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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

マダニの恐怖 その2

2018-07-09 | 山歩き

山へ行く時はズボンを穿いている。夏でも日焼け止め用に長袖か、アームカバーをしているので肌を出さないのに、うかつであった。

まさか実家のキウイ棚の下で待ち構えているとは。いや、その前に山へも行っている。うちの周りは水田が広がっている。可能性はどこにでもある。近年、イノシシなども増えているので、マダニも繁殖しているらしい。

10日経ち何事もないと思いながらも、太ももの後ろが気になって鏡で見たら、やはり黒く残っているようだった。そして、3日前から左の首あたりが痛くて、初めはエアコンをかけていて喉がやられたのかと思っていたが、どうもリンパ腺の痛みのような気がした。調べるとSFTS患者は5~8月に多く発症しているとの事。

今日は非番なので病院へ行こうと思った。やはりスカートの方が診察してもらいやすいので履き替えていたら、左の前の太ももに怪しい小さなものが。やばいっ!立ち眩みしそうだった。1mmほどだ。

病院へ行くと、皮膚科は休みで、他の先生が二人かかりで看てくれて、小さなものはキットで取りますと言って、プラスチックのくぎ抜きのようなものでくるくる回して取った。まだ血を吸っていないので小さいのだという事。昨日草むしりをしたからか?

この前の残骸は、痛み止めの注射をした後、メスで切開して取ってもらった。一針縫いましたとのこと。よほど深く切ったのだろう。後ろなので分からない。念のため血液検査をした。今のところ異常なしではあるが。

マダニに噛まれて、6030円支払って、踏んだり蹴ったりというより、噛まれたり切られたりだ。


マダニの恐怖

2018-07-09 | 山歩き

先日、シャワーした後、身体を拭いていて、太ももの後ろにぷくっと膨らんだものがあることに気付いた。年を取るとイボができる。もしや年寄りイボ(名前は正確ではない)?

少し引っ張った。何故かむにょーんと伸びた気がして、取れそうな気がしてピッと引っ張ったら取れた。恐るべし。見ると直径7mmほどで肌色だった。イボか!洗面台に置いたら、まるでルンバのように動いた。動く?何で?げーー。反射的にブラシの背で叩いた。

ぶちっと潰れて、赤い血がドバっと散った。死んだ。おぞましい行為だ。正当防衛である。

一体何か起きたか分からなかった。その物が何かも分からなかった。

翌日、母にそのことを話したら、山で育った母は確信を持っていう。「マダニやわ」えっー、ダニって小さいんじゃないんか。いや大きい。引っ張ったら頭が残るんや。目の下にある黒い痕を見せてくれた。小さい時、友達に「ダニがおる」と、言われて取ってもらったらしい。残ったのだという。

急いでネットで調べたら、喰われたら医者へ行って取ってもらわなくてはならないらしい。千切ると頭と口(牙?)が肌に食い込んでいて残る。それが化膿する場合があるらしい。ウイルス感染症もあるらしい。死に至る症例もあるらしい。

しかし、ダニなど見たことがない。多分1mmくらいのものだろうと思っていたので、ルンバのような動きをする手も足もないような丸い7mmほどのものがマダニであることを知らない。血を吸うとまん丸になるのだ。

さて、どこでついたのか考えた。6月30日、弓道仲間でブドウの木でランチをした。いつもは穿かないスカートを穿いて、帰りに退院後の実家の母の様子を見に行った。その時、キウイの枝が伸びているので、何本かビールの空箱に乗って剪定したときにやられたような気がする。後で洗濯したストッキングを見たら、まさしく太もものあたりが小さく破れていた。

けれど、1週間経って何の変化もなければ大丈夫だと高をくくっていた。

つづく・・・