忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

ケンカのなみだ

2010-09-12 | 共に
 車に乗っている時から小学生の孫が中学生の孫娘に絡んでいた。疲れすぎて眠くなり、情緒不安定をぶつける相手はいつも姉。叩いて蹴って何度姉に『止めて』と言われてもこりずに続ける。
 姉は弟の行為を何回するか数えている。軽い暴力をされた分は弟への借り、借りはいつか(暴力で)返すんだからと孫娘は言う。いつまでも我慢ばかりはしないんだから。
 そうだよ 私は孫に言う 「蹴られてもお姉ちゃんは我慢しているんだから、本気に相手すれば 君なんかすぐ負けてつぶされるぞ」 幼稚園児の従兄弟と体重で5kg違いの痩せた孫に孫娘はおばあちゃんを追い越すがっしりした体格。
 あまりのしつこさには孫娘もことばと手で反撃に出る。そうなると勝負は長引くので、そばに居る私たちもいらいらしてくる。なのに孫は静かになったと見れば眠っていた。
 だが短い時間で目覚めても、孫は孫娘に夕食前に食後の勉強中にもちょっかいを出す。極めつけは寝室の寝場所で、前もって決着していたのを知らないおばあちゃんが話を変えてのごたごたから大騒ぎにと爆発した。
 もう姉弟ともに限界を越え、大人が外に出ることで熱を冷ますことになる。納得できない孫娘も後を追いかけやって来る。悔しさを地面を叩いて表現する。おばあちゃんも座って泣いていた。
 しばらくかかって孫娘と一緒に2階戻る。孫は熟睡私たちも早く寝ようと布団に入る。いろいろな思いが浮かび眠れないだけでなく、ドライアイの目に涙まであふれ暗さに救われた。今朝も後を引いているのは孫娘と私たち、でも偶然から猫メルにも会え気分転換‥。帰って、夕食後の別れは笑顔になって安心する。