羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

胡瓜を買いに

2010年07月27日 | Weblog
主婦はみんなそうだと思うけど、
朝、家を出るときから夕食のことを考えている。
冷蔵庫にあるもので作れるか、何か買って帰るか。
今日はサラダにする野菜を買いたいなと思ったから、
仕事場の前にある「庭先直販所」へ、昼休みに行くつもりが、
タイミングを逃し、夕方近くに行ってきた。

道路を渡ってキュウリを買いに。
たった一袋だけ残っていた!、セーフ。
キュウリとトマトをいただき筒の中にお金をいれて
クルマが途切れるのを待っていたら、
ププと合図がされて一台が止まってくれた。
でも反対側からもクルマががきてるからぐずぐずしていたら、
そちらのクルマも止まってくれて
(まあ、横断歩道なんだけど)
会釈していそいで渡ってきた。
事務服でトマトとキュウリを持っているオバサンは
車内の笑いを誘ったかもしれない。

それにしても「直販所」というのは意外にあちこちにあって、
もちろん安くて新鮮で美味しい。
以前(冬だった)、調布のほうで見かけて大根を眺めていたら、
「大根いるのか?」と庭の奥から出てきたおじさんに聞かれたことがあった。
「はい」とうなずいたら、
「ほれ、こっちのほうがいいだろ」と奥から葉っぱがふさふさの大きな大根を
持ってきてくれたことがあった。

直販所はたいてい無人なんだけれど、
生産者にお会いできると形の悪い野菜をオマケしてくれたり、
会話が楽しかったりする。

そういえば、先日やはり仕事先の知り合いから、
庭でたくさん出来た(というか出来すぎた)からといって、
大葉をわけていただいた。
その日はすこしお酢をいれたご飯に大葉をたくさん刻んでいれて
白ゴマをたっぷり混ぜて食べた。
暑くて食欲がなくなっている母も「あらおいしそう」と食べてくれた。