麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

仲秋の名月

2023年09月29日 | 鑑賞

仲秋の名月を、武蔵小金井駅を降りて

現代座会館へ向かう道すがら

拝むことができた。

「曇り空の雲の隙間に、もしや」と

各局の気象予報士が言っていたから、

ラッキーだったのだろう。

 

そもそも、彗星やナンチャラムーン的な

天体ショーに疎くて

朝ニュースで見聞きして、その時は

「夜空を見上げよう」と思うのに、

大概は芝居を観て、その後仲間と盃を重ね、

翌朝鮮やかに映る星や月をワイドショーで眺め、

「しまった、また見逃した」と

 

そうして半世紀以上生きてきたので、

今回のライブビューは珍しい。

 

 

筆者が珍しく見上げた空には

やはり〈珍しい〉未確認飛行物体が

右上に5機写りこんでしまいました。

     

 

まんまるなお月様に導かれて、

たどりついた舞台は

『 わすれものはありませんか?』

(作/武本武之、補作・演出/木村快、

共同演出/黒澤義之、主催/現代座)

 

移動支援とタクシードライバーの物語で、

つまりは福祉に関わる作品。

2008年初演ののち二年に渡り上演。

その後、作者が18年急逝し、コロナ禍に。

追悼公演に着手できぬまま漸く今回、

新しいキャストによる再演となったそう。

 

そして、前述のテーマゆえ、現代にも充分、

いや今にこそ必要な舞台であった。


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