麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

スプリンクラー

2023年05月20日 | 身辺雑記

 

すっかりその存在を忘れていたけれど、

まだ5月なのに30度を超えた東京の夕刻に

とある学校の脇を歩いていたら、

スプリンクラーがプッシュプッシュと

校庭に散水するところに出くわして、

「おぉ!」と感慨に満ち満ちたのでした。

 

 

スプリンクラーは1723年、自動消火装置として

ドイツ人のアンブローズ・ゴッドフリーが

イギリスで特許を取得したことに始まり、

その後改良を重ねて現在に至っているそうです。

 

紡績機械の輸入とともに日本にやって来たのが

1887(明治20)年。結構歴史があったりします。

その約20年後、火災保険料割引対象となり

広まっていったとのこと。

天井に設置されたあれがそもそもなのだな~。

・・・それはそれとして。

 

川崎の外れの小学校に導入されたのは

たぶん1975年あたりで、散水を浴びたり、

虹ができるのに歓声をあげたり……

なんてカワユかったんだろう。

さて。

東柿生小学校の最上級生になった際に、

スプリンクラーを動かす「栄誉」が与えられた。

生徒が操作するのは宜しくないことかもと

今は「大人」なので思わなくもないけれど……。

先生に任されて職員室近くの地面の蓋を開け、

ハンドルを回してプッシュプッシュさせるのは、

それこそ「大人」になった気分だった。

 

そーゆー意味では、成長を促す教育的効果あり

と捉えるべきだ。

 

近年は、先生個々の想いとは裏腹に、

あれ駄目これ駄目なことが多いと聞いたりもして…。

そんなこんなを含めた感慨を抱き、

道々歩いた2023年5月17日の備忘を週末に記す。

 

校庭に掛かった小さな虹の向こうには桜や

築山、プール、用務員さんの家が見えた。

希望しかない日々だったよな~\(^-^)/。


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