麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

GSD~学年主任、執権、ドラマトゥルグ

2017年09月27日 | 制作公演関連
J-Theater〈日本人作家シリーズ〉
『KENJI MIYAZAWA. GALAXY
SPECTACLE DRAMA ACT LIVE 』は
いよいよ千秋楽を迎えます。

ギャラクシーのG、スペクタクルのS、
ドラマのDを使って、本作連動の
ブログタイトルを捻ってきて。
まぁそもそも無謀だな~とは
踏んではいたのだけれど。にしても
・・・グゴガガガとかドドドドド
と擬音に逃げた昨日は酷かったと、
我ながら猛省しております。

さて、それはそれとして。

代替わりの季節となったJ-Theater。
経験の浅い役者たちを見ていると、
文化祭みたいなノリも見受けられる。

主宰で構成と演出、さらに出演の
小林拓生が校長だとすれば、
音楽監督の小森広翔はさしずめ
学年主任というポジションだろうか。

振付・三浦小季、語り指導・原きよ等
「先生たち」と連絡を取りながら、
歌やダンスに留まらずに、
生活指導にも目を光らせています。


(中央の背中が小森広翔)

バレーボール〈火の鳥ニッポン〉の
中田久美監督はタブレット片手に
必要最低限しか口は出さず、
タイムアウト時もヘッドコーチが
もっぱら指示を与えていたけれど、
そんな絵面にも似ている現場。

さらに例えるなら。
鎌倉時代の、都にいる将軍と
執権の北条氏みたいな関係?

もちろん小林が監督と将軍、
小森がHDと執権である。


(脚立前で指示を伝える小森広翔)

と、二つ(GとS)までは頑張れた。
けど、最後の「ドラマトゥルグ」は
ドンピシャとはいえないっす……
ほかに思いつかず、無念。


ドラマトゥルグとは、演劇作品の
作家のことや時代背景などを
現場にサジェッションする役割で、
わりと最近、海外から導入された役職。
実はその仕事は、まだ完全掌握とまで
至っていなかったりもする。

小森はむしろ映画における
ラインプロデューサーっぽいのだが、
それだとDじゃないんだもん。

いずれにしろ。
役者たちは皆懸命にやってくれている。
それにも増して大車輪のナイスガイに
ちょいと焦点を当ててみました。

千秋楽。
13時、16時、19時と3ステージ。
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