黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

雨の天狗岳

2020-07-30 17:53:08 | 
朝から雨が降る中、唐沢鉱泉から天狗岳周回。
ま、どこも展望は無し😵 
東天狗で一瞬青空も出たんだけど、すぐ雨。


こんな天気なので人にもほとんど会わず。
岩や根が滑りやすくなっているので注意。

第一展望台 白い。。。

第二展望台 あぁ 白い。。。 😢 

でもちょっとお花が出てきた。
雨の中の楽しみだー
キバナノコマノツメかな

ミヤマコゴメグサ

イブキジャコウソウはこれから

タカネサギソウかな


ムカゴトラノオ

ミヤマダイコンソウ、そろそろ終わり

西天狗までの岩場登り

西天狗岳 はぁ 白い。。。 😩 

一瞬薄っすら東天狗岳 亡霊(笑)

西天狗から東天狗までの間にリンネソウ
小さいから目立たないけれど

東天狗岳  白い。。。  もぉぉ😭 
一瞬明るく青空も 残念。。。

チョウジコメツツジ

中山峠に向かって降りていくと段々と雨足強く。
イワツメクサがしっとり

ヨツバシオガマ

ヤマブキショウマ

黒百合ヒュッテでも雨足は弱まらず
小屋前はひっそり。

黒百合ヒュッテからの下山道はほぼ沢の中。
雨の日はあまり歩きたくない。。。


分岐から唐沢鉱泉へ。
途中でコイチヨウラン

下っていくと少し陽射しが出てくる時もあった
けれどねー

そろそろ梅雨明け?

北八

2020-07-29 17:18:43 | 
麦草峠から北八ヶ岳の一部を回ってきました。
麦草峠ー茶臼山ー縞枯山ー雨池山ー三ツ岳ー
北横岳ー坪庭ー雨池ー麦草峠という感じで。
三ツ岳Ⅲ峰が一番展望が良かった日。


麦草峠スタート時はガスがかかる天気。

展望も無いので茶臼山も縞枯山もただ通過。
雨池峠でようやくガスが切れてきて縞枯山も
見えてきました。

三ツ岳からはまあまあ周りが見えるように。
Ⅲ峰から坪庭を一望
溶岩の流れた感じがよくわかります。(右から左へ)

蓼科山もちょっと。

北横岳ヒュッテは臨時休業。

北横岳では蓼科山が隠れてしまった。

一旦坪庭まで降りて

雨池峠へ向かう木道沿いは溶岩流の末端

雨池峠から林道に降りて雨池へ

反時計回りの周遊路は途中で水没
何とか林道に復帰して麦草峠へ。
思ったよりも雨には降られず、人の少ない山々を
楽しみました。

吉窪城跡

2020-07-28 18:46:47 | 
長野市の小田切ダムの北側の山、吉窪城跡へ。
ダムからコンクリート舗装の急坂を車で登って
行くと吉窪集落が突然現れます。
この急坂は吉窪城跡の南側に位置しています。

集落の道路脇に車を置いてこれまた狭い
コンクリート舗装を登って行くと途中に石仏が。
○童子 □童女と書かれていたのでお墓なのかな。


坂を登りきると畑があってそこに「吉窪城址」の看板
かなり見にくいけれど。


道は割と整備されていて登りやすい。

なるほど、集落の氏神様が祀られていました。

そしてそこが吉窪城跡。看板もありました。


地元の神社の敷地、本郭址


本郭の西側に長さ33mの土居(土塁)址

石積み址

空堀址(草にまみれてよくわからない)

北側の大手寅口址

一旦降りてきて、山城の入り口にあった古墳を
見て回ってみました。
1号古墳、2号古墳は草にまみれてこんもりとした
感じだけ。

3号古墳、4号古墳は吉窪城跡の東斜面の
植林地の中に。
こちらは石組みの跡が。
草刈りをしていた地元のおじさんに聞くと
5〜6世紀のものらしい。発見されたときには
勾玉などあったらしいが全部持ち去られたとか。

林道沿いにはヤブランが咲いてました。

あがりこ

2020-07-27 16:38:04 | 
雨続き。雨がパラパラ降る中、
買い物ついでにちょっと戸隠森林植物園〜鏡池を散歩。
コケをまとった木道がツルツル。
場所によっては木道が結構壊れているところもあるので
注意が必要。

湿性植物の宝庫の森林植物園。
歩いていると目につくのが「あがりこ」
面白い形の樹々。
積雪期に斬られた場所(地上から2mくらい上)から
萌芽更新して育つ樹形をそう呼んでます。


緑生い茂るこの時期、夏の花も少し。
タマガワホトトギス、こちらも花の形が面白い

バイケイソウ、今年の花のつき具合はまずまず。

オオウバユリはもう咲いてる。

色が綺麗なシキンカラマツ

ヨツバヒヨドリ、アサギマダラが吸蜜しにくる花

そして野生動物の痕跡。イノシシの掘り返した跡。

クスサン(蛾)の幼虫。色は綺麗だけどね。

鏡池は誰もいなかった。戸隠連峰は雲の中。


霧雨の飯縄山

2020-07-24 20:11:40 | 
午前中は天気もつかなあと思って近場の飯縄山へ。
でもずっと霧雨って感じでした。

こんな天気なので連休といえど登ってる人は少なめ。
とはいえそれなりにいたけれど。

森林帯を抜けると夏の花々が咲いてます。
でもガスガスで結構濡れる。


早くスカッと晴れてくれないかなあ。
梅雨明けして〜

雨の後の虫倉山

2020-07-23 20:58:38 | 
スッキリしない天気の連休初日。
予定が延期になったので雨が上がった午後から
サクッと虫倉山へ。

お手軽コースの不動滝から。
とはいえ不安定な石がゴロゴロしていて、
濡れて滑るので注意は必要だけど。

上部で沢を渡り、九十九折で登っていきます。

途中の東屋は神城断層地震の際に倒壊して
しばらく屋根だけだったけれど、久しぶりに来たら
新しくなってました。前より頑丈そう。

ガスがかかり展望はなかったけれどとりあえず山頂〜

山頂にイブキジャコウソウ


天気が良ければ北アルプスの山並みが目の前に
広がるんだけどなあ。紅葉の時期がオススメ。

荒砥城跡

2020-07-21 19:56:33 | 
買い物がてらちょっと足を伸ばして千曲市の
荒砥城跡へ。千曲市から坂城町一望の展望が
広がる戦国時代に築かれた山城です。


こちらは城山史跡公園内になっていて入園料
300円。櫓、兵舎、館、櫓門などが再現されていて
平成19年の大河ドラマ「風林火山」、平成23年の
大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」の撮影にも
使われました。


二ノ郭にある櫓に登れば千曲川を挟んで対岸の
山城がよく見える。



荒砥城は川中島の合戦では武田側、上杉側が
入れ替わりながら治めた山城です。

普段は尾根に囲まれた平地の、館があったと
考えられる城野腰で農民として暮らし、戦の時
には兵士になって荒砥城に立てこもり山城の
争奪戦を繰り広げた、と説明がありました。

今はそれほど賑わっている場所では無いですが、
展望も良いし、気軽に山城を楽しめる場所です。

花の火打山

2020-07-19 16:03:12 | 
梅雨の晴れ間、花の火打山へ。


この時期週末は登山ツアーなど団体も多いけれど
流石に今年は5、6名くらいの小規模の団体くらいで
単独や二人組がほとんど。
そして週末の晴れ間にしては少なめの登山者。

朝露なのか雨の残りなのか、苔の生えた朝の
木道は滑る。。下の方は花は一旦終わった感じ。

シラビソ平の辺りからマイヅルソウやゴゼンタチバナ
が目につくように。

富士見平からトラバースで青空と火打山、焼山
の展望。
オオバミゾホウズキが足元に。
オオバタケシマランは迫力あり。
いつもの場所にヒカリゴケ。

高谷池ヒュッテでスタッフにご挨拶。
なんか可愛い看板になってる〜

では天狗の庭経由火打山へGO
小屋からすぐにキヌガサソウの群生

お花畑の天狗の庭、ハクサンコザクラ

矮性低木のツツジ、ツガザクラの3種類。
ツガザクラ、オオツガザクラ、アオノツガザクラ


イワカガミもまだまだ
ツガザクラとのコラボ、ミヤマキンバイとのコラボ
どれも素敵

木道沿いで花々を楽しめる時期。

木道を外れて登りにかかるとハクサンシャクナゲ

クルマユリはこれから所々で咲きそう

ヤマハハコ、ヨツバシオガマはこれから


シナノオトギリやテガタチドリがところどころで主張

登山道沿いにまとまったミヤマキンポウゲ

ライチョウ平は雪が溶けたばかり。
サンカヨウが群生。

ナナカマドにアサギマダラが

登山道沿いのハイマツ、雄花の蕾の赤色が目立つ

足元はカラマツソウ、モミジカラマツ

上部の斜面はオタカラコウ、ハクサンボウフウ

山頂直下はウサギギクも咲いてました

先客一人、後から一人 静かな山頂。
ギリギリ金山が見えて、焼山はほんの少し。

雲が流れてきて展望が。。。
もう少し晴れ間がもつと思ったのに。
雲が切れて天狗の庭方面。

雲は厚くなるばかり、さて下ろう。
天狗の庭まで戻ってくると雲がだいぶ増えた山頂
とイワイチョウ。

風は涼しく、花を愛でる火打山行きませんか?

沼ノ原湿原の花

2020-07-18 16:53:52 | 
天気はまずまず、晴れ間も出た今日。
仕事はキャンセルになり、昨日ツチアケビの
情報をもらったので早速沼ノ原湿原に出撃。
雨がぱらついた後、晴れ間も出てきて気温も
それほど上がらずハイキング日和に。


なかなか出会えずにいたツチアケビ(ラン科)
なかなか面白い形!

横向きだけど花はランの花という感じ。
実の頃も見に行かねば。


こっちはミツバアケビの実

湿原の花々もお初にお目にかかるものも。
なかなかこの時期に来ないので出会ってなかった
ミズチドリとカキラン。嬉しいー。
ミズチドリ


カキラン

トリアシショウマやハナチダケサシこれからかな。

ちょうどエゾアジサイが良い感じ

コオニユリは咲き始め

湿原の木道にシオカラトンボ 
久しぶりに見たなあ