昨晩はテントで熟睡できたのですっきり。
冷え込みは無く、テントの結露もなく快適で撤収も楽々。
テントサイトからの朝焼け
山荘泊まりの団体さん、その他の登山客もみんな金北山行き。
エネルギー補給して、パッキングして、みなさん見送ってから
ゆっくりスタート。
始めは道路を歩いてタニウツギやヤマオダマキなどを愛でつつ
金北縦走路入口へ。
入口にはおがくずを使ったまだ新しいバイオトイレが2つ設置
されています。
林道と森のなかを歩くショートカットのルートがあり、森の中
のルートには終わりかけのルイヨウボタン
アオネバ登山口から登ると合流するアオネバ十字路。
すぐ近くにコンロンソウがたくさん
トラバースしながら標高を上げて、ジグザグに傾斜を登り上げるとマトネ。
ここで団体さん、他の登山グループに追いついてしまった・・・
ここから見える金北山(山頂に建物らしきものあり)はまだ遠く。
この先のルートは変化に富んで、緑のトンネルあり、平坦地あり、
ザレ場あり。
途中で団体さんや他の登山者を追い抜き、のんびりと。
状態の良いシラネアオイもやっとお目見え
ヤマシャクヤクもやっと見つけましたが、開いていない・・・
残念。
トゲトゲのあるヒロハヘビノボラズ
赤ザレ、青ザレと言われている辺りは名前通り赤み帯びたザレ場
と青み帯びたザレ場のミックス。
それを過ぎると真砂の峰
金北山に近づいてきましたが、まだ先があります
その先は残雪期用のルートと夏道と分岐が2ヶ所。
今回はどちらも雪は無く選べますが、両方とも夏道を選択。
雪解けが遅めのこのルートはシラネアオイが良い感じ。
目の高さにはコブシやミネザクラ
足元にちょっと地味ですが、ミヤマシキミ
役の行者の石像
鏡池やあやめ池はモリアオガエルの鳴き声が
ここから急斜面を登り上げると・・・
あれ、古びた建物が・・・使われていそうにない?
回り込むと神社があって山頂でした。
廃墟と神社・・・微妙な金北山山頂。
あとで地元の方に聞いたところ、古びた建物は元は
アメリカ軍のレーダーサイトで、その後自衛隊に移管
されたとのこと。
6年前に妙見山の山頂に通称ガメラレーダーが作られて
金北山のレーダーは役目を終えて少しずつ解体されて
いるらしい。
一気に解体されてしまうと、山頂に残った神社が風速30m
にもなることもある強風に耐えられないということで
解体がゆっくりなんだそう。
山頂から下ると狛犬があり、その隣に簡易トイレあり。
この先は防衛省の管理道路。
事前に通行申請をしておく必要があります。
ん~、この管理道路が今回の天気には日影があまりなく
蒸し暑く結構大変でした・・・
道脇にカントウタンポポがあってちょっと嬉しくなったり。
通称ガメラレーダー
山頂から歩いてきた道を振り返って。
最後はゲートを通って白雲台
金北山ライナー出発まで交流センターで2時間半待ち~。
マッタリ中。
待っている間も交流センターのスタッフの方や、地元の方、
早めに到着のバスの運転手、バスガイドの方々から
温泉情報、金北山のレーダーや佐渡の山の話などなど
親切に教えていただきました。
ありがとうございました!
教えていただいた温泉に寄って、
教えていただいた路線バスに乗って、
無事両津港に出港までにたどり着けました。
天気も良く、楽しい大佐渡縦走は無事終了。
また花の時期に、プラス観光も含めて訪れたいものです。