忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

違う意見も聞き、深い議論を

2017-08-14 | 共に

 【 加計問題 公権力の乱用では 】 今治市 男性( 17・高校生 )

 ◇米大統領のトランプ氏が自身に批判的であったキャスターを侮辱するニュースを見た。これは大統領という公人への批判に、私人として対応したものだ。公人としてのふるまいが求められる場で、私人としてふるまったのだ。同じようなことが形を変え日本でも存在している。それは学校法人「加計学園」の問題だ。
 ◇政府が否定しても、何らかのつながりがあったと思われる。これは公人として社会に供するために与えられた権力を、私人としての利益になるよう乱用したのではないか。また、強引な国会運営もそうだ。政治家は自身の信ずる理念を実現し、社会を良くしていこうとする人だ。だから、どんなものでも、それが社会を良くすると信じるなら大いに主張すればいい。
 ◇しかし、彼らは力を与えられた公人だ。自らと違う意見も聴き、深い議論をする義務がある。それを無視し、自分の意見だけを推し進めるなら、それは私人としてのわがままだ。今の日本はわがままが通る。それを許す私たちにも非はあるが、限界もある。都合よく公私を使い分ける政治家もいる。政治家には権力を持つ意味を理解し最低限の義務は果たしてほしい。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 加計学園の獣医学部新設が大きな問題となっている今治市の男子高校生の投稿、次の投票権を得る有権者としての考えを頼もしく思う。
 米国大統領トランプ氏の公私混同する公人としてのふるまいを批判し、同じようなことが日本にもあると、「加計学園」問題を例に上げ関係政治家を批判していた。
 わがままを押し通す議員は「政治屋」であって「政治家」ではない。自らに不都合な質問は、知らんぷりして平気で、議論も無視し逃げるが勝ちとは情けない。日本の憲法は政治屋が権力を持つ自由を阻(はば)む。それが邪魔で、早急な憲法改悪を企てるのかと分かりやすい。