黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

小学生と火打山その1

2014-09-30 21:18:43 | 
今年で3年目となる神奈川県の小学校の5年生と
高谷池ヒュッテ泊で火打山登山。

初日は高谷池ヒュッテまでゆっくりと。
紅葉はすでに十二曲りまで下りてきて、近くの山肌
も色づいて目を楽しませてくれる風景は広がっている。


富士見平分岐から黒沢岳


初日は火打山は雲に隠れてしまっていたけれど、
高谷池周辺の紅葉もまずまず。


ナナカマドは終盤でほとんど茶色から落葉になってけれど、
谷間や黒沢岳の山肌の紅葉は良い感じに色合いに。

生徒たちはみんな女の子だったけれど、夕食のおかわりは
あきれる程食べてた・・・カレー&ハヤシライスとはいえ、
2回のおかわりはすごい。
夜は早めに就寝。

秋晴れ

2014-09-29 09:01:55 | 
25~28日はお仕事で丹沢方面へ。
といっても山に登らず、その麓で。

25日は熱帯低気圧の影響が少々あったものの、その後は
秋晴れが続いて、山登りしないのがもったいないほど。

今年はどこでも紅葉がきれいという情報が入ってくるこの頃。
丹沢の山肌も少しずつ色づいてる。

そんな絶好の登山日和に御嶽山噴火の惨事には言葉もありません。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

ひと足早く紅葉ハイキング

2014-09-23 19:17:52 | 
月イチ紅葉ハイキング9月は車で高い標高まで行ける
志賀高原の志賀山&四十八池。
とっても良いお天気で素晴らしい展望も楽しめました。



硯川温泉の前山スキー場のリフトに乗ってスタート。
リフト降り場ですでに1800m 北信五岳、白馬連峰、
後立山連峰、立山の展望バッチリ


おちびちゃんを背負って、パパは頑張ります。


渋池のすっかり秋の様相


志賀山へのちょっと頑張る登り。


途中の山頂近くの展望場所からは槍・穂高を始め、
素晴らしい山々。




ミネカエデの紅葉も始まり、針葉樹の中に映える赤


裏志賀山からの大沼池。
この色はまさに南国リゾートの海の色。


四十八池に降りてゆっくり休憩。
ベンチも充実。


山ガーナの撮影(笑)


四十八池からは広い散策路で下山。
1日安定したお天気で気持ち良い紅葉ハイクになりました。
ありがとうございました。

近くの霊仙寺山

2014-09-21 17:36:21 | 
我家から一番近い登山口、車で10分弱の霊仙寺山。
天気が良くて半日サクッと行ってこようというときなど、
行き易い山。

今日もそんな感じで行ってきた。
朝イチのスカッとした青空は雲が湧いた空に変化して
しまったけれど、展望はまずまずでした。



霊仙寺跡の駐車スペースからスタート。
良いお天気に苔むした参道。


カラマツ林にはリスの食痕


尾根歩きに入るとオオカメノキは紅葉が始まっていました。


足元にはザ・きのこという感じのベニテングダケ


ミズナラ林、ブナ林、ダケカンバ林と標高を上げながら
変化する。
高木が無くなってくると笹が登山道を覆ってとっても
歩きにくい。
秋の花が少し。
オヤマリンドウ

タムラソウ

オヤマボクチ

ウメバチソウ

タチコゴメグサかな


飯縄山も少し色づいて


山頂から斑尾山方面を見れば、そろそろ刈入れが始まる
田んぼが黄金色。


カエデの赤は「秋」って感じだね。


ササで隠れた登山道は滑り易い黒土が出ているので
注意して下山。

日曜日でもすれ違ったのは4組。
飯縄山はもっと混んでるはずだけど、この山はいつも静か。
昼前に下山してお昼に帰宅というお手軽山行でした。

今朝も

2014-09-20 22:31:32 | 暮らし
今朝も朝6:00過ぎだったかな。
カーテンを開けたらその先に。
またもやクマの親子(親1、子2)がブルーベリー畑を
横切っていった。
ここのところよく見る光景。
なんか、ぜんぜん驚かない(笑)

森の中でピザ&ケーキ作り

2014-09-20 21:48:13 | やまもりてんこもり
木漏れ日の森の中でピザとケーキを作って楽しむ
イベント開催。



曇りがちな朝からだんだんと青空が広がって、
森の中にも日差しが届いてきた今日。
NPO法人山壮辿子盛(やまもりてんこもり)が
管理している企業の森で、焚き火を熾して準備。

参加者が集まった所でまずはピザの生地を作る。
捏ね捏ね。各自捏ねております。


気温があまり高くないので、湯煎で強制発酵~。
発酵している間に、りんごケーキ作り。



デコレーションがすんだらダッチオーブンの中へ。
そして焚き火ねへ。


ピザのトッピング材料を切って用意したら、
上手く発酵したピザ生地を薄く伸ばしてトッピング。
焼くのはフライパン形のスキレットで。


そうこうしているうちにりんごケーキ焼き上がり!


ちょうどお昼にピザ第一弾が焼き上がり!
手前はスタンダードにピザソースに玉ねぎ、ピーマン、
ベーコン、トマトとチーズ。
奥は変化球でりんごの薄切りを置いてチーズ&オリーブオイル。
どちらも美味しい~



次々焼き上がってくるピザを食べつつ会話に花が咲く。
お腹が満たされても、ケーキは別腹(らしい)
珈琲をパーコレータで入れて、ケーキのお供に。


森をちょっと散策して終了。
楽しいひととき、ありがとうございました。

準備

2014-09-19 20:55:25 | やまもりてんこもり
ダッチオーブン体験の準備でNPOで管理している森へ。
明日に備えて焚き火をする材料を集め。

ここのところ肌寒い日が続いているから焚き火は嬉しいかも。
ダッチオーブンでピザ&ケーキを作ってみようという体験。
でもピザ生地が発酵するのかちょっと不安。(笑)
今朝も気温は一桁だったしなあ。
良い天気になりますように。

砂鉢山

2014-09-17 21:13:41 | 
荒倉山塊の最高峰の砂鉢山へ。(信州百名山)



虫倉山と同じようにいろんなルートがある里山。
今回はわりと新しいルートの尾倉沢古道を辿って。
地域の人の手で復活した古道で、戸隠地質化石博物館
などがある柵(しがらみ)地区から鬼無里地区への
最短で結ぶ街道だったとか。

戸隠支所の方から化石博物館を目指して行ってみたけれど、
博物館から先になかなかたどり着かず・・・・
結局、荒倉キャンプ場経由になって大回りに。
細い道が入り組んでいるので、国道406号から「追通」バス停
から目指した方が案内板があって良いみたい。
こんな案内板あり。


やっとたどり着いた一の川駐車場。


ここからスタートで林道を少し進むと登山道入口あり
1/25000地形図にも載っていないルートなので、
地形図にルートを書き入れながら進んでみた。
種がくっつく草が足首から腰上まで伸びて・・・
腕や足元にぺったり。

基本カラマツ林のルートが地蔵峠まで続く感じ。


一杯水という場所には昔、開墾して麻を栽培していたとか。
炭焼き小屋跡があったり、地域を支えてきた里山だとわかる。

地蔵峠は鬼無里地区の押出へ行くルート、大沢へ行くルート
砂鉢山を経由して紅葉の岩屋方面に行くルートと私が登って来た
柵地区からのルートとの交差点。


この辺りはサラシナショウマ、キケマンが咲いていた。
タマアジサイも結構あったので、時期に行けばきれいかも。

ここからは砂鉢山に向ってやや細尾根を登る。


途中、西岳方向も見えるけれど上部は雲の中。


山頂、静か・・・
天気が良ければカラマツの間から白馬方面も見えるけど、
今日はいまいち。
山頂から虫倉山方面


帰りも同じルートで下山。
他のルートに比べても短時間で山頂を目指せるルートでした。

月イチ紅葉トレッキング

2014-09-16 20:20:40 | 
4月~6月に「カフェおてらの木」とコラボして始めた
月イチ新緑里山トレッキング。

運動不足解消したい
山歩きを始めてみたい
ひとりだと不安
などなど、参加した理由は様々ですが、山カフェもあり、
楽しみにしてくれている方もいるようで。

9月~11月も月イチ紅葉トレッキング開催。
前回は口コミ的な募集でしたが、今回はブログでもご案内。

9月23日(祝) 志賀山&四十八池
10月18日(土) 鍋倉山
11月16日(日) 京ヶ倉

今年は北信方面は8月からあまり気温も上がらなかったので、
紅葉も早めなのかな。
紅葉の予測は難しいけれど、紅葉&景色を楽しめる場所を
ピックアップしてみました。
 
山ガーナプロジェクトのサンプリング活動にも協力させて
いただくので、参加の方にはガーナをお配りしますよ。

ガイド料金や詳細などの問合せは 
sugichanyamane★gmail.com (★を@に)
締切りは各日程の2日前です。

鳥甲山縦走

2014-09-14 19:15:05 | 
今日は里山ではなく、人の少ない奥山・鳥甲山へ。
黒姫周辺からもよく見てるけれど今回お初。
アクセスがあんまり良くないんだよね。
登り下りを繰り返してやっと見える山頂。




登山口は2つ、いずれも豪雪期には陸の孤島になる
こともある秋山郷にある。
下山する屋敷登山口にMTBをデポして狢平登山口へ。
駐車場はそこそこ広めだけどトイレは無し。
どちらも登山届ポストあります。
7:00前に車3台が駐車。単独と4名パーティが準備中。
そして先に出発。


私も準備して7:00過ぎに出発。
ブナ林が気持ち良い。


だんだんと急登。
ここで先に出発した2パーティに追いついて先行させて
もらいました。
一気に高度を上げて見晴らしも良好。
振り返れば苗場山方面。


この先は幅1m前後の細尾根が続いて、


岩場の急登もあり。
しかも岩は崩れ易い板状節理の安山岩は手をかけたり、
足をかける時に動かないことをチェックしながらの登り。



東側斜面は大崩落地ですとーんと落ちてる。
見晴らしいいね・・・


赤い山肌が見えるのは下りのルートに使う尾根。


急登がひと息つくと今度はネマガリダケの囲まれた
登山道に。黒姫山に似てる。


白くら(「山」冠に「品」)ノ頭から下り。


赤岩の絶壁続きまーす。
一応クサリありだけど、地面が崩壊しているのか、
中間支点がブラブラなところもいくつかあるので注意。
ガスがでていたので見晴らしは良くないけど、ここでは
その方がいいかも。少し戸隠山の雰囲気に似てるかな。



全体的に雨が降っていたら通りたくないルートだなぁ。

絶壁の細い登山道をやり過ごすと段々と広い尾根になって
少しお花も。
ハクサンシャジン

マツムシソウ

ミヤマママコナ

ミヤマコゴメグサ

エゾリンドウかな

ウメバチソウ


屋敷登山口からのルートと合流したら山頂はあと少し。
10:00過ぎに山頂到着、ちょっと地味(笑)


展望はあまり開けず、奥志賀スキー場、焼額山スキー場
が見えたけど、ちょっと雲が多い・・・


エネルギーと水分補給の大休止して下山。
下りは屋敷登山口。
山頂から降りると始めのうちは広い緩い尾根。
アップダウンしながら途中から赤い岩肌がすこーんと
落ちてる細尾根。


登山道沿いの紅葉は少しずつ始まっています。



尾根から外れて一気に下降、結構急で滑り易いので
注意注意。
だいぶ降りてきたら堰堤脇を通って


12:30過ぎ登山口着。
思いのほか早く降りてこれた。
こっちからの登りも結構大変だな。

ここからもうひと息。
デポしておいたMTBで淡々と登りで約30分。
無事終了~。