忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

忍び寄る「老後崩壊」

2017-08-05 | 平和を

【 下流老人 】 一億総老後崩壊の衝撃 朝日新書 著者・藤田孝典 2015年6月第1刷発行 2015年10月第12刷発行 朝日新聞出版
[ 予備軍、学生、女性、10代~30代にこそ読んでほしい!年収400万でも将来、生活保護レベル!? ]
 【 忍び寄る「老後崩壊」の足音…… 日本人の9割は、他人事ではな! 】
          第1章 下流老人とは何か
          第2章 下流老人の現実
          第3章 誰もがなり得る下流老人
              ーーー「普通」から「下流」への典型パターンーーー
          第4章 「努力論」「自己責任論」があなたを殺す日
          第5章 制度疲労と無策が生む下流老人
              ーーー個人に依存する政府ーーー
          第6章 自分でできる自己防衛策
              ーーーどうすれば安らかな老後を迎えられるのかーーー
          第7章 一億総老後崩壊を防ぐために
[ まもなく、日本の高齢者の9割が下流化する。
  本書で言う下流老人とは、「生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」である。そして今、日本に「下流老人」が大量に生まれている。この存在が、日本に与えるインパクトは計り知れない。] (以上 帯及び表紙カバー裏より)

 中の下の収入だ、と思いたいと私は国民の多くのように、これまで考えてきた。まあまあの蓄え?と年金で何とか一生を終えるれるだろうと。だが、安倍政権になり、生活に不安を持つようになった。
 政策で意図的につくられた老後崩壊の仕組み。私も逃れられない下流老人の1人だと、この本を読んではっきり実感する。