羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

昼顔

2009年08月08日 | Weblog
久我山駅で降りた。
思い出して本屋に入り「星守る犬」(村上たかし)という漫画を買う。
新聞の記事で読み、興味をもった。
新聞の投書欄に採用された時の原稿料が五千円の図書カード。
これが役に立つ。

今日は不思議な一日だった。
忘れられない日になるだろう。
いくつもの「忘れられない日」が積みあがり、
それは賽の河原に積み上げられた魂の小石を連想させる。
忘れられないことがあまりに増えすぎてバランスを崩す日は
きっとあると思う。
精神のバランスを崩したさびしい老人になるかもしれないし、
楽しかったことだけを選り分けてくり返し思い出す静かな人に
なるかもしれない。

そんな老後を想像してみる。
でもその前にまだまだ多くの時間が残されている。
毎日なにかを選択し、どうにか考えをまとめ、
なんとか生きていかなくてはならない。
だいじょうぶ、わたしはひとりじゃないし、
きっと少しずつ力を蓄えてつよくなるだろう。
つよくはなれなくても、じぶんがじぶんであることを棄てないで
やっていけると思う。

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(以前コメントいただいたカッチーさん、こちらのミスで、
消えてしまったようです。すみません。お気を悪くせずにまたいらして下さいね)