羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

足長おじさん

2008年04月22日 | Weblog
こどもの頃に読んだ本で一番好きだったのは「足長おじさん」かもしれない。
ふとそんなことを思い出したのは、先日、新宿駅で「足長おじさん育英会」募金活動している子どもたちを見かけたからだと思います。
急ぎ足で通り過ぎようとした西口構内で、僅かなお金を入れさせて貰って立ち去りました。
そう、「立ち止まる」って「席を譲る」という行為と少しだけ似た気恥ずかしさと動作が必要です。
なんでもないことだからこそ、自然にできればいいと思う。


闘病や事故に直面するたび「どうしてうちなの?」と思うわたしです。
その「どうして?」という理不尽を見つめるとき、じつはもっと広い視野の裾野が
そこに広がりはじめているような気がします。