ただろう。見る度に、ナチスの惨さを実感する。
上手く、救出してた彼らだったが、結局は、受け入れてくれる先の関係もあり、だんだん、あぶれてしまう。
なにせ、
子供の顔を見て、典型的なユダヤ人の顔はダメって受け入れてくれなかったのには、ちょっとひどいと思ったけども、ごもっともとも思えた。
危険を承知で受け入れてくれているんだものね、そこまで贅沢は言えないわな。

こういう行為は、何気ない行為でバレてしまう。そこが、ハラハラ、ドキドキものだった。
特に、子供絡みは、まじで、怖い。
思わぬ行動をとったりするからさ。

とはいえ、
ドイツ軍の大尉も気の毒に思えた。
少しは分かっていただろうけども、やっぱ何処かで嘘であって欲しいとも思っていたのかもしれない。意地悪だったけど、最後は教えてくれていたから。
彼は本当に友達だと思ってくれていたのかもしれないなあ。

まあ、その意地悪軍人を演じたのが、マルコヴィクスさん。
いつもながら、繊細な感じの優しそうだけども、時代だからという感じの意地悪感も漂っていた。
上手いよね。
寂しがり屋さんって感じの雰囲気もあったよ。

相変わらず、ハッピーエンドでない終わり方。しかし、相変わらず希望もある終わり方でもあった。
オチのパターンは分かっているとはいえ、やっぱ、何処かでは、ハッピーエンドを願わずにはいられない。

特にこんなドラマはね。(^_-)

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「ホワイトアウト フローズン・リベンジ」

2015-09-22 07:23:34 | ドイツ映画&ドラマ

Pryachsya 2010年 ロシア・ドイツ・イギリス作品

監督 ジョニー・オライリー
出演 ビュートル・ロガチェフ ウラジーミル・グーセフ セルゲイ・ガルマッシュ アレクセイ・グシュコフ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
雪山で観測をしているドロゾフ。
建物の外へゴミを捨てに行く青年が一言聞いた。「イエティにあったらどうすればいい?」
そして、その雪山からSOSが来た。
警察官のアンドレイとスラバが現場に駆けつけると、いるはずの観測員も助手の19歳の青年の姿も、どこにも見当たらない。無線では、近くを旅行している金持ちのカップルも捜索願いが出ているという。
とりあえず暗くなる為、一旦捜索は打ち切り、ヘリコプターで本部へ戻らなくてはならない時間になった。だが、アンドレイは、残ると言いだし、スラバも忘れ物をしてしまい居残る事になてしまった。
だが、そんな時、行方不明者の手がかりを発見するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週もドイツドラマ&映画の紹介をいたします。
ドイツ単独ではなかなかネタが尽きそうなので、共同製作でも、勘弁してくれ。

さて、この作品。
基本はロシアらしく、出演している俳優陣がまたくの皆無。だが、逆にそれがよかったらしい。
妙な先入観(各俳優の決まった役柄)もなく観賞出来たから。
最後まで、犯人が誰で、どうなっていくのか、予測がまったくつかなかったからだ。

意外と話は単純なようで複雑で・・・。(~_~;) 

昔話と現在とを行ったり来たりする展開なので、まあ複雑で頭の中で整理するのが大変だった。
そのせいかどうか分からないが、カップルの話をよく覚えてないのだ。
あの人は、どうなったんだっけ?

え?
老化による記憶の媒体の劣化に過ぎないって?まあ、それもあるかもしれないが・・・。(^◇^;)

何しろ、ある目的の為にだけに、こんな極寒の地までくるのが、凄いと思ってしまった。
呼び寄せるには、格好の場所だとも言えるけども。(意味深)

書いておいてなんだけども、
これは生き残りのサバイバルや、ディザスターパニックものではない。
あくまでもサスペンスドラマ。

気になる方は、是非観賞してみてくれ。
まあ、そう簡単にレンタルに並んでいる作品ではないとおもうけどね。(^◇^;)

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「犯罪~ドイツの奇妙な事件」 第6話

2015-08-01 07:02:39 | ドイツ映画&ドラマ

原題「Ferdinand von Schirach Verbrechen /フェルディナント フォン シーラッハの“犯罪”」

原作「犯罪」 作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ



2013年にドイツ(ZDF)で放送された作品

第6話「正当防衛」(原題「Notwehr」)」(2013年4月21日放送)
監督 Jobst Oetzmann 脚本 Jobst Oetzmann
出演 ヨーゼフ・ビアビッヒラー(レオンハルト弁護士) 

弁護士は、事件の真相を常に知りたい訳ではない。依頼人の無実を信じるかは無関係だ。
弁護士の任務は、弁護する事。
それに尽きる。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 

女とケンカして、部屋を追い出された男。
ハンナー・ベック、19歳。前科11犯。
駅前で、通りすがりの人々にバットを持ったまま、絡む。それに、付き合う友人。
インゴ・レンツベルガー、21歳。前科4犯。
バスの発着所で座っている男に、絡んでいく2人。ナイフを振りかざし脅すも、座っていた男に、ナイフを突き返され倒れる。隣にいた友人も一撃で倒された。そして、男は逮捕される。
NYにいる友人のフランコから、詳細が分からないまま、弁護を頼むと依頼され、レオンハルトは、ベルリン州警察へ出向く。逮捕された男は、警察官にも何も語らないし、彼にも一言もしゃべらなかった。
だが、防犯カメラだけは一部始終を捕らていた。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
多国籍の人が多いドイツだから、一言もしゃべらなければ、どこの国の人かも分からない。
言葉が通じているのかいないのかも分からない。そうなると、取り調べもままならない。
コブラ11でも、翻訳ソフトみたいなのを使って容疑者としゃべってる場面が登場していたから、今は、そんな感じなのかも?
厄介極まりないねぇ。

こっちも、厄介事だが、もう一つの依頼の方も、もっと厄介だと思った。
弁護士は、医師でもないから、神経を病んでいるのか、いないのか見極めるのが難しい。
ましてや、若い人をね。
前回の物語は、無実だったが、今回はそうではなかったらしい。

らしいで終わっているので、これまた、さっぱりしないのだけど。( ̄。 ̄;)

ネタバレで申し訳ないけれど、

この物語の中で飲食業の評論家が、1981年パリで、恋人を愛しすぎて食べてしまったという話が出てくる。
マグロの味だったそうで・・・。
気持ち悪い。
美食家すぎて、人間の味を知りたかったのだろうか?
生食?
お腹は壊さなかったのか?

そんな事よりも。
こんなにさっぱりしないサスペンスというか物語は珍しい。ドイツらしいちゃ~らしい。
これ、アメリカだったら、着色して、すっきり終わりにするんだろうなあ。

モーリッツ君の主演しているこの物語の続きもそろそろ観賞し、今月の末に紹介する予定。
こっちも、すっきりしないらしいけどね。(^◇^;)

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「犯罪~ドイツの奇妙な事件」 第5話

2015-07-31 12:53:18 | ドイツ映画&ドラマ

原題「Ferdinand von Schirach Verbrechen /フェルディナント フォン シーラッハの“犯罪”」

原作「犯罪」 作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ



2013年にドイツ(ZDF)で放送された作品

第5話「サマータイム」(原題「Summertime」)」(2013年4月21日放送)
監督 Hannu Salonen 脚本 Nina Grosse
出演 ヨーゼフ・ビアビッヒラー(レオンハルト弁護士) 

弁護士は、事件の真相を常に知りたい訳ではない。依頼人の無実を信じるかは無関係だ。
弁護士の任務は、弁護する事。
それに尽きる。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
ベルリン。ホテルの掃除婦が部屋を掃除しようと入ってくると、ベッドに女性の惨殺死体があった。
その4週間前。
ゲームセンターで、ゲームをしている男。
アッバス・フォルタス、25歳。失業中。
男に呼び出され、借金を返せと指を切り落とされた。
シュテファニー・ベッカー、21歳。医学生。惨殺死体の本人。
彼氏のフォルタスから初めてのギャンブルで儲けて、その勢いで借金を抱えてしまったと告白される。
刑事は、彼女の携帯で最終通話の相手が、
パーシー・ボーハイム、48歳。金融機関の取締役。とわかり、不倫が発覚、逮捕。
レオンハルト弁護士は、ボーハイムの弁護を頼まれるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
これも 煮えきれない終わり方。
男の身勝手というかなんというか。奥さんに不満だからって、不倫相手を探すのか?(@_@)
普通、何気に仲良くなって~だと思っていたので、不倫したくて探すっていう心理が分からんのだ。
ついでに、その相手。
恋人に分かるように隠すなよ~。( ̄。 ̄;) 
バレバレだし、知って下さい的な感じに思えたよ。まあ、基本、彼氏の借金がいけないんだけどさ。

それにしても、
不倫相手に恋人がいたって、仕方ないと思うのは自分だけか?
奥さんがいながら、浮気している身で、そこまで憎悪を募らせるかね?
裏切られたって言ってたけど、一種のストーカー並の神経だと思うぞ。

ところで、サマータイムがよく分からないんだけど・・・。
本当は1時間早く時計を進ませるらしいね。
能率は良くなるの?

 

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「犯罪~ドイツの奇妙な事件」 第4話

2015-07-30 07:20:51 | ドイツ映画&ドラマ

原題「Ferdinand von Schirach Verbrechen /フェルディナント フォン シーラッハの“犯罪”」

原作「犯罪」 作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ



2013年にドイツ(ZDF)で放送された作品

第4話「ハリネズミ」(原題「Der Igel」)」(2013年4月14日放送)
監督 Jobst Oetzmann 脚本 Jobst Oetzmann
出演 ヨーゼフ・ビアビッヒラー(レオンハルト弁護士) 

弁護士は、事件の真相を常に知りたい訳ではない。依頼人の無実を信じるかは無関係だ。
弁護士の任務は、弁護する事。
それに尽きる。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
ベルリンで店を襲う大柄な男。
ワリド・ファタリス、26歳。前科12犯。
金を持って走り去り、使った銃は途中で捨てた。
レオンハルト弁護士の所へ、小柄な男性が相談にやってくる。彼は、兄のワルドが強盗をしたのに、無実のイマドが逮捕されていると言いだし、もう1人の兄イマドを助けて欲しいと依頼に来たのだ。
事情を説明するよう促すレオンハルト。彼は、これまでの経緯を話し出すのだった。
8人兄弟すべて前科者のファタリス一家。
一番末っ子のカリムだけは犯罪に手を染めず、ひたすら勉学に励んでいたが、世間からは彼も兄達と同等に見られていた。そんな彼を一番庇ってくれた1人の兄。
イマド・ファタリス、28歳。前科9犯。収監2回。
レオンハルト弁護士は、イマドの裁判の時、証言台にこのカリムを立たせるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
悪知恵とはちょっと違うが、上手く法をすり抜ける作戦を思いつく、カリム。
まあ、あれだけ兄弟が居れば、相性がいい奴も悪い奴も出てくるだろうと最初は思って見ていたが・・・。
でも、なんだ?それでいいの?とは思った。
なんか、これこそ、煮えきれない。

兄弟がいると、なんらかの影響は来る。
優秀だったら、兄は、弟は、優秀なのにと言われる。逆もしかり。
なので、
最初は、このカリムが、がんばってるのに、世間がそう見てくれないから、気の毒だなあ~とは思っていたが、結末を見たら、やっぱあなたも同類なんだねと、ちょっとガックリした。
兄たちは暴力で犯罪を起し、彼は頭脳で起すタイプだけの事なんだなあ~と。

なんか、これから、すべて厄介だなあ~なんて。

それにしてもベルリンは、やっぱ多国籍なんだなあ~と実感。
日本もそうなりつつあるとは思うけどね。

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「犯罪~ドイツの奇妙な事件」 第3話

2015-07-29 08:37:04 | ドイツ映画&ドラマ

原題「Ferdinand von Schirach Verbrechen /フェルディナント フォン シーラッハの“犯罪”」

原作「犯罪」 作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ



2013年にドイツ(ZDF)で放送された作品

第3話「緑」(原題「Grün」)」(2013年4月14日放送)
監督 Hannu Salonen 脚本 Nina Grosse
出演 ヨーゼフ・ビアビッヒラー(レオンハルト弁護士) 
ゲスト ベティーナ・ツィママン(女性警官)

弁護士は、事件の真相を常に知りたい訳ではない。依頼人の無実を信じるかは無関係だ。
弁護士の任務は、弁護する事。
それに尽きる。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
男が牧場へ来て、羊の群れの中に入って行く。羊の目が男を見る。「見るな!」とナイフを振りかざす。
フィリップ・フォン・ノルトエック、19歳。数学が得意。
牧場主が、死んだ羊を抱きかかえ、ある家を訪ねてきた。家主は、いつも通り羊の代金を払う。幼い妹は、フィリップが昨夜居なかったと父親に話した。
サビーネ・ゲーリケ、18歳。無断欠席23日。
女性警官は、ナイフを持ち歩いているフィリップを発見し、刺激をしないように声を掛けた。
「ゲーリケの羊を殺したの?」フィリップは、答える。「18才」
彼の部屋から、サビーネの写真と、何かの目玉が発見された。
レオンハルト弁護士は、逮捕されたフリップに面会へ行くが、彼は、渡されたリンゴに、傷を付けるだけで食べようともしなかった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
動物嫌いな自分には、とうてい理解出来ない、壁に飾るあの姿。
剥製もそうだけど、首だけ飾っておくって気持ち悪くないか?
気が狂いそうになるのも、無理はないと思うけども・・・。

ところで、
数学好きは、精神病みますのん?(~_~;) 
変わり者という扱いが多々あるが、気にしてるだけかな?
数学的思考というかを用いると、世の中すべての物が数字にというか、数式に置き換えられるそうだ。
なので、
フィリップの頭の中はすべての物が、数字に置き換えられてしまう。だから、あの数字が怖いのだというのが、怖い数字って何?と凡人は思ってしまう。
理解しにくい世界感。まったく分からない訳でもない気がするけども・・・。(どっち?)

で、
悪魔は666なのだそうだけど、この弁護士さんが、ある解釈を述べてくれている。
それを聞いた瞬間、こじつけ?と思ってしまった。( ̄。 ̄;)
聖書がうんぬんからんでくるみたいだけども。あ~宗教がらみは苦手だ~。

いつもながら、かっちりした役柄のツイマーマン(ツィママン)。
警官の制服が、妙に似合わなかったのは、気のせいか?

ちなみに、
オチは、え?そんな事?だった。(^◇^;) 
彼がややこしくしてくれたのか、それとも若者を理解出来ない大人がしたのか?( ̄。 ̄;)

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「犯罪~ドイツの奇妙な事件」 第2話

2015-07-28 07:27:28 | ドイツ映画&ドラマ

原題「Ferdinand von Schirach Verbrechen /フェルディナント フォン シーラッハの“犯罪”」

原作「犯罪」 作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ



2013年にドイツ(ZDF)で放送された作品

第2話「タナタ氏の茶盌(わん)」(原題「Tanatas Teeschale」)」(2013年4月7日放送)
監督 Jobst Oetzmann 脚本 Jobst Oetzmann
出演 ヨーゼフ・ビアビッヒラー(レオンハルト弁護士) 
ゲスト アダム・ボウスドウコス(マノリス) デニス・モシットー(オズジャン) 

弁護士は、事件の真相を常に知りたい訳ではない。依頼人の無実を信じるかは無関係だ。
弁護士の任務は、弁護する事。
それに尽きる。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
建物の外で待っている男が友人にSEXの動画を見せている。
オズジャン、21歳。トルコ系。前科9犯。拘留経験なし。
建物から出て来て、車の運転席へ乗り込む男。
マノリス、27歳。ギリシャ系。飲食店店主。
その車を調達してきた、2人の友人。
サミール、24歳。トルコ系。前科2犯。
3人は、ある家の前に来て、覆面を被り、掃除婦の手を借りて侵入、金庫を丸ごと、盗んできた。
弁護士のレオンハルトを、この3人が訪ねてきた。
それは、この盗んだ品物を、持ち主に返して欲しいという依頼だった。彼は、盗んでから、返そうと思うまでの経緯を聞き出すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
いや~お久しぶりの再会でした~アダム・ボウスドウコス。
「ソウル・キッチン」の主人公は、まんま店長さんしておりました~。(~_~;) 
まあ、良くも悪くも変わらず、活躍してくれてた事に、嬉しかったですが。
「俺は、ギリシャ人じゃねえ」というよく分からない定説を言っておりましたけども・・・。

ネタバレになってしまうが、この3人が盗みに入った家の主人は、日本人!!
それも、題名どおり、タナタ。漢字だと「多奈田」さん。
エンディングに、博物館まで出てくる。
どこぞのお偉いさんなのさ。初めて知りましたけども・・・。

どうも、本当の日本人俳優さんだったみたい。
ふと、日本語で話すシーンがあるのだが、日本語の発音が上手いのだ。大概、たどたどしいのだけども。
でも、あの着物の着方はおかしかったなあ。

この日本人の正体は、謎のまま。まあ、見ていけば察しはつくけども。
それにしても、
ドイツで日本人の金持ちって、普通に居るって事だよね。題材になるくらいなんだからさ。
なんか、恐ろしいなあ。(^◇^;)

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「犯罪~ドイツの奇妙な事件」 第1話

2015-07-27 09:05:23 | ドイツ映画&ドラマ

原題「Ferdinand von Schirach Verbrechen /フェルディナント フォン シーラッハの“犯罪”」

原作「犯罪」 作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ



2013年にドイツ(ZDF)で放送された作品

第1話「フェーナー氏」(原題「Fähner」)」(2013年4月7日放送)
監督 Hannu Salonen 脚本 André Georgi
出演 ヨーゼフ・ビアビッヒラー(レオンハルト弁護士) 
ゲスト エドガー・ゼルゲ(フェーナー医師)

弁護士は、事件の真相を常に知りたい訳ではない。依頼人の無実を信じるかは無関係だ。
弁護士の任務は、弁護する事。
それに尽きる。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
ロットヴァイル市。男がオノで女を殺した。血を洗い流し、着ていた服も着替えた。
フリートヘルム・フェナー、72歳。元開業医。犯罪歴なし。
彼は、警察に電話をし窓口に出た人にこう告げた。「イングリットをバラバラにしました。」
レオンハルト弁護士は、妻殺しの犯人フェナー氏の面会に刑務所へ来る。
フェナー氏の妹から弁護を頼まれたからだ。
彼は、負わなくてもよい罪は負わせたくないという信念から、フェナー氏から事件の真相を聞き出す。
まずは、妻イングリットとの出会いから。
24歳の時に、フェナー氏は彼女と出会うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
今週はちょっと早いですが、このミニシリーズ(全6話)を1話づつ紹介していくので、土曜日までお付き合い下さい。

ドイツのベストセラー小説「犯罪」をドラマ化した作品。本も短編集だそうです。(未読書)
昨年は、この作品の中の1話が映画化され、ここでも、紹介しました。
ご参考にどうぞ。「犯罪(幸福)」感想日記

エンドロールにこの弁護士さんの信念というか、基本的な考えが語られる。
最初に書き出したが、
彼は、あくまでも、その犯罪をしてしまった経緯を大切にする様子。気持ちというか、なんというか・・・。
なので、すっきりさっぱり、正義は勝つ!!みたいな終わり方はないので、ご了承下さい。(~_~;)

それでは、今回のお話。
妻殺しですが、この妻が、殺しても同然みたいな女で・・・。( ̄。 ̄;)
何故に若い時に、若気の至りみたいに、別れなかったのだろうか?と思ったのだが、この夫、むっちゃ生真面目だったようでねえ・・・。
ドイツは、ばんばん離婚するお国だって聞いてたんだけどなあ。
とはいえ、
人の命を奪っていいのか?と思ってしまうのだけど、
実は、「犯罪心理:細江達郎=著」
「殺人」の項目の一説で「人を殺す行為それ自体は犯罪でない。」だそうで、
「しかし、殺人行為はその社会集団の基本的な関係に悪影響を及ぼすものとして禁じられている。」だそうなのだ。

このフェーリー氏の場合は悪影響は与えなかったってこと?
アメリカだと納得なんだけど、ドイツだからなあ。

まあ、とにかく、次回へ・・・。(煮えきれん)

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「美女と野獣」

2015-07-09 07:15:16 | ドイツ映画&ドラマ

Die Schöne und das Biest 2012年 ドイツ作品(ZDF)

監督 マーク・アンドレアス・ボーチャート
出演 ユリネリア・グレーシェル マクシミリアン・ジモニシェック

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
森の中を狩りで駆け巡る一団。ロバにワイン樽を背負わせてい歩いていたヒューゴは、その一団の勢いに押され、一つの樽以外すべて落としてしまった。酒場を経営している彼は、ワインを水で薄めて出すしかなかった。
そこへ、さっきの一団がやってくる。ホーヘンタウンの領主達だった。
仕方なく、薄めたワインを出すと怒り出し、今すぐ土地代を払えと言い出した。しかし、何故か娘のエルザだけは気に入られ、馬上槍大会に招待される。
ヒューゴは、土地代と娘のドレス代をかせごうと、亡き妻の形見のネックレスを売りに出すも、金には出来ず、失意のまま帰路に付いた。
途中、何処かの貴族の屋敷に迷い込み、そこで美しいバラを発見したヒューゴは、一人娘の土産にとバラを1本摘んだ。
すると、そこへ、野獣が現れる。
そのバラと引き替えに、お前が見た最初の人物の命を狙うと言い出す。
ヒューゴは、娘を見ないようにと家に戻るが、娘の姿が最初に目に入る。その事を聞いたエルザは、自分の庭にあったバラを持って、その貴族の家に謝りに行くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツのスペシャルドラマ。
ネットレンタルの欄に掲載されていたが、あまり気にもせずにいたら、何かのDVDレンタルの中に予告編が入っていて、そこで、野獣役が、マクシミリアン・ジモニシェックだとわかり速攻で借りて鑑賞してみたのだ。
彼は、コブラ11の前隊長、エンゲルハートを演じた、シャルロット・シュヴァーブの息子さん。
前の出演作品は、「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」だった。その後、どうしたかな~と思っていたからだ。

なので、
王子に戻るシーンのドキドキ感はなかったが、なかなか、面白かった。

それでは、今週のキーワードを。
「呪い」 民から財産をすべて取り上げてしまった為 
「バラ」 出会いのきっかけと、散るまでという期限 
「ガストン」 領主、財産を狙ってくる 
「父親」 酒場の店主

メイキングがあったので、よろしかったら、どうぞ。(ドイツ語)

Making Of "Die Schöne und das Biest" (2012) - Teil 1

Making Of "Die Schöne und das Biest" (2012) - Teil 2


 

古典にはいなかったが、アニメ版同様、召使いというか、家の使用人というかが2人の恋のお手伝いをしていた。
容姿は、何故か、豚とロバ。(^◇^;) 2人がケンカしながら、がんばって、取り持つのが楽しかった。

そうそう、
その野獣事、ジモニシェックだが。
元来背が高いので、野獣になってもそこは違和感なかった。
しかし、王子の姿になったとき、ロン毛のパーマだったので、似合わない~と思ってしまった。
好みの問題なんだけどね。
短い髪のままではダメだったのかな?(~_~;)

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「コーヒーをめぐる冒険」

2015-06-26 07:27:27 | ドイツ映画&ドラマ

Oh Boy 2012年 ドイツ作品

監督 ヤン・オーレ・ゲルスター
出演 トム・シリング マルク・ホーゼーマン フリーデリッケ・ケンプター カタリーナ・シュットラー フレデリック・ラウ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ベッドで目が覚めたニコ。
恋人には、今晩は無理だと追い出される。とりあえず、自分の住まいに戻るが、上の階の住人から見張られている気がして落ち着かない。
ふと、送られて来ていた封筒を目にし、取り上げられていた運転免許証を取りに行くが、まだ返せる状況ではないと判断され返してもらえなかった。それでも、気分転換にとコーヒーでも飲もうと思い立つが、金が足りず、キャッシュカードで引き出そうとして、カードが機械に吸い込まれてしまった。その事を父親に言いに行くと、大学を辞めて2年も黙っていた事がばれていて、金は出せないとして、追い返されてしまった。
仕方なく、責めて1杯のコーヒーでもと、巡りに巡ってあるバーへたどり着いたニコ。
そこで、見知らぬ老人から話しかけられ、聞きたくもない昔話を聞かされるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
全編白黒。
なんでわざわざ~と思ったが、きっと、ニコから見える世間は色がないように見えるんだろうなあ~と見終わってそう感じた。

何をする訳でもなく、何をしたい訳でもない。
しかし、何かを見つけないと~とは思っているが、思っているだけで、何も出来ない。
それをひたすら「考える日々」として、過ごしてきたニコ。

とはいえ、
親からすると、せっかく大学に行ったのに、何も見いだせないとして、辞めてしまい、そのまま2年間も黙ってお小遣いだけを貰っていたとなると、そりゃ~怒りたくもなる。
しかし、
現代の若者には、そういう人間が多いって事なんだろうとも思う。

自分自身、半年間は、そうやって、日々過ごしているからそういう気持ちも分からない訳でもない。
その年頃で、何かを見いだせというのも現代では難しいのかもしれないとも思える。
簡単に言ってまえば、
「悩める若者象」ってところだろうか。

なんか、一緒に考えさせられてしまったよ。どうしたら、良いんだろうか?ってね。

コメディなんだけど、
何となく、そんな感じが薄れてしまう。親目線で見ちゃうから、どうしても彼の行動にイライラもするし・・・。( ̄。 ̄;)
自分の息子がそうなっちゃったら、どうしよう?とも考えちゃったしさ。(^◇^;)

それにしても、
原題は「男の子」という題名なのに、邦題は「コーヒーをめぐる冒険」となっていたのは驚いた!
遠からず、近からずだから、配給会社の宣伝担当さんは、かなりがんばったんだと思う。

邦題がガラッと変わってしまったから、探すのには、苦労はしたけどね。(^◇^;)

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「モモ」

2015-06-25 09:49:00 | ドイツ映画&ドラマ

Momo 1986年 ドイツ・イタリア作品

監督 ヨハネス・シャーフ
出演 ラドスト・ボーケル ジョン・ヒューストン ブルーノ・ストリ レオポルド・トリエステ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
列車に乗っている男性。
誰もいなかったはずなのに、ふと向かいの席に男が現れる。落としたメガネを拾い掛けると、今までと違う景色が見えた。
向かいの男は、そのメガネは、あなたの物ではなく自分の物だと話しかけてきた。やがて彼は、見えているものは、未来であり、過去であると言い出すのだった。
大都会の外れの田舎町。
円形劇場を掃除していたベッポは、穴の中から少女を発見する。彼女は、自分の事を「モモ」と名乗り、ずっと前からここに住んでいたと言い出した。
彼女は、町の人々とすぐに仲良しになるも、同じ時、灰色の男も現れる。
その男は、町の大人達に時間を貯金するよう、セールスを始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
「ネバーエンディングストーリー」の原作者ミヒャエル・エンデがえがいた物語の映画化の第2弾てところだろうか。
映画も本も知っていたが、今まで、見ようとは思わなかったのだ。
本は、「ネバー~」を読んだ中学の時から、読んでみたいとは、思っていたものの、何故か今まで読んでこなかった。
基本、映画を鑑賞してから読むから、鑑賞しなかったから、読まなかったのだと思う。
それに、ちょっとなんかな~だったから。(だから何がって話だけども)

残念な事に、英語吹き替えになっており、口の開きと聞こえて来る言語が違った為に、日本語吹き替えにして鑑賞。

現実から空想の世界というかの切り替えは、そんなに苦にはならないが、なにせ、時間泥棒ってそんななの?と思ってしまった。
葉巻吸い過ぎ。
見てるだけだけど、煙かったよ。

こっちは、
もしかしたら、原作を読んでから観賞したほうがよかったかもしれない。
なんだか、訳が分からないというか、その本の世界感がちゃんと出てるだけなのか、なんだかおいてけぼりを食った感じだったからだ。

かといって、
原作を読もうという気持ちも起きない。なんでなんだろうなあ。

何しろ、あのギター弾きの人のお話はベタベタだった。
そして、
あ~見えても彼女をそ~だたのかと、ちょっとビックリした。

明日は、よくその原題からそんな邦題をたたき出したなあ~と思える作品を紹介しようと思う。
まあ、内容が邦題に遠からず、近からずだったからいいけどね。

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「ゲート・トゥ・ヘヴン」

2015-06-24 09:00:46 | ドイツ映画&ドラマ

Tor Zumhimmel 2003年 ドイツ作品

監督 ファイト・ヘルマー
出演 マースミー・マーヒジャー ヴァレリー・ニコライエフ ミキ・マノイロヴィッチ ウド・キア

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
旅客機の中。フライトアテンダントに、毛布を貰う乗客。隣の女性を起そうとすると、緊急着陸の表示が出た。
乗務員の指示に従い、外へ脱出すると、そこは訓練センターだった。
空港の清掃員をしているインド人のニーシャは、同僚と一緒に訓練の乗客として参加していたのだ。
彼女の夢は自分自身がアテンダントにある事。
一方、ロシア人のアレクセイは、パイロットになりたくて、ドイツのフランクフルト空港に来るも、密入国者として逮捕されてしまう。
なんとか、収容所からは逃げ出したものの、行き先がない。そこで、脱出の手引きをしてくれた、空港のエンジニア、ダックの元で内緒で働く事になった。
ある日、誰もいない飛行機の中で、ニーシャと出会う、アレクセイ。
2人は恋に落ち、同じ時、彼女には、アテンダントになれそうなチャンスが巡ってくるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
言語は英語。でも、舞台はドイツ。

空港内に住み着く男として、トム・ハンクス主演の「ターミナル」を思い出すのだろうけども、自分は未観賞なので、またく気にならなかった。(~_~;)
逆に、ブルース・ウィルス主演の「ダイハード2」を、思い浮かべてしまった。あの荷物が行き来する中での攻防戦があったな~なんて。

ネタバレを少ししてしまうが、
インド人の彼女には、国に残した幼い息子がいた。彼を入国させたいが~というお話が後半に続く。
というか、
密入国が日常のように描かれていたが、やっぱ空港だとそれは、毎日起こりうる事なのかな?
それにしても、
簡単に幼い子供を飛行機にそれも1人で乗せる事が出来るのかと、びっくりした。
着くまでは、フライトアテンダントの仕事らしいけども、そりゃ~乗り込んだら、空港に到着するまで、どこへもいけないけども、だけども、ちょっと怖い気がした。
本人だって、心細いだろうに・・・。

とはいえ、
外国へ行く飛行機には、1回しか乗った事がないから、よくは分からないけどもさ。

さて、
見知らぬ俳優陣の中、やっとこさ、見知ってる俳優が登場した。ウド・キアだ。
いつも悪役だから、このおっさんなんか企んでるぞ~と思い込んで見てしまった。
だって、プレイボーイのパイロットだったんだもん!
どう見たって怪しいだろう?(゜▽゜*)

 明日は、中学の時から、あの物語は見ないと~と思っていた作品を紹介します。
(厳密に言うと、読まないと~なんだけどね)

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