黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

健康診断

2019-08-29 19:24:30 | 暮らし
縦走計画を立てていたけれど天気も悪いし
早々に中止にして、今日は町の健康診断へ。

基本検診、良好。
体組成計でチェックもできたのでやってみた。
体内年齢29歳ですと。
ちょっと嬉しい(^^)/

白山

2019-08-27 21:26:49 | 
昨日、今日と天気と仕事の合間を縫って白山へ。
今回は久々にテント泊。

別当出合登山口の駐車場まで結構距離があり、
鳥居のある登山口から歩き出したのは11時頃。
富士山、立山と並び日本三霊山の白山、登山道は「登拝道」です。

登りは砂防新道で。まず吊り橋を渡ります。
石段が立派で驚きます。
全体的に石のステップが丁寧に固定されていて
段差も私にはちょうどいい感じです。


甚之助避難小屋で少し雨に当たったけれどすぐ止み、
南竜道で南竜ヶ馬場野営地へ。
今回は数えるほどしかテントは設営されていませんでした。

テント場の近くにはダイモンジソウやオトギリソウ
オヤマリンドウ、タテヤマリンドウ、カラマツソウ、
ハクサンフウロなどの花が咲いていました

テント場周辺を散歩したり、のんびりと。
夕立が降った後、綺麗に晴れ上がり、清々しい天気に。


今日は天気が下り坂予報なので早めに行動。
始めは木道歩き。

展望歩道で室堂平へ。途中のアルプス展望台では
雲海の上に北アルプスの展望。
槍穂高連峰
白馬連峰
別山方向
御嶽山、乗鞍岳

室堂平へのルートではイワギキョウが目立ちました。

室堂平から御前峰は残念ながら雲の中。
登ってみても真っ白

ついでにお池巡りも。
ちょっとだけ雲が切れて見えた室堂平。
紺屋ヶ池
千蛇ヶ池は万年雪。
悪さをする千匹の大蛇を万年雪の下に封じ込めたとか。

で、室堂平に降りてきたら御前峰見えてる!

9時前に下山開始。
弥陀ヶ原、花の最盛期だと綺麗だろうなあ

黒ボコ岩からは観光新道へ。

良い展望です。途中の小屋は殿ヶ池避難小屋。

このルートもお花が綺麗。
ヤマハハコ、トリカブト、イブキトラノオ、カワラナデシコ
ミヤマコゴメグサ、マツムシソウなどなど
盛りを過ぎたものも多く、やはり花の山を実感。

午前中に下山して帰宅。
家の中でテントを干してます。

涼しい志賀高原

2019-08-25 20:22:14 | 
23〜25日は志賀高原で仕事でした。
幸い雨にも降られず、涼しい気温の中、志賀山周辺
を歩き、温泉に浸かり、名残のホタル鑑賞も。

初日は静かなひょうたん池へ。こちらまで足をのばす人は
少ないけれど、原生林の中にひっそりとあります。

この時期、湿原にはイワショウブが咲いています。

2日目は志賀山、裏志賀山、四十八池をぐるっと一周。
コンパクトにまとまったエリアで、週末は登山者も
よく見かけます。
すれ違った方が「これハイキングじゃないー」
はい、侮ってはいけません。しっかり登り下りあります。(笑)
裏志賀山から見る強酸性の大沼池はコバルトブルー

3日目はロープワークの練習でした。
3日間、お疲れ様でした。

裏山の霊仙寺山

2019-08-21 19:47:24 | 
雨が降る前に登山口まで一番近い霊仙寺山へ。
登山者で賑わう飯縄山から縦走できる山。
でも霊仙寺跡からの登山道はひっそり、登山者に
会うことも稀。(特に平日は)


登山口は霊仙寺史跡があるところ。
苔むした参道。

この先には五社大神前宮跡、講堂跡の礎石が残っています。
さらに奥へ進むと石段。五社権現奥ノ院跡。

そこからは登山道。
緩急ありますが尾根登りが続き、直登も多し。
樹林帯なので地面も結構滑りやすい。
途中に山頂まで1時間半とか1時間とかありますが、
健脚用の案内時間かな。

上部は低木帯とシラビソ、コメツガが出てきますが、
登山道はササや他の植物に覆われて足元が見難いです。
朝露で足元はビショ濡れ。

夏の花も終盤
マルバダケブキ、ハクサンオミナエシ

タムラソウ、アザミの仲間だけど葉っぱは特徴的。
ウメバチソウはこれから。飯縄山への分岐付近から目立ちます。

マツムシソウは終盤。山頂付近はたくさんあります。
同じくトガクシコゴメグサ。葉の鋸歯が尖っています。

シラタマノキとコケモモは実になって。


太陽も出ていなかったせいか、山頂は涼しく、展望も
ほぼなく、登りの汗が冷えないうちに下山しました。
雨が降る前に帰宅。良いトレーニングになりました。

ぐっと涼しく

2019-08-20 19:35:17 | 暮らし
今週からぐっと朝晩の気温が下がって涼しい。
今日は朝から雨で気温上がらず、昼間でも20℃くらいと
今までのように窓を開け放っていると寒い!

ザーザーと雨に濡れた畑はあっという間に緑がイキイキ。
草刈りしたばかりなんだけどなあ。

黒戸尾根

2019-08-18 20:29:38 | 
昨日、今日と黒戸尾根で甲斐駒ケ岳。
スッキリとは晴れず、時々青空が見えては去っていく(笑)
そんなお天気でした。(一時青空が広がった!)


竹宇駒ヶ岳神社を通り、尾白川渓谷にかかる吊り橋が
スタート。

渓谷沿いのハイキングルートと分岐して黒戸尾根に
取り付きます。
土曜日なので黒戸尾根は登山スタイルだけでなく、
トレランスタイルの人も多いんですね、驚き。

花はあまり多くなく、渓谷近くはヤマホトトギスや
タマアジサイ

雑木林をつづら折りで標高を稼ぎます。
いやー暑い!
急なところ、緩いところ緩急あるけれど暑い!

このキノコも結構ありました。(ベニテングダケ)
こっちはウスタケかな

森林帯から花崗岩の岩場が目立ち始めると刃渡り。
ホツツジが咲いてました。


ハシゴ、鎖場が出てきて登り切ると刀利天狗。

五合目小屋跡で大休止。目の前には登るピーク。
一旦下って石碑に囲まれた祠の脇のハシゴへ。
いくつかハシゴをつないで登ります。

さらにほぼ垂直の壁屏風岩を見上げて登ります。
よくこんなところにいくつもハシゴをつけたものです。
感謝!

登り切れば七丈小屋ももうすぐ。

思いの外早く到着したので、受付してから山頂へ。
まだテント場も2張りでした。
樹林帯を抜けると岩場が続きます。
八合目御来迎場

これから向かう二本剣の岩場。整備がしっかりとされて
いるので、焦らず登っていけば大丈夫。


そんな岩場にミヤマホツツジやクロトウヒレン、ヤマハハコ
など花が咲きています。


二本剣を見上げます。
この辺りは花崗岩が面白い形を作り出します。
サメに見えるかも

山頂見えてきたけど雲多し。


到着! それほど混雑もしておらず大休止しながら青空待ち。

結局遠望はありませんでした。
摩利支天方面と鋸岳方面

七丈小屋に戻るとテント場下の段はいっぱいに。
小屋周りも到着する人など賑わってました。

小屋前で山岳医療パトロールの方々がアンケートを
とっていたり、足を怪我した方について途中まで荷物を
担いで付き添って降りたり。
また色々お話しさせていただきありがとうございました。
夕食時には熱中症や低体温症、高山病などの予防、対処のお話を。
今日は山頂へ行ってアンケートをとっていたようです。
お疲れ様でした!

今朝は小屋前から鳳凰三山が見えましたが、すぐに雲に隠れて
しまい、上の方は雲に。。。大人しく下山しました。

袴岳で森林浴

2019-08-15 16:18:20 | 
台風の影響で南風は強いけれど、青空も出ている今日。
昨日は一日刈払機を背負っての草刈りで腰も肩も
バキバキ。
なので、のんびりと森林浴でもしようと袴岳へ。
標高も高くないし、暑いかと思ったけれど、日陰が多い
ルートで風もあるのでそれほど暑くなく歩けました。
そして誰にも会わず(笑)

樹々は実をつける時期、今日はそんな実たちを探しながら
赤池の駐車場から反時計回りで行きました。

早速目に付いたのはツノハシバミ
熟してくる茶色っぽくなって、角のある包みの中の堅果を
割ると中にナッツが。生でも炒っても良いですね。

こちらはタニウツギ。
ピンク色の花が咲いた後の果実が面白い形です。
葉っぱが落ちた後も残っていることが多いので
よく目にします。

これはキブシ。
春早い時期に黄色い花を咲かせます。
枝から垂れ下がるように花が咲き、果実も同様に
垂れ下がっています。

マタタビ。熟すとオレンジ色に。
ネコ科の動物が好きなヤツです。
右のはマタタビの虫こぶ。
木天蓼(モクテンリョウ)と呼ばれる漢方薬になるそうです。


サンショウ。
葉も種も食材によく使われますね。
実は熟すと赤くなって裂けて種子が出てきます。

ミツバアケビ。
まだまだ小さいですが、熟してくると紫色になって
裂けてきます。果肉が甘くて動物と取り合いです。

ユキツバキ。
日本海側気候の植物で雪の下に埋もれて冬を過ごす常緑樹。
種子からは椿油が取れます。

アブラチャン。
香りのする葉っぱや実です。
種子や樹皮に油が多く燃えやすく、油は灯り用にも
使われていました。

ヤマボウシ。
熟すと赤くなって、ねっとりとした舌触りで甘い味わい。

タムシバ。
コブシと同じようにコブコブの実がつきます。
熟すと赤くなって裂けて赤い種子がぶら下がります。

ヤマブドウ。
熟すと濃い紫色の甘酸っぱい小ぶりのブドウになります。
ヤマブドウジュースや果実酒に使われたりします。

サルナシ!
キウイフルーツの小型版。
熟すととても甘く、私もお気に入り。
少し柔らかいぐらいが食べ頃。

木ではないけれど、マルバノフユイチゴ
甘酸っぱくて歩きながら食べちゃいます。

山頂からの景色。
雲は多めながら飯綱、黒姫、妙高

帰りに5月中旬に信濃町総合会館近くにオープンした
ベーカリーカフェ「ハナアカリ」でパンを購入。
ちょうどお昼時でランチメニューもあり賑わってました。
今度はランチで行ってみるか。
信濃町にもランチを楽しめるお店が増えてきた。


お盆は

2019-08-13 21:12:22 | 暮らし
お盆時期は実家に帰って。。。。というのは無く
どちらかというと黒姫に避暑しにやってくる。
信州は迎える側の立ち位置らしい。

ということで、今年も両親や弟家族がくる予定だった
けれど、中止となってぽっかり空いたお盆期間。

だからといって山も混むし、梅雨明けから良い天気が
続いて草がだいぶ伸びてきてしまったし、ブルーベリー
は採り頃だしというわけで草刈り&ブルーベリー収穫
からのジャム作り。


草刈りはまだ残りあり。明日かなぁ

山の日の火打山

2019-08-11 22:06:12 | 
山の日に火打山へ。


笹ヶ峰の駐車場は登山口もキャンプ場も5:15で満車
手前の京大ヒュッテ辺りの路肩スペースもすでに数台。
路上駐車も。。。
仕方ないので黒沢の橋の先の路肩スペースへ。

登山口へ登山者がたくさん吸い込まれていました。
今回は火打山のライチョウについての学習会。

大所帯なのでゆっくりと。
高谷池ヒュッテの増築工事は屋根がかかってきました。
来年は使えるのか??


天狗の庭での解説
大所帯で止まるスペースも限られ、なかなか声が
届きにくいけれど。

午前中は火打山も焼山もよく見えてました。

ゆっくり&話し出したら止まらないNさんトークで
時間は押せ押せ、山頂までは行かず(笑)

ライチョウ平下の岩場にはソバナが群生して綺麗。

ミョウコウトリカブトも咲き始めていました。
それにしても登山者多かった。

気になったのはこちらは下りの馬場返し付近で
高谷池ヒュッテに向かっている二人組、スローペース、
すでに15:45頃。
うーん、もっと早く出発できなかったのかなあ。

五地蔵山

2019-08-10 19:12:40 | ガイドツアー報告
今日は地元のお山、五地蔵山へ。
9月に縦走行きたい、ということでトレーニング登山です。

戸隠キャンプ場受付前は6:00前から長蛇の列。
そうだお盆休み週間の初日だった〜。
登山者用の駐車場も結構入っていてびっくり。

涼しいうちに牧場を抜け大洞沢沿いを登ります。
沢の音に癒されながら標高を稼いで滑滝。

氷清水からは沢から離れて一不動へ登り上げます。
稜線に出ると雲がかかって陽射しがなく涼しいものの
展望は。。。高妻山は姿を見せてくれませんでした。

稜線は夏の花。
ソバナ、ツリガネニンジン、クサボタン 薄紫が目立ちます。


ミヤマママコナ、ハクサンオミナエシ、シモツケソウ
セリ科では珍しい黄色い花のホタルサイコ

アップダウンを繰り返して五地蔵山。
高妻山への真ん中辺り

他の登山者は高妻山へ向かいますが、今日は六弥勒から
弥勒尾根で下山。

沢を数回渡り、鎖場あり、アップダウンあり、長い下りあり
など、変化に富んだコースでトレーニングできたでしょうか。

お疲れ様でした!