うちのルーク・スカイウォーカー(8歳児)が図書館で借りてきた本。僕も大好きな宮西達也の絵本。ティラノサウルスのシリーズだ。以前にも何冊かルークはこのシリーズを借りてきている。先日ティラノのマペットが本屋で売られていたらしく、
ルーク「ちち(注・ちちと呼ばれている)、あれ欲しい。」
とねだられた。僕自身も「おとうさんはウルトラマン」を読んで以来、大好きな絵本作家なのである。今回借りてきたのは「ぼくにもそのあいをください」。
何事も力でねじふせるティラノサウルス。”ちからがつよいのがすべて”と言い続け、次第に他の恐竜たちもそれが当然と思えるようになっていく。年が経ち、年をとったティラノサウルスには若い頃のようなちからはなくなった。非力な恐竜にしっぽをかまれて痛くてしかたなくって、身を横たえた。するとトリケラトプスの子供に出会う。ティラノサウルスに世話を焼いてくれる。子供達はそこに倒れているのが怖い恐竜ティラノサウルスだとわからない。「怖い恐竜っているだろ?」尋ねるがトリケラトプスの子供達は他の恐竜の名を言うだけ。しかし最後に「いちばんつよいのはティラノサウルス。」と言う。それを聞いた年老いたティラノサウルスは子供達を思わず抱きしめる。
そこへ他の肉食恐竜が現れ、トリケラトプスの子供達をよこせと言う。ティラノサウルスは必死で子供達を守る。傷つき息も絶え絶えになりながら守り抜く。もう動くこともできなくなった。ティラノサウルスはトリケラトプスの子供達を見送る。
大人になったトリケラトプス。肉食恐竜に襲われた自分の子供達を身を呈して守った。傷ついた親が子供に言う。「ちからがつよいことよりも、もっとだいじなことは・・・」。
人を愛おしいと思うこと。もっと掘り下げると、誰かに優しくしてあげること。その行為は確実に連鎖していく。愛情をかけられた人は他人にも愛情をみせるし、やさしくされた人は人にもやさしくできる。今や世の中では、やさしくされたことや愛情をかけられたことが誰でも多少なりとあるはずなのに、それに気付いていなかったりそれに感謝する心を忘れかけたりしている。「ひとにやさしく」されたことを「ひとにやさしく」してあげる。この連鎖があれば・・・もっと世の中よくなるはずなのに。
先日。ルークは下校中に転んで足に怪我をした下級生を見かけた。動けずにべそかいてたらしい。ルークはその下級生をほっとけなかった。帰宅する途中に配偶者アミダラMの職場がある。ルークは自分が転んで怪我してもやせ我慢してアミダラを頼りに来ないのだが、その子のためにルークはアミダラのところへ行った。
ルーク「はは(注・ははと呼ばれている)。転んでけがしてる子がいるの。なんとかしてやって。」
その子の親から感謝の手紙が届いた。やさしさはきっと連鎖する。
ルーク「ちち(注・ちちと呼ばれている)、あれ欲しい。」
とねだられた。僕自身も「おとうさんはウルトラマン」を読んで以来、大好きな絵本作家なのである。今回借りてきたのは「ぼくにもそのあいをください」。
何事も力でねじふせるティラノサウルス。”ちからがつよいのがすべて”と言い続け、次第に他の恐竜たちもそれが当然と思えるようになっていく。年が経ち、年をとったティラノサウルスには若い頃のようなちからはなくなった。非力な恐竜にしっぽをかまれて痛くてしかたなくって、身を横たえた。するとトリケラトプスの子供に出会う。ティラノサウルスに世話を焼いてくれる。子供達はそこに倒れているのが怖い恐竜ティラノサウルスだとわからない。「怖い恐竜っているだろ?」尋ねるがトリケラトプスの子供達は他の恐竜の名を言うだけ。しかし最後に「いちばんつよいのはティラノサウルス。」と言う。それを聞いた年老いたティラノサウルスは子供達を思わず抱きしめる。
そこへ他の肉食恐竜が現れ、トリケラトプスの子供達をよこせと言う。ティラノサウルスは必死で子供達を守る。傷つき息も絶え絶えになりながら守り抜く。もう動くこともできなくなった。ティラノサウルスはトリケラトプスの子供達を見送る。
大人になったトリケラトプス。肉食恐竜に襲われた自分の子供達を身を呈して守った。傷ついた親が子供に言う。「ちからがつよいことよりも、もっとだいじなことは・・・」。
人を愛おしいと思うこと。もっと掘り下げると、誰かに優しくしてあげること。その行為は確実に連鎖していく。愛情をかけられた人は他人にも愛情をみせるし、やさしくされた人は人にもやさしくできる。今や世の中では、やさしくされたことや愛情をかけられたことが誰でも多少なりとあるはずなのに、それに気付いていなかったりそれに感謝する心を忘れかけたりしている。「ひとにやさしく」されたことを「ひとにやさしく」してあげる。この連鎖があれば・・・もっと世の中よくなるはずなのに。
先日。ルークは下校中に転んで足に怪我をした下級生を見かけた。動けずにべそかいてたらしい。ルークはその下級生をほっとけなかった。帰宅する途中に配偶者アミダラMの職場がある。ルークは自分が転んで怪我してもやせ我慢してアミダラを頼りに来ないのだが、その子のためにルークはアミダラのところへ行った。
ルーク「はは(注・ははと呼ばれている)。転んでけがしてる子がいるの。なんとかしてやって。」
その子の親から感謝の手紙が届いた。やさしさはきっと連鎖する。