黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

裏山の山菜

2019-04-29 19:45:13 | 暮らし
我が家のヤマザクラも葉っぱが広がってきました。


裏山の山菜の状況を見に出かけてみたけれど
まだ早かった〜
コシアブラもタラノメもまだ小さい
GW後半でどうだろう?



しょうがないので遅めのふきのとうだけ収穫。

庭からはギョウジャニンニクも収穫。
コゴミは昨日の霜でやられて黒く変色して倒れてる。。。

駐車場裏のコゴミはまだ伸びていないのでセーフ。
こちらで収穫。

夕食に山菜三種!
コゴミの胡麻マヨ和え
ギョウジャニンニクの酢味噌かけ
フキ味噌


うーむ、酒のつまみだな。
アルコール苦手なのに(笑)

残雪鍋倉山ツアー

2019-04-28 20:04:19 | ガイドツアー報告
スキーツアー日和の今日は残雪鍋倉山ツアー。
バッチリな天気と展望を楽しみました。


GWから巨木の谷登山口近くの駐車スペースまで
車が入っていけるのでアプローチにかかる時間が
かなり短縮できます。

昨年は雪解け早く沢が割れて低木も立ち上がっていた
ので中止にしたけれど、今年はバッチリの残雪。
しかも昨日の降雪で白く綺麗になっていました。

そんなブナの森をスキー、ボード、ツボ足、
スノーシューなど思い思いのスタイルで、
老若男女が登っていました。
ブナの木の影が雪面に投影されて綺麗です。


谷をつめていき黒倉山と鍋倉山のコルへもう少し


振り返れば越後三山方面もしっかりと


コルからもうひと登りで山頂
ブナの枝先には海老の尻尾。パラパラと落ちてます。

ハロ(日暈)も見えました


山頂到着!良い景色です!






良い景色を見ながらランチタイム後、滑走準備。
さてOK?


思い思いにシュプールを描きます。






森太郎にも会いにいきました。


最後の斜面を。振り返ればどのシュプール(?笑)



満足いく滑りができたでしょうか。
お疲れ様でした!

立山BC

2019-04-24 17:09:48 | テレマークスキー
ガイド仲間で立山へ。
22日から入っている仲間に23日朝イチから合流。
23日朝からバッチリ良い天気!


午前は龍王東尾根登攀組と浄土山BCスキー組に分かれ、
BCスキー組は一ノ越から浄土山へ。


稜線から近くは針ノ木岳、遠くは大天井岳方面も。


龍王東尾根を見ながらのハイクアップでちょうど
登攀組を確認して(ちょっとわかりにくいけれど)
エールを!


この日は雷鳥祭り、室堂山荘から浄土山までの
ハイクアップで度々遭遇。



浄土山富山大学立山研究所から槍ヶ岳、雲ノ平、
笠ヶ岳、薬師岳、白山などなど

立山、別山、剱岳 ぐるりと360度の展望


まずは一本


もう一度登り返して龍王登攀組と合流。
龍王岳とのコルから御山谷へ



東一ノ越へトラバース
東一ノ越からの後立山連峰の展望抜群


広い斜面をタンボ平へ向かって。


振り返って大斜面


デブリあり、ストップスノーありでしたが
初タンボ平を満喫。
黒部平から滑った斜面を振り返り、さらに
ロープウェイからも見下ろし充実感たっぷり。


良い天気に穏やかな風、立山の春雪を満喫、
大満足の1日でした。


そして今日24日は朝から雨。
早々に下山を決めて室堂を後に。
みんな、ありがとう!お疲れ様でした。

総会

2019-04-21 17:03:07 | 
所属の静岡山岳自然ガイド協会の総会で清里へ。
関東、中部周辺に点在する会員がいる会なので、
今年はだいたい真ん中辺りに集まってみました。


新入会員も数名入り、50名を超える会になっています。
なかなか全員が集まる機会はないですが、今年度も研修を
充実させて会員の技術向上を図っていきたいと思っています。

ザラメ鍋倉山

2019-04-19 22:35:16 | テレマークスキー
天気回復を望んで行ってみた鍋倉山
ザラメは良かった!

けれど雨から始まってしまった。。。


それでも行っちゃいまーす。
除雪もだいぶ進んでいる感じ。
雪の壁はそれほど高くはない。


登っていくにつれてガスが・・・


たまに明るくなるけれどガスは取れず。
山頂到着! 風強し真っ白。


で早々に滑走準備してGO
下部の東面は見通しが良くなってザラメ滑走を楽しむ。




ナイス!


天気はイマイチだったけれど雪は楽しめた鍋倉山。

三登山〜白岩峰

2019-04-18 17:00:47 | 
サクラ満開の長野市若槻の里山へ。
飯綱町の髻山から縦走できる稜線歩きも出来ますが、
今日は蚊里田神社から。
サクラが満開で綺麗!


蚊里田神社からはトレッキングコースが整備されています。

山の中は春の花が咲き始めたばかり。
シュンランは結構咲いています。


ウグイスカズラはポツポツと


ダンコウバイが山の中を明るく照らします。


咲き始めのウリハダカエデ


基本的に尾根歩きで稜線の電波塔まで登ります。
電波塔から北東方向へ向かうと景色が開ける
場所あり。
千曲川を隔てて先日登った若穂太郎山など
山城跡のある里山の数々と、その後ろに志賀高原、
四阿山、根子岳など一望


しばらく行くと三登山山頂です
木々の向こうに飯綱山、黒姫山、妙高山が


電波塔まで戻ってさらに稜線を行くと842m標高点へ。
ここから南に進路を取る尾根へ。
ピーク周辺はやや藪だけど尾根に乗ればテープの印が。
道もしっかりついてます。


林道を横切ってさらに尾根を下るとこんな風景が!
白岩峰の平坦地です。


見下ろすと何とも見事な白岩というか白砂の斜面。
ゴロゴロした岩でなく、サラサラの砂の様。
裾花凝灰岩でできた崖で、とても脆く風化して
独特の形を作っています。
いきなり出てくるこの景色は見ごたえありです。


展望も良し


白岩沿いに下りていくと山の神の祠(大正時代に建立)


崖を見上げる


堰堤のある谷を渡るところがやや藪化しているけれど
今の時期ならまだマシ。


高圧電線の管理道を使って若槻温泉脇へ下山。
気温が上がって暑かった〜。

春の雁田山

2019-04-16 19:30:33 | 
サクラも開花して良い感じになってきた小布施の町の
中にある雁田山へ。
北信五岳が一望できる山城跡がある山です。



葛飾北斎の天井絵がある岩松院脇から登るとすぐに
山城跡の小城(物見場)。
石垣がしっかり残っています。


細尾根の岩場を登って大城(本丸)跡へ



尾根上にはアカマツが結構あってリスの食痕も。
結構マツ枯れしていますが。。。


一気に稜線まで登ると千僧坊
今までと何か違う。。。
展望が良くなるようにコナラなど雑木林が切り捨て伐採
されていました。(そこまでしなくてもという感じ)



ここからしばらく稜線歩き。
春の花が少しずつ咲いています。
ダンコウバイ、オオタチツボスミレ



展望園地はとっても良い展望。




反射板跡のある三角点から下るとすぐにカタクリの
群生地。咲き始めていました。


そのまま下ると二の岩、一の岩を経てスベリ山登山口へ下山。
遊歩道を歩いて岩松院まで。
途中の浄光寺のサクラは綺麗でした。
今週この辺りのサクラは満開でしょう。

残雪の袴岳

2019-04-15 19:32:33 | テレマークスキー
ザラメの袴岳へ。
風が強く、雲が出てきてしまったけれど山々は姿を
見せてくれました。



駐車スペースの雪の壁はだいぶ低くなっています。
雨の後だったのでしっかりザラメ化していました。
雪面は花粉やホコリや枝など落ちているけれど
滑るにはまだ問題ない感じです。


イノシシの足跡が結構ついていて、何となく獣臭も。


袴池も雪が溶けてきました。横切るのは危険かな。


低木が雪解けで立ち上がってウサギの食痕も目の高さに。


第一ピークから直江津港も見えています。


すっかり静かになった斑尾山のスキー場。
登って滑っている形跡はあり(笑)


一旦下ってブナ林を登る。ブナの樹皮にはクマの爪跡も。


第二ピークから黒姫山、また下って再度登り。


そして山頂へ。妙高山、黒姫山、飯縄山、野尻湖など
展望よし。


斜面は緩いけれどブナの森は好きだなあ。
根穴が広がってきているので注意です。



袴湿原にも寄ってみました。雪はまだあります。


ただ段差の大きいところや法面は地面が出ているので
暖かい日が続くとぐっと雪の量は減るかもですね。