麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

EL埼玉

2024年05月31日 | スポーツ

サッカーの話が続いています。

だからいっそ、今日もそれで行きます。

始まりはフクアリでの観戦。

ジェフ千葉レディースの主催試合。

相手はEL埼玉。

 

正式には「ちふれASエルフェン埼玉」で

活動開始は1985年。

「狭山市スポーツ少年団アゼリアFC」の

少女部として誕生し、91年独立。

その際「ASエルフェンFC」に。

ASエルフェン狭山FC(2002)、

ASエルフェン埼玉(2014)と改称し、

川越に本社を置く「ちふれ化粧品」の

ネーミングライツで8行前の

現在の名称になったのが2016年。

 

愛称は、EL埼玉、AS埼玉、ちふれ。

現在のホームタウンは4市

(狭山、飯能、日高、熊谷)で

前3つは隣接し、熊谷がポツンと遠い。

地図で見ると所沢や川越に近い3市が

下の方、つまり東京市区寄りで、

上の方の熊谷は群馬県境。

 

その闘いの方に目を移せば、

ボンバーこと荒川恵理子はじめ、

山郷のぞみ、大野忍ら代表経験者を

擁したこともあり、

国内リーグ最高峰のWEリーグに

初年度から参戦している。

 

ちなみに12クラブ中、埼玉県は

浦和レッドダイヤモンズ・レディース、

大宮アルディージャVENTUSと

EL埼玉の3つ。なんと4分1を占める。

 

サッカーのオールドファンにとって、

静岡と並び埼玉は「蹴球どころ」で

『赤き血のイレブン』のモデルとなった

浦和南が高校三冠を達成したのは1969年。

少年キングでの連載が翌年から、

そして同年早くもアニメ化され、

主人公・玉井真吾を日本中の男子が真似た。

ただ初回放送時、筆者はまだハナタレ。

恐らく再放送を見て「サブマリン」や

「ブーメラン」にハマったのだろう。

念の為、二つとも必殺シュート

 

そして、完全に忘れていたけれど、

昭和40年代にして日本国内に

プロサッカーリーグが結成され、

玉井らがそのテストを受ける……

ところで物語は終わる。

 

嗚呼、Jリーグ誕生の四半世紀前。

 

話を戻す。チーム名のASは、

前身のアゼリアのAと

狭山、埼玉、さらには県西部の

「西セイ」のSなのだそう。

独語のElfen(エルフェン)は11、

つまりイレブンで、加えて妖精

(英語のelfin)を連想させるクラブ

「ちふれASエルフェン埼玉」。

 

サポーターは、埼玉の緑深い地から

千葉の海風吹くスタジアムでも

熱い応援を繰り広げていました。


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