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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

最後のニュース

2019-12-04 | 暮らし
井上陽水の「最後のニュース」は、筑紫哲也さんに依頼されて作った歌という。

現在も環境問題を叫んでいる傍ら、夜の観光事業の活性化を図ろうというニュースをしていることの矛盾を思う。
日々の生活の中でも、山ほどの広告や市のあちこちの建物に、催しのもののパンフレットが積み上がり、開催日が過ぎると、広告と同じ袋に捨てられる。
全くその頃と変わらない、いや最近はもっと世界中がおかしな方向へ歩いているように思う。

若いときに聴いたのと同じように、その歌には力があって、陽水の歌は軽い口調で、重い。
筑紫哲也さんの番組もよかった。あ、白髪頭の筑紫さんに殿が似ていると言われて喜んでいた。まあ、それは置いといて。

闇に沈む月の裏の顔をあばき
青い砂や石をどこへ運び去ったの
忘れられぬ人が銃で撃たれ倒れ
みんな泣いたあとで誰を忘れ去ったの
~ ~ ~
原子力と水と石油達のために
私たちは何をしてあげられるの

薬漬けにされて治るあてをなくし
痩せた体合わせてどんな恋をしているの
地球上のサンソ、チッソ、フロンガスは
森の花の園にどんな風を送ってるの

今あなたに  good-Night

この歌を聴いたら、ゆっくりおやすみの気分ではいられない。