羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

夏の午後の寄り道

2013年08月21日 | Weblog
今日はたっぷりと時間があると朝気がついた。
汚れたコンテナボックスをゴシゴシ洗いながら
曇り空を見て、ギラギラの太陽がないなら歩いて行ける、と思った。
そうして昼までの仕事を終えて向かったのがここ。
先月、古い一軒家を改装してオープンしたという松庵文庫
 もともとは音楽家ご夫妻の家だったという。

庭に大きなつつじがある。樹齢80年とか、、、。
そのつつじを眺めながらのランチ。冷たいトマトとモッツァレラチーズのスープ。           キッシュのプレート。


静かな静かな夏の午後。
使い込まれたミシンも居眠りをしそうなゆったりとした時間。

バッグにいつも入っている「草枕」を読みながら居心地のよいひとときを堪能した。
行きかたも覚えたのでまた行こう。          

寄り道はいつでも愉しい。それが八月の終わりならなおさら。
だってきっともうすぐ秋がくると教えてくれる。囁き声のような風がふく。