麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

あに・おとうとseason2

2018年04月28日 | 身辺雑記
『ウルトラマンR/B(ルーブ)』
はシリーズ初の兄弟がともにが変身し、
兄がカツミ、弟はイサミ。
・・・と前回書いたのだが。
実は。
〈兄がカツミなら弟はヨウジだろ〉
という展開もしたかったのである。



上のチラシは、只今絶賛稽古中の
俳優座公演『首のないカマキリ』。

その劇中に登場する姉妹が幼い頃、
姉の理恵、その友人ミハナ、妹の奈緒、
の三人で遊んだエピソードがある。

小さい頃は一つでも歳が違うだけで
「大人と子供」くらいの差があり、
と同時に(というか、だからこそ)
世代差のあるグループで遊ぶのは
楽しかったし、また少しの緊張もあり、
今思えば授業とは別の、いやむしろ、
座学以上の大変有意義な場であった。

で。
兄の志田克己は僕と同年で、
小学五、六年が一緒だった。
同じグループに属していて、
クリスマス会では私が主筆の
紙芝居で、声の高かった彼には
ヒロインを演じてもらった。
掘り炬燵のある彼の暮らす旧家にも
チャリでよく遊びに行き、
そこに三つ下の洋二がいた。

中学。僕はバレー部に入り、
克己は秋くらいに入部してきた。
けれど途中でフェードアウト。
弟の洋二は我らの卒業と入れ違いに
やはりバレー部に入った。
本来なら出会わないのだが、
前主将の私がOBとしてたまに
練習に顔を出して、指導。

顧問も、その中学に赴任して六年目。
私の次の代からは県大会常連にもなり、
チームとして乗っていた。

完全に言訳になるのだが・・・
僕が主将の年は新人戦県ベスト8が
地区内に三校ある激戦区で、
その前年は全国準優勝と県四本が
地区に大きな壁を築いていたのだ。
・・・言訳おしまい。

勢いに乗じ、夏休みには
〈強化合宿〉と、言っても
泊まりはせず、OBが集まり、
午前から夕方までの長丁場で
かなりのゲームをこなした。
(テレビゲームやボードゲーム
じゃなく6対6の15点マッチ)
毎年、最初はOBが圧勝するのだが、
高齢者から徐々にガソリンが切れ、
接戦になる展開だった……。

そんなこんなで、私の一個下の主将
黒木の開いた居酒屋に飲みに行き、
終バスを逃した時には、洋二を呼び、
タクシーがわりに使ったりした。

黒木も店を閉めて、洋二とも
最近はご無沙汰だけれど、克己より
今では弟の方が懇意である。

私の中学の同年のテニス部副将・
ツヨシとは思えば一度もクラスが
一緒に成らなかった。
けれども弟のアキラとは、
同じ演劇製作者として「製作協」理事を
互いに務めていて、さる3月も
ドラマリーディングの仕事をした。

人の縁とは不思議なものだ。
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