麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

太宰に関する問い合わせ

2018年10月22日 | 身辺雑記
「太宰に関する問い合わせ」
とゆータイトルにしたけれど、
正確に書くと・・・

太宰治の作品を舞台化した
『もういいよったら もういいよ
~10人の女性から太宰治への
メッセージ~』という作品を、
今年の7月6日に三鷹市にある
芸術文化センター・星のホールで
上演したのだが、そのチラシを
たまたま手にした広島在住の女性が、
宣材にあった僕の連絡先(携帯)に
電話で問い合わせて来た。

・・・となる。

なんでも最近太宰に目覚めて、
まだ詳しくはないのだけれど、
休みを利用して「聖地」を訪ねた。

青森(というか津軽)生まれの
無頼派の彼は、上京後の長い時間を
三鷹で過ごし没した。墓もある。
(会場の斜め向かいの禅林寺)
ゆかりの場所も多いので、
ダザイストが行き交う街に……。

その際、ゆかりの店の一軒で
マスターから手渡されたチラシに
企画・主演の原きよが綴った文章が
彼女の心に刺さったのだという。

以上。
昨日の弊ブログの最後に書きかけた
「太宰関連の面白い話」でした。

ん? 別に面白くはないか
……なんて言うのか、こーゆー想定外の
繋がりって、愉快じゃない???

 

昨日は自販機から坂口安吾が丙午だと。
で、無頼派の太宰と繋がったわけだが。

そういえば『もういいかい~』の演出と、
制作の僕、そして主催サイドにひとり
「ひのえうま」がいたのだった。

さて、安吾と同じ1906年の丙午は、
ノーベル物理学賞の朝永振一郎、
HONDAの創業者・本田宗一郎。
つい演劇に絡めてしまうが、
大女優・杉村春子(文学座)に
新劇の巨人・滝沢修(民藝)等。

ビスコンティやワイルダーに
ベケットもだけど、外国の人は
「丙午」じゃあないか


**大いなる蛇足**

サミュエル・ベケット(英)
不条理演劇の代表作
『ゴドーを待ちながら』の作者。

ビリー・ワイルダー(米)
『麗しのサブリナ』『七年目の浮気』
『アパートの鍵貸します』などの
映画監督(脚本・製作も)

ルキノ・ヴィスコンティ(伊)
『若者のすべて』『ベニスに死す』
などの映画監督にして貴族。
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