かわせるはずが

　町に『いじめ対策協議会』あることをやっと知った。その会の名で『学校で、会社で、地域で、明るい挨拶を交わし、住みよい町をつくりましょう』と期間限定の呼びかけをしている。
　日頃から顔見知り以外の人でもできるだけ挨拶をする癖がついているほうだとは思っているが、こちらから先に挨拶しても返って来る割合は減ったのがちょっとさみしい。
　あまり顔を合わせる機会はなくても挨拶の声かけがあれば、顔を上げるとか振り向いてでも挨拶をすると思って実行していた。もちろんなぜか絶対に挨拶しない人にも出会えば挨拶をする。
　そんな人でも他の人には笑顔で反応を見せていたけど私は私。あいさつを交わし合うことで、いじめを無くする町づくり。できればいいなとは思うが、町のいじめ対策協議会の組織自体は、はたして学校や会社や地域に団体組織に日々どのように働きかけ実践 しているのだろうか。
　今日は歩道を通る小学生の下校時間に 道路の反対側にいた。数人かで間隔を空けて次々に帰って来る。ちょうど前に橋があり、広くなったその場所で休憩しながら話の続き。
　私と目が合う子供に向かって頭を下げる。あいさつもこの場合には言葉や手を上げるとかの目立つ方法でないほうがと考え、幾人かにするが反応全くゼロ。学校でいじめと挨拶の勉強したのか疑わしい気持ちになる。