忘却への扉

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ほっとする

2010-09-26 | 共に
 室内犬の無駄吠えは困るが、犬にとっては吠えるのも仕事のようなもの。街で飼われている犬の鳴き声は、隣り近所住民とのトラブルにもなりかねずどの程度の距離まで聞こえるか気になる。
 ほとんどが山を含む集落の点在するこの町は、斜面のあちこちにも人家がある。上下に左右と場所によっては直線距離で2~300mほど離れていても、犬の吠えるのがよく聞こえてくる。
 その声や方角でどこの犬だかわかることもあるのに、山で聞くとわが家の犬と近所の犬の鳴き声で戸惑うことがある。若い近所の犬が次第にわが家の犬の声に似てきたので、仕事中に不意に犬の声を聞けばわが家にお客さんかと間違えてしまう。
 その近所の犬が最近よく吠えるようになったのが気になる。犬の姿は見えず家の近くよその人も居ないような時でも声だけ聞こえるのは、ストレスを発散させているのだろうか。
 今日は用事があってその家の横を歩いた。家の角少し手前で吠えはじめる。曲がると犬は隙間から顔だけ見せて吠え続けるので、ちらっと目を見て手をふり通りすぎた。吠えるのを止めたのは数回遊んだ私とわかったからか。帰りは1回ワンと言っただけ‥友だちだもんな。
 わが家に以前いた犬はいまでも話題になるほどよく吠えたが、私との触れ合いの足りなさもあったかと反省する。人も 優しさとか明るさをは失えば、回復には時間がかかる。過去から現在、犬にもいろいろ教えられ救われて来た。