忘却への扉

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身近な社会が

2017-08-26 | 共に

 前作、下流老人に続く【 続・下流老人 一億総疲弊社会の到来 】 著者・藤田孝典 発行所・朝日新聞出版 朝日新書 2016年12月第1刷発行 2017年1月第2刷発行を読んだ。
 「死ぬ直前まで働く」社会がはじまる!! 下流老人は過労で死ぬ!? ではいま、何を選択すべきか?
[ もう、しぬまで働くしかないのか? 想像してみてほしい―ーー 「あなたが80歳のとき、本当に働けるだろうか?」 忍び寄る「一億総老後崩壊」を告発した 『下流老人』から一年半。 世界一老後が過酷な国で、 生きていくための「解決策」を示す。
 下流老人は、過労老人へ――――
       第1章 深刻化する下流老人
       第2章 生きるために、働く老後―――死ぬまで擦り減る、体と心―――
       第3章 誰もが陥る「死ぬまで働く」という生き方―――なぜ高齢者は働かざるを得ないのか――ー
       第4章 日本の老後はカネ次第―――不気味な顔を見せる格差社会―――
       第5章 下流老人を救うカネはどこにある?―――これから「財源」の話をしよう―――
       第6章 一億総下流化を防ぐ解決策―――持続可能な未来~子供世代へ―――
 たった一つの「解決策」を示す! ※本書は、ショッキングな内容を含みます (上文=帯、裏表紙より)
 
 楽しい将来の夢など全く見えず、老いるのが辛く怖くなる本ではあるが、これが事実と現実が証明している。私も下流老人を実感する。
 安倍政権以前はこれほど貧しいとは感じないで暮らしてきた。低収入で生活に豊かさはなくても、気分的にはゆとりがあった。だが、近年それさえ奪われて行くばかり。