◼️「劇場版シティーハンター 新宿プライベートアイズ」(2018年・日本)
監督=こだま兼嗣
声の出演=神谷明 伊倉一恵 飯豊まりえ 山寺宏一
「シティーハンター」は街並みが気になるアニメだった。東京に暮らしたこともない地方都市在住の僕が言うのもなんだけど。テレビシリーズが放送されてたあの頃、中野サンプラザや新宿アルタがきちんと背景に描かれるのを見ると、冴羽獠が活躍するアニメーションの世界が現実のイメージと重なって、フィクションなのに地続きのような気持ちに勝手になっていた。彼はあの街を守ってるんだな、って。
だから「シティーハンター」は、新宿を聖地とするアニメにふさわしい。これが名もない架空の街だったら、こんなに愛される作品になっていただろうか。「ガルパン」の大洗町にしても、「あの花」の秩父にしても、「ハイジ」のアルプスにしても、作品の舞台が現実の風景であることは作品と街への愛につながる。この最新作では、TOHOシネマズのゴジラに火を吹かせた冒頭で、完全に心を掴んでくる。やっぱり東京への愛に満ちている。
父親の死後に怪しげな連中に狙われている医大生亜衣から、ボディガードを依頼されるところから始まる。彼女はモデルとしても活躍していて、そのスポンサー企業を経営する御国は香の幼なじみだった。香に接近する御国。彼には裏の顔があった。
最新テクノロジーを駆使した兵器に冴羽獠と海坊主が立ち向かうクライマックス。派手な銃撃戦、異次元のガンさばきにワクワク。そうそう、この活躍が見たかったんよ😆。一方でお約束の「もっこりちゃーん♡」は今の目線だと、もうセクハラの極み💧。さらに数十年経つと"けしからんマンガ"として扱われてしまうのだろか。
歴代主題歌がバックに流れるのがたまらん。Psy•sのAngel NightやFence of DefenceのSARAとか、もう気持ちアガりっぱなしw。Get Wildのイントロが流れてくるタイミング、どうしてこうもカッコいい🤣。
声優陣もオリジナルのままなのが嬉しい。ゲストキャラとして「キャッツアイ」の三人美女が登場するのに狂喜乱舞する80年代育ち男子(恥)。2018年に逝去した藤田淑子に代わって、泪姉さんの声を戸田恵子が二役であてているのは泣ける。そして敵役御国を演ずるのは山寺宏一。テレビシリーズはまだ新人だった頃で、ほぼ毎回エンドクレジットに名前があって、役名もないその他大勢を担当していたっけ。それだけに大きな役で「シティーハンター」に出演するのは、往年のファンには感涙ものでさぁ。
だから「シティーハンター」は、新宿を聖地とするアニメにふさわしい。これが名もない架空の街だったら、こんなに愛される作品になっていただろうか。「ガルパン」の大洗町にしても、「あの花」の秩父にしても、「ハイジ」のアルプスにしても、作品の舞台が現実の風景であることは作品と街への愛につながる。この最新作では、TOHOシネマズのゴジラに火を吹かせた冒頭で、完全に心を掴んでくる。やっぱり東京への愛に満ちている。
父親の死後に怪しげな連中に狙われている医大生亜衣から、ボディガードを依頼されるところから始まる。彼女はモデルとしても活躍していて、そのスポンサー企業を経営する御国は香の幼なじみだった。香に接近する御国。彼には裏の顔があった。
最新テクノロジーを駆使した兵器に冴羽獠と海坊主が立ち向かうクライマックス。派手な銃撃戦、異次元のガンさばきにワクワク。そうそう、この活躍が見たかったんよ😆。一方でお約束の「もっこりちゃーん♡」は今の目線だと、もうセクハラの極み💧。さらに数十年経つと"けしからんマンガ"として扱われてしまうのだろか。
歴代主題歌がバックに流れるのがたまらん。Psy•sのAngel NightやFence of DefenceのSARAとか、もう気持ちアガりっぱなしw。Get Wildのイントロが流れてくるタイミング、どうしてこうもカッコいい🤣。
声優陣もオリジナルのままなのが嬉しい。ゲストキャラとして「キャッツアイ」の三人美女が登場するのに狂喜乱舞する80年代育ち男子(恥)。2018年に逝去した藤田淑子に代わって、泪姉さんの声を戸田恵子が二役であてているのは泣ける。そして敵役御国を演ずるのは山寺宏一。テレビシリーズはまだ新人だった頃で、ほぼ毎回エンドクレジットに名前があって、役名もないその他大勢を担当していたっけ。それだけに大きな役で「シティーハンター」に出演するのは、往年のファンには感涙ものでさぁ。