麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

訪中譚③~大連その3

2007年11月21日 | 中国公演07
 10/20(土)19:30、『臨時病室』がまず先陣を切りました

 『臨時』は3人きりの会話劇、『恋森』はパラータで初演の作品なので、ともにでっかい劇場で、しかも海外でどんな反応をいただけるか、かなりドキドキの幕開けでしたが・・・
 開場前から、劇場のドアの向こうには多くの観客の姿が
 客席はほぼ満席。大連の演劇関係者、在住の日本人、日本語学校の団体鑑賞に加えて、多くの一般客が、ぞくぞくと客席へ!

 訪中ブログの初日に書いたように、日系企業が多く、その流れで日本語学校も多い「大連」という土地柄もあってか、大変熱心に観てもらえました。
   
 5年前の訪中公演で、携帯が鳴ると話しながら席を立ち、ロビーに出、終わると戻るというのがヘイッチャラだった中国を知る我々東演。
 携帯普及率がさらに伸びた今回、覚悟はしていたけれど。。。思ったほどではありません(?)でした。確かに、ゲームをしている子、おかしを食べながら話しているグループもあったけれど。

 でもそれって、特別“中国の日本語学校”に限らない世界共通のこと。
 様々な生徒がいて、ちょいと金のある親に無理に入れられて全然勉強する気のない子、ヤル気満々だったが思いのほか難しくて挫折している子、結構興味あるのだが真剣に見ると「マジメじゃん!」と言われちゃうから、つい悪い仲間とツルんじゃう子など。。。まあ、そういうことだと思います!
 全体からみれば、目立つけど、一部に過ぎません。

 海外公演経験豊富なスタッフからも「これだけ観てくれたのはスゴイよ!」とお褒めの言葉(?)をいただきました。



 あ、そうそう。ブログ1回に1日分のペースで行くと30回シリーズになるので、ボチボチ回転を速めて、一気に『恋森』(10/22)の舞台についても触れてしまうと、やはりミュージカルということで《見栄え》のするせいか、写メをバシバシ撮られました。
反応として、喜んでもらえている証拠なので嬉しくもあり、芸術鑑賞のマナーとして、どおよ?という気持ちもあり(細かく言えば、美術や照明、衣裳などの著作権の問題も発生するので…)、複雑ですが、お国柄というのもあるし・・・まずはスタートの大連、好評のうちに終了
 中国で言えば、完了(ワンラ)。

【長春公演レポートは、
  来週のアタマにお届け予定です。
  週の後半は中国のこぼれ話を
  ひとつくらい書けたら……、いいなあ。。。】
コメント
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