Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

トゥモロー・ウォー

2021-07-19 | 映画(た行)



◼️「トゥモロー・ウォー/The Tomorrow War」(2021年・アメリカ)

監督=クリス・マッケイ
主演=クリス・プラット イヴォンヌ・ストラホフスキー ベティ・ギルビン J・K・シモンズ

大手パラマウントも製作に加わった作品だが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で劇場公開できず、Amazonに売り渡されたと聞く。クリス・プラットにJ・K・シモンズ共演のお得感もあり、こんな新作が配信で観られるのか、とアピールする材料にはなっただろう。それに配信になったせいで、日頃こういうのを劇場で観ないが手を出してみた人もいるだろう。あ、僕もその一人です。

サッカーの試合中、2051年の未来からやって来た人々が「未来でエイリアンが襲来して人類が危機に瀕している。」と助けを求めて現れた。各国は徴兵制度を始め、未来へ送り込むが苦戦を強いられる。このままでは人類は…。

絶望的未来観と怒涛のスペクタクル。いやー、「スターシップ・トゥルーパーズ」を苦手とする虫嫌いの僕は、エイリアンの大群が押し寄せる場面に似たような感覚に陥った。あー、やっぱりこういう捕食系エイリアンは苦手。階段や狭い通路を使った緊張感あるアクション場面、その後でワイドな視野から押し寄せる大群。いかに世界がやばいことになってるのかを印象付ける。だけど、多くの人が言うように絵ヅラに既視感があるのは確か。海底油田みたいな巨大プラントの基地に「メタルギア」を思い浮かべたのは僕だけだろか。

父と娘の物語が語られる前半、未来を救おうと奮闘する後半は父と息子の物語。その対比がなかなかいい構成。特にJ・K・シモンズ演ずるワイルドな父親が最後の最後まで好助演。それでも、ギャオー、ドドドド、ダダダダ、グオオオ、グシャッ…が延々続くのはやっぱり苦手💧


コメント
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