Ender's Game 2013年 アメリカ作品
監督 ギャヴィン・フッド
主演 エイサ・バターフィールド ハリソン・フォード ベン・キングズレー アビゲイル・ブレスリン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
「打ち負かされるほど、敵を理解した瞬間、僕はその敵を愛しもする」A.E・ウィギン。
50年前。
異星生物体「フォーミック」が地球を襲った。数千人もの人類が死亡する中、一人の指揮官の機転により絶滅の危機は脱した。
それ以来人類は、新たな指揮官を探そうと国際艦隊(IF)を作り、天才児を集め教育していた。
エンダーという少年を観察していた、グラッフ大佐は彼こそ救世主だというが、彼の兄の時も同じ事を言っていた。そんな事を言われているとは知らず、エンダーはいじめっ子に反撃し倒す。その事で家に帰されたエンダーはもう、ダメだと思っていた。
そこへ、あのグラッフ大佐とアンダーソン少佐がやってくる。
反撃した真相を聞いた二人は、彼を次のステップへと連れて行く。
そこでも、いじめに遭うエンダー。しかし、少しづつ、仲間を増やしていくのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
どうしても、
ゲーム世代を宇宙戦争へ駆り出すという発想が賛成出来なかった、自分。
大人にはない柔軟な発想が必要という事は理解出来るが、大人がそんな事に導いていいのかと。
敵陣だとはいえ、命というのもを奪ってもいいのか?と思ってしまう。
それも、本人達が自覚しないままで。
それにしても、なんで最近の異星生物体は昆虫なの?(~_~;)
他に発想はないのか?
「ET」が恋しくなるよ。
言葉が通じない(発しない)相手というのも、厄介。
しかし、何かないか?
人類には聞こえない何かを発しているだとかさ。
柔軟な考えが欲しかったら、そっち方面の柔軟な発想も欲しかったきがするぞ。
それでは、
目的のフォード氏はと言いますと。子供を見いだすグラッフ大佐だった。
どうしても、孫を見つめるおじぃやんに見えて仕方なかった。(~_~;)
それも、古い考えに囚われている頑固なおじぃやんに。
なので、後半は、すげ~強引に見えた。
憎たらしい~とも思えた。
悪役に近い印象だった。
そういう要素も持ってたって事だけどね。
ぶつぶつ文句が多かったが、いじめっ子に対抗するのは、いつもながら、すか~とした。その点は、大賛成だったけどね。
子供を導くのは、大人の役目。
次世代に託すのも分かるが、彼らが考え、本当にそれでいいのかと自分で思える発想が必要だと思ったよ。
未来の話しだけども、現在にも通じるのではないかな?
と
ちょっとお堅く考えましたとさ。(^◇^;)
Morning Glory 2010年 アメリカ作品
監督 ロジャー・ミッシェル
主演 レイチェル・マクアダムス ハリソン・フォード ダイアン・キートン パトリック・ウィルソン ジェフ・ゴードラム
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
TVプロデューサーのベッキーは、友人から紹介された男性とデートをするが、話す事が仕事の事ばかりで、フラれてしまった。さらに、その愛すべき仕事も、あろうことかクビになってしまう。
失業中の彼女にibs局のジェリーから面会の連絡を受けた。ここぞとばかりに、必死に自分を売り込むベッキーに対し、半ば呆れながらも採用を決断したジェリー。
彼女に担当させたのは、低迷中の朝の情報番組「デイブレイク」。
初めてのミーティングでスタッフの提案を見事にさばいた彼女は、メインキャスターを小さい時に憧れたキャスター、マイクに頼みに行く。プライドが高い彼だったが、仕事もなくお金に困っていた彼は、しぶしぶ引き受ける事にした。
斬新的なキャスターはいいが、内容があまりよくない。低迷からも脱出出来ず、番組は6週間後に終了する事になってしまった。
ベッキーはなんとか、内容的にも斬新的にと奮闘するのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、映画「アデライン、100年目の恋」が公開中で、来月、いよいよ公開される映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に出演している大好きな俳優、ハリソン・フォードの出演作を紹介しようと思う。
年に1度は、何かしらの映画に出演している、フォード氏。そんな彼には、ちょっと珍しいコメディ作品。
なかなか、上手いので今後もこんなラブコメっぽいのも出演して欲しいなあ。
とはいえ、
最近はなかなか定番の役柄が多い彼。まあ、年齢も年齢だからなあ。(^◇^;)
なので、
ちょっと、「アデライン~」ではどんな感じか知りたいのだけども、田舎じゃ~公開しないときたもんだ。う~がっくり。(>_<)
それでは、、目的のフォード氏はと言いますと。昔からの憧れのキャスター、マイクだった。
そりゃ~彼女が幼い時の人気キャスターだったのなら、このくらいの年齢は納得だけどもね。(~_~;)
さらに、頑固オヤジのプライド高めにも、いつもの感じ。
それでも、
毎回、良い感じなんだよねえ~上手いしさ。
ラストは意外とほろりとさせられ、おじぃやん=マイクの頑張りも、なんか格好良く見えたよ。
「シャーロック~」の時は、好印象でなかった、マクアダムスも、この役は気に入った!
そして、なんたって、やっぱ大御所、ダイアン・キートンだよねえ~。
おばちゃまパワーも可愛かったですよ。
仕事が上手くいくと、恋も何故か上手く行く。そして、優秀だと引き抜きが来る。
いろんな事が定番のベタベタな話しの展開だったが、なかなか楽しかったよ。(^_^)v
Cowboys & Aliens 2011年 アメリカ作品
監督 ジョン・ファヴロー
制作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
主演 ダニエル・クレイグ ハリソン・フォード オリヴィエ・ワイルド サム・ロックウェル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1873年、アリゾナ。
荒野で目を覚ました男は、ケガをしていた。そして、左腕には奇妙なブレスレットが着けてあった。自分が何者か分からないまま、男は通りすがりの男達に襲われるも、あっさり倒してしまう。
そのまま彼らの馬を盗み街へやってきた男は、ジェイク・ロネガンというお尋ね者だという自分の顔のポスターを発見する。
あえなく保安官に逮捕されたジェイクは、同じく牢屋に入っていた権力者ダラー・ハイドの息子パーシーと共に違う場所へ輸送される事になった。
すると、街に見たこともない物体が飛んでくる。逃げ惑う人々の中で、ジェイクは、無意識に左腕のブレスレットを彼らに向けた。そこから、何かが発射され物体を打ち落とした。
彼はいったい何者なのだ?
勝手な感想(自分の思い込み多々)
申し訳ないが、予告編を見た時、B級路線全開かと思ったのだ。
なのに、
これがあの天下のスピルバーグ制作で、ハリソン・フォードとダニエル・クレイグが主演と聞いた時にはすげ~驚いたのだ!
さらに、
西部劇にSF?
時系列が~と思ったが、よく考えたら近年エイリアンが出没したんじゃなくて、彼らだって古くから宇宙には存在したんであろうから、この時代に現れてもおかしくはない訳で・・・。(^_^;)
それでもまあ、度肝を抜く企画ではあったのだ。
あらすじの続きを申しますと。
この飛んできた謎の物体に、街のほとんどの住民が連れ去られてしまい、その中には、権力者の息子パーシーもいたもんだから、親父は息子を取り戻す為に彼らの後を追う集団を集めて、助けに向かうのだ。その中に必然的にジェイクも加わるというもの。
まあねえ、一人で宇宙船打ち落とせば嫌でも行くしかないものね。
それでは、
まず、主役のジェイクを演じたクレイグはと言いますと。
益々、マックイーンに似てると思ってしまった、ich。
いや~かっこよかったよ。
話が進むにつれて彼の身辺もあきらかになっていくのだけど、なんかそれも彼らしいというか、なんかすっごく似合っていたんだよねえ。
また、西部劇出てくれないかな?
そして、
もう一人の我が大好き俳優、フォード。街の頑固おやじの権力者、ダラー・ハイドだった。
なんか、頑固親父がめっちゃ似合った彼。
権力振りかざしてむかつくベタな親父なんだけど、いい感じだったのだ。
悪役的な雰囲気の役は彼には珍しかったけど、すっごく上手だった。
でも、
すっごく、クレイグとの歳の差を感じたけどね。(当たり前なんだけどもさ。)
何はともあれ、エイリアンですよ。
前々から言っているが、似たり寄ったりのエイリアン。
ちょっと前までは、ハ虫類だったはずが、現在では昆虫!
それも特にバッタにそっくり(@_@)
2本足で立つバッタって感じなのだ。
西部劇にエイリアンは新鮮だったけど、エイリアン自身には新鮮味にかけた。
もうちょっと、
デザイン的アイディアはないのか?
それとも、
エイリアンをデザインする人って決まってるのか?
それとも、
エイリアンに決まりがあるのか?
どっちしろ、
もう、あの手のエイリアンは飽きた。(-_-;)
「E.T」みたいな斬新的なエイリアンはもう出て来ないのか? ちびっと寂しいよう。
Indian Jones and the Kingdom of the Crystal Skull 2008年 アメリカ作品
監督 スティーブン・スピルバーグ
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード カレン・アレン ケイト・ブランシェット シャイア・ラブーフ ジョン・ハート レイ・ウィンストン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1957年、米国、ネバダ州。
ソ連兵のイリ-ナ・スパルコに拉致された考古学者のインディアナ・ジョーンズは、友人のジョージ・マクヘールと共に大きな格納庫の前に立たされていた。この膨大な木箱の中から1つの木箱を探し出せというものだった。
見事に発見し、その場の脱出に成功したインディ。
コネチカット州でいつものように教壇に立った彼だったが、FBIから疑りを掛けられ、トラブルを避けたい大学側から解雇を言い渡される。
この地を去ろうと列車に乗り込んだインディに一人の青年が声を掛ける。
彼の名はマット・ウィリアム。母親から手紙を預かり、ジョーンズ博士に渡すように言われたというのだ。そして、叔父の様な存在のオックスリーを助け出して欲しいという。
インディは、まずその手紙の解読から始めるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
またもや、かなりの長文です。(爆)
待ってましたインディ!
まあ、月日が流れすぎてむっちゃ心配してましたが、(公開されるかいなか、アクションは大丈夫か、などなど)なんのなんの蓋を開ければ
すこぶる面白いじゃないですか!!
スピルバーグ曰く「インディ初心者でも楽しめるように」という事で、シリーズを見なくても十分話にもついて行ける構造にはなっているが、やはり見直して見に行って正解だったと実感した。
だって、オープニングの倉庫の中には、“あれ”が納められていたし、このマット君はやっぱり~と思ったけどそうだったし。
父ヘンリーの写真とか、マーカスの肖像画とか、このシリーズが大好きな人にもクスっと楽しめる要素が満載だったからだ。
あ~出来ればもう一度映画館で見たいよう~。
物語はいつもの事ながら単純明快。このクリスタル・スカルを発見し、ある場所へ向かうとある膨大な宝が手に入るというものなのだ。
そして、今回のキーパーソンは、このオックスリーさん。
彼がいい感じで謎めいているから面白い。
さて、
我がヒーロー、インディ。
オープニングの立ち姿に一瞬不安がよぎったが、動けばインディその人だった。
良い具合に歳を取ったインディ。
昔のようにがむしゃらに冒険を続けている感じがないのが良かったね。
そして、要素、要素に年月を漂わせる感じが好きだ。
初めのムチを使っての渡るシーン。
昔だったらす~と行けるのに、あれまあ、ブランコになってしまって着地に失敗。
さらに「昔は若かったからこれぐらいは倒せたけど」と何人もの兵士の前であっさり手を上げるインディ。
でもねえ、
いざというときはやっぱインディな訳さ。
そういえば、若手のマットもがんばってましたね。
フェンシングという下りがあったので「む?」と思っていたら見事に見せてくれました。
個人的にはやっぱりマリオンの存在が嬉しかった。
これまたいい感じに歳を取ったマリオン。
だけど、男勝りの美人さんはそのままでした。
あ~マリオン。ラストもすっごく嬉しかったよ~。
一番心配していたフォードのアクションもなかなか大丈夫でした。
それに物語もまあまあ良かった。
ちょと引っかかりがあるオチだけど(ネタバレになるのでここでは話せないが)最後にそれを見せなかったのは個人的に特典が高かったぜ。
一つだけ現代のスピルバーグらしいなあと思ったのは、ある実験の場面。
インディの取った行動どうこうではなく、そのシーンをわざわざ入れた事に違和感があったのだ。
なんだか風刺が効きすぎて個人的には重かった。
単なる娯楽を作ってくれたんじゃなかったのか~と。少々がっくり・・・。
あまり期待しないで見ようと、いろんな情報をシャットアウトして見に行ったich。
一つの事柄はやっぱりねえと思ったが、後は断然面白かった。
インディ復活!!
だけど無理しないでくれ。
次世代に受け継がれてもいいのだけど、
受け継ぐ奴が彼って言うのが個人的に不安を感じるのは、やっぱ自分だけかな?
というか俳優の好みの問題かも?(爆)
誰かさんのお気に入りらしいんだけどさあ~。(苦笑)
Indian Jones and the Last Crusade 1989年 アメリカ作品
監督 スティーブン・スピルバーグ
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード ショーン・コネリー アリソン・ドゥーディ ジョン・リス=ディヴィス ロナルド・レイシー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1912年.12歳のインディアナ・ジョーンズは、ボーイスカウトで行った洞窟で、コロナドの十字架を盗みだそうとしている盗賊から十字架を奪った。しかし、まだ少年だった為に逆にインディが、泥棒だとされて、取り上げられてしまうのだった。
そして、1938年。インディは、再びその十字架を手に入れる事が出来たのだった。
そんなある日の事。いつものように教壇にたっていると、大富豪のウォルター氏からある宝物を探して欲しいとの依頼を受ける。それは、自分の父親ヘンリーが長年研究していたものだった。偶然にも自分の手元に父親から手帳が届いていた。さらに、彼を訪ねると部屋が荒らされている状態。インディは、ウォルター氏の依頼を受けると共に、ヘンリーの行方を追うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
公開時に映画館へ見に行った作品。
大きなスクリーンでインディを見たのは、これが始めてだった。
あの音楽が流れて来たときはむちゃくっちゃ嬉しかったが、
しばらくの間、シリーズとおしてこの物語は好きではなかったのだ。
期待が大きすぎたのかもしれない。
ついでに、前回どうようのジェットコースタームービーを期待していたからかもしれない。
今回見直せばなかなか面白くていい感じだったのに、当時は何を思っていたのだろうか?
コネリーのおとぼけぶりが許せなかったのか?(今見たらむっちゃいい感じなのに)さらに、あのヒロインがどうしても嫌だったからか?
彼女には、2年前に再会した。
これまた冒険活劇でスウェイジ主演のTVスペシャル「キング・ソロモンの秘宝」である。
ず~とお目に掛かっていなかったのに、彼女だとすぐ気がついた。
それほどまでにこの映画の時の印象が強烈に残っていたという事だと思うが。
物語はキリストが最後の晩餐で使い磔にされたキリストの血を受けた聖杯を探すというもの。
その研究を長年していたのは、インディの父親ヘンリー。
この人物を演じたのがショーン・コネリーとなる。
実は今では有名な話だと思うが、フォードとコネリーはさほど歳が違わない。12歳だけなのだ。冗談で、コネリーだったらその歳で父親になれるだろうなんて言っていた事を思い出す。(爆)
なんたって今回の見せ場は、ラストの聖杯を取りに行くシーンだろう。
考古学者的な頭脳と、冒険家という運動神経でインディは見事にその場所へ行く。
はらはら、どきどきしながら、父親ヘンリーと共にあの謎解きの言葉を発した事は言うまでもない。
ジュニアといつも呼ぶヘンリーに最後名前で呼ばれて嬉しそうだったインディ。
だけど、その名前は・・・。
インディの幼い時をリバー・フェニックスが演じている。
彼の事は苦手だったので(さらに長髪だったし)なんで彼なの?と思った事を思い出した。
ちなみにTVシリーズは、ショーン・パトリック・フラナリー。
どっちにしろ、昔のインディってお坊ちゃんみたいだったって事かも?
今じゃあごっつい感じなのですけどねえ。
さて、3作品見直していよいよ最新作となる。
見直して良かったと個人的には思った。
その理由は明日話す事にしよう。(笑)
Indian Jones and the Temple of Doom 1984年 アメリカ作品
監督 スティーブン・スピルバーグ
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード ケート・キャプショー キー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー・クァン) アムリッシュ・プリ リック・ヤング
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1935年、上海、クラブ「オビ・ワン」。
考古学者のインディアナ・ジョーンズは、上海マフィアのボス、ラオ・チェイとヌル・ハチの遺骨を巡り、取引をしていた。取引の途中で、不覚にも彼らから毒を盛られたインディは、解毒剤を手に入れようと死闘を繰り広げる。その場に居たクラブ歌手ウィリーを巻き込みどうにか解毒剤を手に入れ、クラブを脱出し、助手の少年ショートラウンドと3人で上海を飛び立ったインディ。でも、乗り込んだ飛行機は、またもやラオ・チェイの息が掛かったものだった。
飛行機は墜落。しかし、奇跡的に助かった3人を迎えたのは、老人のシャーマンだった。
彼が住む村ではシバリンガと呼ばれる聖なる石が盗まれ、子供達が連れ去られてしまったと言う。そして、インディに命からがら逃げてきた少年が助けを求めるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今回は長文である。
なぜなら、
今まで見た映画の中で最高傑作だとichが自負しているのがこの作品だからだ。
この映画に出会った事で映画の素晴らしさを知り、映画マニア(中途半端だけれども)への道を進み始め、現在の自分があるのだから。
人生の岐路に立つ度にこの映画を見てがんばってきたich。
何度となく、あのテーマソングで救われた事か。
シリーズ通して異端な作品であり、制作したスピルバーグなどはあまり好きではないと言っているのだが、
個人的にはもの凄く大好きで大切な作品であるのだ。
ジェットコースタームービーと言われるこの映画。
次から次へと話が展開していき、息もつかせぬスピードであっという間にエンディングへと誘うのである。
映画はあくまでも娯楽。
エンターティメントという感性がすっごく出ている作品だと思う。
こんなに映画って楽しくて面白いものなのだと実感させられる。
今現在、何度となく見てもそう思う。素晴らしい作品だと自分は思うのだ。
物語は前回同様単純明快。
村にあったシバリンガをパンコット宮殿(盗んだ人物が居る場所)からインディが盗み出すというお話。
しかし、
今回のインディはとっても人間臭い感じがするのだ。
オープニングから毒を盛られたり、カリの血を飲まされ人格が変わってしまったり。
考古学者的な知的な面は控えめだが、
ヒーローでも一人の人間なのだという描き方が大好きだったりするのだ。
そして、
忘れてならないのが相棒のショートラウンド。
少年だけどしっかりとインディとの友情、絆があるのだ。
人格が変わってしまったインディにたいまつの炎を押し当てるシーンは何度見てもじ~んと心を打つ。
ショーティが目に涙を浮かべ
「Indy、I Love you !」
(インディ、好きだよ)
「Wake up ! Indy. You’re my best friend. Wake up、 Indy !」
(目を覚まして!インディ。おれの親友だろ。目を覚まして、インディ!)
by DVDより
と叫ぶのだ。
それまでジョーンズ博士と呼んでいたのに、この瞬間からインディと叫ぶ。
それに答えるインディもめっちゃ素敵なのだ。正気に戻ったよというあのウインク。
すげ~かっこいい!!(重症ですので)
忘れてならないのが、トロッコチェイス。
今見たらとんと特撮が分かるのだが、当時は画期的だったのだ。
初めて見たのはビデオレンタル時。その後は、TV放映を録画したものを何度も何度も見ていた。
ので、久しぶりに字幕で見て、ショーティの声にびっくりしたのだった。(爆)
昆虫の絨毯とか、大橋のシーンとか、異色の食事会とか、まだまだ言いたい事は山ほどあるが・・・。
是非、まだ未観賞の人は見て頂きたい。
スッゴク面白い最高傑作(個人的に)な作品だから。
Raiders of the Lost Ark 1981年 アメリカ作品
監督 スティーブン・スピルバーグ
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード カレン・アレン ジョン・リス=ディヴィス ロナルド・レイシー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1936年南アメリカ。考古学者のインディアナ・ジョーンズは、「チャチャポヤンの戦士」の神殿に宝物を求めて助手と共に侵入していた。数々の難関を乗り越え、神殿を出てきたものの、ライバルのべロックにその宝を取り上げられてしまう。
大学に戻ったインディは、アメリカ政府から、ヒトラーが血眼になって探している「アーク(聖櫃)」を彼らよりも先に発見してくれとの依頼を受ける。
そこで、インディはその隠された場所を示している「ラーの杖」のメダルを持っているであろう恩師アブナー教授に会いにネパールへ向かった。それは、彼の娘マリオンとの再会も意味する。案の定、マリオンはインディに会うなり彼を追い出してしまうのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
現在大ヒット中の映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を記念して、今週はこのシリーズを掲載する事に。
「スター・ウォーズ」と同様、個人的に大・大・大好きなこの映画。
初めて見たのは初TV放映の時だった。
映画の雰囲気や、作品的にはすっごく面白かったが、主人公がイマイチだなあ~と思った事を未だに覚えている。
フォードに惚れたのは「スターウォーズ 帝国の逆襲」のTV放映時だったので、まだこの時は眼中になかったのだ。
それに、
どう見ても運動神経が鈍そうなフォード。(爆)
フォード自身はもやしっ子(今じゃあそう表現もしませんかね)だったという事で、あまり運動はしなかったようだ。
だいたい、
オープニングの走り方で分かるよなあ。スマートじゃないんだから。(苦笑)
見直してみて初めて字幕でみたような気がした。
見るたびにTV放映だったので全編吹き替えだったのだ。
なので、
カレン・アレンの声にちょいとびっくりした。
物語はアークを巡る争奪戦。単純明快なストーリー展開なのだ。
しかし、そこが面白い。
取ったり取られたりの攻防戦。
アークを発見するまでの考古学者的な知的な面も出ていて、すっごくうきうきわくわくさせてくれるのだ。
最初は印象が悪かったインディだけど、
フォードが演じるインディが最高にいい感じなのだ。
不器用な男という雰囲気がにじみ出ている。
何たってカレン・アレン演じるマリオンとの関係がスッゴク素敵なのだ。
かつての恋人同士だった(?)二人。
マリオンは会うなり、邪気に扱う。
しかし、
必死にアークを取り戻し、彼女を助け出して、傷ついたインディをマリオンは優しく介護する。
その時の二人の関係がなんともいえないがすっごくチャーミングでいいのだ。
さて、アクションの切れがあまりよくないインディだけど、それは考古学者(ガリ勉だった)という事で少しインディの印象を修正したich。(爆)
シリーズ通して、女性キャラの中で一番好きなのがこのマリオン。
最新シリーズでも再登場してくれてると聞いたときは飛び上がって喜んだ。
めっちゃ可愛いマリオン。
男勝りの美人さん。
う~ん、あの感じがいいんだよ。
再登場が今から楽しみだぜ!
Witness 1985年 アメリカ作品
監督 ピーター・ウィアー
主演 ハリソン・フォード ケリー・マクギリス ルーカス・ハース ダニー・グローヴァー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1984年、アメリカ・ペンシルバニア州。その一角にアーミッシュが暮らしている村がある。そこの住人のレイチェルは夫の死後、姉の住む町へ息子のダニエルと一緒に向かう。しかし、途中の乗り換え駅で息子が殺人事件を目撃してしまった為に、足止めをくう。先を急ぎたい彼女に対し、担当刑事のジョン・ブックは、犯人の顔を知っているダニエルに何人もの写真を見せる。そして、犯人が分った瞬間、ジョンは何者かに命を狙われてしまう。危険を感じた彼はレイチェルらを連れて、彼女の住むアーミッシュの村へ逃げるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
インディまでは行かないが、何回か好きで見ている作品。今回も久しぶりに見た。
(お薦めくださったくりりんさん。本当に失礼しました)
ストーリーが分りきっているにも関わらず、いつもながら、切なく、感動する。
フォードは主役のジョン・ブック。
荒っぽい捜査はするが、きっちり正義を通す刑事。そして、やさしい男だったりする。
先日見た「ハノーバー・ストリート」のハロラン中尉に似ている感じかも?
一番好きなシーンは納屋で壊れた車を修理する場面。
バッテリーが直り、車のラジオから音楽が流れ出し、ふと現れたレイチェル相手にふざけて踊るシーンだ!可愛らしい感じがして大好きなのだ。
一発で曲を覚えたよ。(題名ではなくメロディー)
そして、
当時は必死に覚えたあのセリフ。
「If we’d made love last night. I’d have to stay or you’d have to leave.
=もし、夕べ君を抱けば、僕はこの地を離れられなくなる。もしくは、君が離れることになる」
レイチェルの裸を見た夜の次の日の朝、ドア越しというか、網越しにジョンが言うセリフ。
雑誌に載っていたこの英文を必死に覚えてしばらく忘れなかったのに、すっかり思い出せなくなっていた最近のich。
DVDを購入して字幕で確認してもう一度覚え直したよ!
が、すぐには出てこなくなっているのが現状だったりして。(苦笑)
実は、当時は、ケリーも好きだった。控えめな女性というのが好きだったりした。
最近はお見かけしないが、DVDの特典のインタビューを見たらあれびっくり!そりゃそうだ!
何年経ってるっていう話だよ。
ルーカス君も青年になっていたし。
そういえば、
この映画でデビューしたのが、ヴィゴ・モーテンセン。
アーミッシュの村人の一人にちゃっかりおりましたよ。ファンは絶対見つけられます。セリフも少々ありますから。
この映画は最高にいい!
こういう映画に再び出演して欲しいと願う日々だ!
Blade Runner The Director’s Cut 1992年 (1982年 作品) アメリカ作品
監督 リドリー・スコット
主演 ハリソン・フォード ルトガ・ハウアー ダリル・ハンナ ショーン・ヤング
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
2019年。人間の変わりに危険な作業をする人造人間達(レプリカント)がいた。彼らは、自分達の存在価値と寿命を知りたくて、密かに他の星から4人地球に潜り込み製造元のタイレル社への侵入を試みていた。一方、彼らの抹殺を仕事とするブレードランナーことデッカートは、彼らの行方を知る為にタイレル社を訪ねる。そこで一人の女性レイチェルと出会う。彼女は自分がレプリカントとは自覚していなかったが、彼は彼女がレプリカントと見抜きそして、気になり始める。そんな時、一人のレプリカントを発見、抹殺するのだった。しかし、彼自身はこの仕事に疑問を抱いていた。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
始めに見たバージョンは、説明過多のナレーションと取って付けたような希望的ラストシーンがあった。(雑誌の切り抜きの表現を引用)
とはいえ、あれはあれで気に入っていたのでいいのではないか?と思うが、92‘年に監督が改めて編集したバージョンをもう一度改めて鑑賞してみた。
と、やっぱりこれもこれで気に入っているich。
フォードは、レプリカントの女性と恋に落ちるブレードランナー事、デッカート。
無口で落ち着いた雰囲気の出来る男という印象をめっちゃかっこよく演じているのだ。
この役柄は個人的には大好き!!ソロ船長ともインディともちょっと違う感じのヒーローだから。
ヒーローと言っても無敵じゃない。レプリカントとまともに対戦すれば、あっさり倒されてしまいそうな危うい感じがいいのかもしれない。人間っぽいといのかな?そして、自分の仕事に嫌気が差している感じ(人造人間とはいえ、殺してもいいものだろうか?という迷い)が、どことなく好感が持てるからだ。
映画全体の雰囲気も大好き!!
ちょっと妙な日本が入りすぎてはいるが、あの近未来的な廃墟とかした都会というのが好きだったりする。
さりげなく、箸使ってうどん食ってるフォードに感激したりして。(笑)
ルトガ・ハウアーが演じているバッティというレプリカントもいい感じだなあ。ただ、ダリル・ハンナが演じているレプリカントは、異様な雰囲気で怖い。(^^ゞ
そうそう、このハウアーがティル君の映画「ノッキン~」に友情出演していて数年ぶりに見た彼はあの「ブレードランナー」に出ていた彼だと気がつかなかったよ。エンドロールの名前で気がついて改めてみたら、あの時の雰囲気が残っていた。
なんとなく嬉しかったなあ~。未だに役者をしていてくれた事にさあ。
ダリル・ハンナは映画「キル・ビル1・2」で再会だったかな?
で、ショーン・ヤングはいずこに?
Frantic 1988年 アメリカ作品
監督 ロマン・ポランスキー
主演 ハリソン・フォード エマニュエル・セニエ ベティ・バックリー ジョン・ホマニー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
外科医のリチャードは、学会の為に妻と二人でフランスのパリを訪れる。新婚旅行以来の二人きりの旅。楽しいひと時を過ごすはずだった。宿泊先のホテルについたリチャードは、妻のトランクが空港で入れ違った事に気がつく。そして、彼がシャワーを浴びている間に妻が失踪してしまう。地元の警察やホテルの警備員に誘拐ではないかと伝えても誰一人本気で捜査をしてくれなかった。そこで、彼は間違えたトランクを無理矢理こじ開け、中に何か妻の誘拐に関して手がかりがないか探すのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
以前も見ていたはずなのに、物語をいっさい覚えておらず、逆にそれが良かったのか気がつくと夢中で映画を見ていた。
言葉が通じない異国の地でどうにか愛する妻を探す、普通の男というのがやけにかっこよく思えたこの作品。
オールバックがやけに歳食った感じに思えた当時だったが、なんのなんの、今回はもの凄くかっこよくフォードが見えたのだ。(笑)
フォードの役はこの外科医のリチャード。
外科医と言われても医者らしき知識を披露するのはほんのちょっとだけ。
後は、ごくごく普通のアメリカ人の夫と言う感じだった。
とはいえ、
君、きみ、いつそんなきわどいヌードを?という場面がある。ありゃ?とびっくりした。
最初のシャワーシーンでお目にかかっていたので、そんなにサービスしなくても・・・と思ったが。(^^ゞ
サスペンス的にもなかなかだった。
だが、ラストがどうもしりきれトンボのようで、自分的には納得いかない。どうにもならんかったのかな?と、ちと残念でならない。
あんなんで、本当にいいの?(苦笑)
The Mosquito Coast 1986年 アメリカ作品
監督 ピーター・ウィアー
主演 ハリソン・フォード リバー・フェニックス ヘレン・ミレン マーサー・プリンプトン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
チャーリー・フォックスには、ちょっと変わり者の発明好きな父親アリーがいた。すぐ下の弟と双子の妹、そして母親は、父親の事を愛し尊敬していた。彼自身もその一人だった。ある日、雇い主のドグからの仕事を放り出し製氷機を作り出したアリー。氷を見たことも無い南の島へ行き、生活しようと思いつく。そして、家族を連れて“モンスキート・コースト”へ移住するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
以前に1度だけ鑑賞した覚えがあった。その後、二度と見なかった作品を今回見てみた。
時が経ち、自分もいろいろと人生経験をつんだ今、この映画の印象が変わるかと思ったのだが。
フォードはこの変わり者の父親アリー。文明社会に背を向け、自然との融合生活を望む父親役。
絶対的に自分が正しいと思い込んでいる頑固者の男なのだ。まったく強引だし、子供たちには「核爆弾が落ちて、アメリカは無くなった」と騙すし。それに、馬鹿でかい製氷機「モンスター」を作り出し、自分の家にはその冷風を利用して部屋を快適にしちゃうんだよね。
見ながら、この親父いったい何したいんだ!と思った。
自然と融合して暮らすんじゃねえのかよと。それじゃあアメリカでの生活とそう変わりない環境を作り出してるだけじゃん!と無性に腹立たしかった。
この地に来て【神様】にでも成りたかったのか?とも思ったり。(苦笑)
この父親にけなげについていく、家族。
奥さんは文句一つ言わない。逆にこれも腹立たしい。子供が4人もいるのだし、理想と現実のギャップを一番背負うのはこういう弱い人間なのだから、もっとちゃんと言って欲しかった。長男もしかり。
一番好感が持てたのが次男坊だった。帰りたいとか父親が嫌いだとかって、普通の人間だったらそう思うよねえ、とそこは、ホットして見れた。
この作品で長男役のリバー・フェニックエスに人気が出たと思う。が、どうも自分には好かない。
それに、この役のフォードもちょっと遠慮したい。
偏屈な親父を上手く演じているが、上手すぎてなんだか嫌なのだ。合いすぎているというのか、なんというか。ボビーが演じるような感じ(ちょっと愛らしい感じ、憎めない感じ)には捕らえられない自分がいる。ラストもラストなので、無責任な~(恕)と思ってしまいどうしても救いがたい。
だからという訳でもないがどうもこの作品は好きになれない。
昔の印象と変わらなかった。むしろ、以前より倍も嫌になった。また、数年間は見ないだろう。(笑)
『アメリカ特有の開拓精神を洞察するP・セローのベストセラー小説が原作』なのだそうだ。
自然に文明をいれるといい事もあれば、悪いこともあると言う事だろうか?人間が快適な暮らしを求めれば求めるほど自然との摩擦が生じ、とんでもない事になっていくという事を訴えたいのか?とも思った。
そこらへんのメッセージは十分伝わった気がしたけども。 (^^ゞ
Firewall 2006年 アメリカ作品
監督 リチャード・ロンクレイン
主演 ハリソン・フォード ポール・ベタニー ジミー・ベネット マリ=リン・ラジスカブ ニコライ・コスター=ワルドー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
シアトルのパシフィック銀行幹部、ジャック・スタンフォードは、コンピューターセキュリティーシステムのスペシャリストだった。ある日、突然身に覚えの無い借金の請求書が会社に送られてくる。そして、友人のマーシーからある男を紹介される。ジャックは別段気にも留めず、家族との約束の為に会食の席を外す。すると、その男が彼の車に無理やり乗り込んできた。そして、ジャックにこういった。「お前の家族を監禁している」その男は、銀行の金を狙うビル・コックスという強盗犯のリーダーだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年春公開されたハリソン・フォードの最新作。
せっかく映画を一緒に見ましょうと誘いを受けたのに、どうしても公開時期に見に行けなかったich。
その節は大変失礼しました。本当にすみませんでした。これに懲りずに宜しかったらまた、映画に誘って下さい。
と、その後も多くの方々からまだ見ないの?とか、是非見て。などいろいろ助言を頂きまして、本当にありがたかったです。
その節はありがとうございました。また、これに懲りずに助言をして下さい。
さて、本題へ。
フォードが久しぶりに彼の定番”家族を守る父親=家族のヒーロー“という役がこの作品。
彼は主役のセキュリティーのプロ、ジャック・スタンフォード。(ジャック?バア・・・(笑))
必死に家族をこの強盗犯から救い出そうと機転を利かせてがんばるのだ。コンピューター=フォードの印象がどうにもしっくり来ない感じがしたが、なんの見てみるとそうでもなかった。ラスト近くの送金もなんとなくしっくり来ていた感じ。アクションも良かった。
老体に鞭打ってという感じはなく、今までどおりの彼のアクションだった。
これじゃインディー4もいけるかな?とファンとしては少々安心したのだ。
そして、この映画は彼以外の注目すべき役者がたくさん出ている。
まずは、ジミー君。
「ポセイドン」で必死に脱出していた男の子。今回も「パパ!」とジャックの息子役を熱演。フォードにとって孫か?とも思えるのだが、息子として泣き叫んでいた。
う~む。可愛いけど大変だなあ~とちょっと思った。溺れたり、誘拐されたり、災難続きだよね。(笑)
で、次がラジスカブ嬢。
あの「24 シーズン3」のクロエちゃん。今回も同じくクロエ?という感じのジャックの秘書を熱演。何故に彼女はいつも不満げなお顔だちなのでしょうか?というか一言多いと言うか場を読めないというか。それでも最後はいい人になるのだから計り知れない彼女の魅力。(笑)
で、教えていただいてなかったらたぶん見逃しているワルドウー君。
ジャックに倒されては居ましたが、なかなか存在感があったよ。いいんでないかな?
ちょっと引っかかったのがジャックの活躍。
家族を守るとはいえ、いち一般人がそんなに強盗犯をあの世に送っていいものやらと。めでたしめでたしでいいのだけどもね。なんとなくなんとなくちょっとねえと思ったのだ。
まあ、そんなことはさて置き、かっこいいフォードが帰ってきた感じで個人的には好感が持てた作品。どうもこういうフォードは安心して見てられえちゃうね。
インディ4期待してます!
Hanover Street 1979年 アメリカ作品
監督 ピーター・ハイアムズ
主演 ハリソン・フォード レスリー=アン・ダウン クリストファー・プラマー リチャード・マシュー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1943年、第二次世界大戦下のロンドン。ハノーバー・ストリート。アメリカ兵パイロットのディビット・ハロラン中尉はある女性と出会う。一瞬にして互いに恋に落ちるが、その彼女は名前もつげず、再会の約束もしないまま去ってしまう。それでも、彼は休暇を利用しあの街角に立つ。すると再び彼女が現れた。彼女の名はマーガレット。密かに二人は愛をはぐくむ中、ハロランは重要な任務を任される。それは、イギリス兵のスパイをドイツ基地へ潜り込ませる作戦だった。イギリス兵の名はポール・セリンジャー。マーガレットの夫だった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
フォードには珍しく純粋なラブ・ストーリー。
何年も前に鑑賞したが、あまり良い印象が無かったこの作品。
今回、見直したら、あれれ?印象ががらりと変わった。自分好みの話だったのだ。男の偲ぶ恋。おいおい、こんな切ないお話だったっけ?(笑)
フォードは主役のハロラン中尉。
先日も話した写真集の中に彼が一番自分に近い役柄がこの役なのだと言っているんだとか。
ちょっと自信過剰な感じのようで、それでいて、物事をわきまえているようなやさしい男。彼女を相手にはしゃぐ姿は可愛らしかった。スリムだし、めっちゃかっこいい~!!強引にデートに誘うシーンなんか、ついOKと言いたくなるよ。あの瞳で言われたら・・・。が、しかし、相変わらず走り方がいまいちかっちょ悪い。う~む。運動神経いまいちの人だからなあ。(苦笑)
何故前回好印象じゃなかったか?と考えた。
やはり当時は”ヒーロー=ハリソン・フォード“というイメージが大きかったのであろう。このメロドラマ風の作品に彼がマッチしてなかったように思えたのだと思う。
それに、ラスト。
フォード中心に見ているとあのラストシーンはなんとなく納得いかなかったのだ。今見れば十分納得なんだけども。
ムカつくのが(いつもの事ながら)この女優というかの役柄だ。まあ好みの顔じゃないというか、好きなタイプの女じゃないというかなのだが。
このマーガレット。すっごく都合のいいような事を言うのだ。夫のポールがハロラン中尉と一緒のようだと聞いた時「彼だったら夫を必ず助けてくれると思った」と言うのだ。
なななんだと~!!彼は、あんたら家族の兵士じゃないっつ~の!と言いたくなった。彼は、彼女の夫だと知ってから必死にこの足手まといの男を機転を利かせて守ってくれるのだ。けなげでいじらしいし、すっげ~いい奴。それをだね、そのあの彼女は。
とそんなに嫌な人でもないけでも。
ちなみに。
夫のポール役のクリストファー・プラマーさんは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のご主人でした。どっかで見たなあと思った訳だ。
作品的に古くさ~い感じのベタな物語。映画の雰囲気も50年代の作品か?とも思えてしまう。
甘~い感じのフォードを見るには必見な作品だ。
The Frisco Kid 1979年 アメリカ作品
監督 ロバート・アル・ドリッチ
主演 ジーン・ワイルダー ハリソン・フォード ラモン・ビエリ ジョージ・ディセンゾ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1950年、ポーランド。ユダヤ教のアヴラムは、ラビ長よりアメリカのサンフランシスコへ律法を持って行く事を命じられる。アメリカへ渡り、追いはぎにあって有り金全部盗まれたアヴラムだったが、なんとか自分の馬を買い、いざ、サンフランシスコへ旅たとうとしていた。しかし、今度はそこまでの道のりが分らない。偶然通りかかった強盗のフリスコ・キッドことトミーに道案内を頼み出発するアヴラムだったが、行き先々でいろんな事が起こるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
フォードのファンになって約20年間(歳がばればれだが)何処のレンタル屋にもお目にかかれなかった映画が、今回NHKのBS2で放送された。嬉しいことに、字幕でノーカット!なので、しっかり録画させてもらった。
この映画、日本未公開。
自分が持っている写真集(これまた20年くらい前のもの)には「未公開だからどんな感じか見てみたいものだ」と写真だけのっていた作品だったのだ。
彼には珍しい西部劇。そして、コメディ。
時代は感じるもののなかなかだったよ。でも、未公開も頷ける出来なのだ。
フォードは、このフリスコ・キッドのトミー。
キャラ的には”ハン・ソロ“に近い。生意気な感じだけど、人がいい。
だって、アヴラムがわざと教えられた道と正反対に行こうとするのを見て、仕方ないそこまで一緒に行ってやるよ!と案内してくれるのだ。それに、アヴラムが人を殺してしまったと後悔すると、それは俺を助ける為だったんだからと慰めてもくれていた。本当にいい奴だったよ。
若くてかっこいいフォードなのだが、何故か下着?姿で海辺でアヴラムとじゃれるシーンがあった。なんかめっちゃかっこ悪かったのだ、服装が。そんなだったら上半身脱いだ方がましだろ!というダサダサの格好。写真集にも載っていたのだが、勘弁しろよという感じなのだ。
物語的にはバディームービー。
この監督さん自信、男の友情とかを描く監督さんなんだとか。その点はよい感じなのだが、なんとなく、どこがどうこうでもないのだが、もう少しという感じの作品なのだ。
あ~あだからねえ、と日本での未公開も納得ってな雰囲気。アメリカでは不評だったそうだよ。
個人的にはちょっと好きだけど。ちょっと。(^^ゞ
最近では見られないちょっとコメディのフォードは貴重かもしれません。
The Conversation 1974年 アメリカ作品
監督 フランシス・フォード・コッポラ
主演 ジーン・ハックマン ジョン・カザール アレン・ガーフィールド ロバート・デヴァル ハリソン・フォード
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ある街の公園の一角。一組のカップルの会話を録音している集団がいた。リーダー格の男の名は、ハリー・コール。盗聴のプロである。3箇所の録音の内、一箇所だけ勘付かれたが、なんとか無事成功する。テープを編集し、依頼主へ届けにいったハリー。しかし、本人は仕事でいなかった。変わりに秘書の男が受け取るというのだが、不吉な予感がしたハリーはそのテープを持ち帰る。そして、もう一度改めてよく聞いてみると、殺されるかもしれないという男の言葉が録音されていたのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ハリソン・フォードのファンになった当初から彼の出演作品という事は知っていたが、今の今まで見なかった。最近なんとなくジーン・ハックマンの出演作品を何本か見たので、大丈夫かな?と思い今回見てみた。
思いっきり大丈夫だったし、意外と面白かった。コッポラらしい感じとも思えた。
「アメリカン・グラフィティ」の次の出演作品だったと思う。しかし、これ以降は「スター・ウォーズ」まで映画から遠おざかってしまっていたようだ。
フォードは、この依頼主(大きな会社の専務)の秘書。
端役とはいえ、かなりの重要な役。出番も思ったよりもまあまあ多かった。
ハックマン相手に上手い演技をしていると思った。役柄は、ちょっと生意気君ぽい感じだった。
この頃の彼の役柄の定番かもしれない。個人的には好きなんですけどね。(^_^;) なんか可愛い感じだったし。あれ?こんな感じの顔だったかしら?と思いつつ、いや~かっこいいし、感じ良いじゃん!と惚れ直してしまった。(笑)
やれば、出来るのに最近させてもらってないのかな?と思いながらも、もっとこの頃の彼の演技が見たいなあ~とも思った。
時代的に映画の雰囲気というかテンポはまったりしてる感じかな?少々、寝てしまったのだが。(それとも疲れか?ゆっくり休んでいるはずなのに)
映画の内容もそうくるか~と最後の最後にどんでん返し。
逆に、盗聴の技術というか仕方というかは、そう変わってないのかな?とも思えた。
自分が盗聴されたら嫌だよなあ。
ヘンな事を思いっきりしゃべっているのだから、それも、堂々一人で。(爆)
今にも増して変な奴というのがばれてしまうなあ。(苦笑)