マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「犯罪「幸福」」

2014-08-28 14:23:33 | ドイツ映画&ドラマ

Glück 2012年 ドイツ作品

監督 ドリス・デリエ
出演 アルバ・ロルヴァケル ヴィツェンツ・キーファー マティアス・ブラント オリヴァー・ネーグル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
弁護士のN.ライディーンは語る。
これは、知人のイリーナの物語だ。
私は、被告人の権利を守る仕事をしているが、罪の有無は関係ない、動機が重要だと思っている。
そして、幸せの置き方もポイントになる。
彼女との出会いは、ちょっとした交通事故だった・・・。
娼婦のイリーナは、道で車と接触した。降りてきた運転手のライディーンは、病院へ連れて行くと言い張るが、彼女は、その場を逃げた。
そして、犬と路上生活をしている青年、カッレと出会う。イリーナは何となく彼が気になり、カッレも彼女が気になって、そのまま付き合い始め、二人で同棲を始めた。
カッレは、イリーナに励まされながら、何とか仕事見つけ続けていた。イリーナも悲しい過去を忘れようとしていた矢先、イリーナの常連客が彼女との情事の最中に死んでしまう。
驚いて飛び出して行ってしまう、イリーナ。
何も知らずに、もう終わったかと、戻って来た、カッレは、客の死体を発見し・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
自分の大好きなドイツドラマ「アラーム・フォー・コブラ11(別邦題「アウトバーン・コップ」など)」で、
 現在ゼミル(エルドゥアン・アタライ)の新相棒アレックスを今年の春から演じている、ヴィツェンツ・キーファーの出演作品。

ヴィンツキー君(個人的にそう呼んでます。だって、名前が長くって~)は以前から、映画の脇役などで知っていたが、役柄は、いつも暗い感じで、彼がゼミルの相棒になるのか~とちょっと不安だった。
偶然にも、
春の放送前にこの作品がレンタルになり、さっそく観賞。
この1本で、相棒を任せても大丈夫だと確信したのだった。

というのも、
彼の笑顔が見れたし、素直な、少年のような青年を演じていたからだ。
さらに、このカッレがむちゃくちゃいい奴で・・・。
それでは、目的のヴィンツキー君はと言いますと。さっきも言ったとおり、イリーナの恋人カッレが彼だった。
わんちゃんと一緒に居るから、お肉が嫌いで、見るのも食べるのも嫌なのに、
愛する彼女の為に、彼は大胆な行動に出てしまう。(ネタバレになるので詳しくは言えないけども)
そこがむっちゃけなげでねえ。(>_<) 
愛する女の為に、そこまで出来るのか?とも思ったが、純粋無垢なカッレなら、やりかねないと思ったのだ。
というか、
そこまで愛しているなんて・・・。(>_<) 
本当に、純な青年だった。

このイリーナの過去も悲惨なのに、
がんばって生きていてねえ。(>_<) 

なんたって、
この弁護士さんがむちゃくちゃ理解があって、すっごくいい人で、世の中、こんな素晴らしい弁護士さんがいるなんて~とすっかり感激してしまったのだ。
オープニングの言葉通り、罪の云々ではなく、動機だというのが、納得できたのだ。

難点を言ってしまうと、話の展開が、早くない。(^_^;) テンポ的には、ちょっとイライラする。
しかし、
純な若い二人の愛として、じ~んと来る事は間違いない。

最近のお薦めの1本。なので、是非観賞してみてくれ。

あ、ちなみに、
ヴィンツキー君には、姉ちゃんがいて、コブラ11にゲスト出演した女優さん、ドルカス・キーファーがその人。


気になる方は
「アウトバーン・コップ Cobraシリーズ 第12話(攻防!暗号解読ソフト)」を観賞してみてくれ。
日本語を話しておりますよ。(*^^)v


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