黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

助成金授与式

2008-05-08 17:10:22 | アドキャン
本日、キリン福祉財団の助成金の授与式を行いました。



5月からNPO法人として山壮辿子盛が活動を始めますが
指導者養成として申請した助成金が受理されたのです。

ほとんどの助成金授与式は東京など都市部に集まって
いっせいに行うものが多いようなのですが、今回の
キリン福祉財団は一軒一軒助成先に出向いて行うと
いうアットホームなものでした。

助成金をいただいて行う事業をぜひとも大勢の人に
受講してもらって有意義なものにしたいです。

家にこもって

2008-04-19 18:36:35 | アドキャン
今日はアナログ&デジタル作業していました。

4月末に行うこどもアドベンチャーキャンプ報告会に配布する資料と
スライド作成の作業をしてました。

ファイルにとじてDVD付きの活動報告書ができあがりました。
スライドは今までの写真をピックアップして15分程度のスライドショー
になりました。



どちらも個人的にはなかなか良いものができたな、と自画自賛。
報告会の反応が楽しみです。

とはいえ座っている時間が長かったせいか腰が痛い。
しっかりストレッチしようっと。

雪山とすき焼き

2008-03-26 18:49:39 | アドキャン
今期のこどもアドベンチャーキャンプ’07も最終回。
25、26日にキャンプ道具一式を担ぎ上げて行った雪山遠征。
雪国の子供はスキー大会など結構忙しく参加メンバーは3名と少ないながら
このメンバーは全10回プログラム参加者2名と9回参加者1名と精鋭揃い。

今回は豪華にすき焼きパーティーも計画した遠征だけに食料がこんなに・・・
これを分担して担ぎ、担ぎきれないものはソリに載せて引いていった。




平らなところから急な斜面へ・・・
ソリを引く子供はもちろん、みんな重い荷物にたびたび立ち止まって肩の加重を
ストックで持ち上げて和らげる。



ゆっくりゆっくりと登り、よさげなテントサイトを見つけ幕営地に決定。
しかしすでに夕方。
荷物をおろしてひと息する間もなく暗くなる前にテントの設営などやる事はいっぱい。
テントを設営し寝る準備をしてパーティー会場作り。



会場が出来たところですき焼きパーティー!
みんなで担ぎ上げた食材をふんだんに使って美味しいすき焼きができました。
ガツガツと食べる子供達にスタッフ一同「ホッ」

星空を見上げながらのすき焼きパーティーの後はしばしティータイム。
そのうち寒くなってきたので簡易テントに滑り込み、
眠くなってきたのでテントに潜り込んだのでした。





翌朝・・・
でした。そういえば夜にテントに雨か雪が当たる音がしてたなぁ。
それにしても2~3人テントに大人3人が頭を交互にして寝ていたから
寝返りが出来なくて腰が痛かった~。



天気予報は9:00頃から雨。
6:00頃から動き出してシュラフなどを片付けテントを撤収してから朝食。
フランスパンにいろいろなものを挟み込んで朝食と昼食分を作るのが
意外と楽しかったりして。
子供達は持参のナイフを使ってフランスパンに切り込みを入れたりして
豪華なサンドイッチを作っていました。

全てを撤収して出発。
ソリや鍋もザックにくくり付けて慎重に慎重に。
テレマークにも慣れてきた子供達は食料も減って身軽になったせいか
比較的スムーズに滑り降りていく。




途中雪が強くなってきたものの雨には降られず無事に車まで戻ってきました。
車で移動していたら雨。なんて絶妙なタイミング。
日頃の行いかな。

アウトドアで遊ぼう 雪の森遊び

2008-03-08 17:56:10 | アドキャン
低学年の子供達から参加できる野外体験イベント、今回は
「スノーシューで雪山探検隊」親御さんも合わせて18人が
参加してくれました。

スノーシューが初めての子も多く最初は歩き方が慣れなかった
けれどしばらくするとコツがつかめてきたのか信濃路自然歩道
の雪道をどんどん進んでいけました。



途中雪の重みで折れたと思われる杉が道をふさいでいたけれど
そこは雪の上、お尻で坂を下って・・・ わー、キャーと笑顔で。



ちょっと一休みで始まった雪合戦。
なかなかコントロールがいいねえ。でも負けないぞ!(大人気ない?)



雪の上でのお弁当はいつもより美味しいねえ。
持ってきたおやつを配ってくれた子が何人もいてうれしかったよ。



斜面を使って滑り台を作って滑る滑る!
スケルトンばりに頭から滑ってくるツワモノも何人もいて
たくましさを感じました。



子供達自身でいろいろな遊びを考え出しているのはいいなあって
思った一日。
穴を掘って落とし穴にするんだって。
どう考えてもバレバレなんだけど・・・
自分で入ってみた。お、すっぽりだ。



14:00に終了、保育園に通う子供は眠そうだったけれど頑張った。
きっと車に乗ったら爆睡だな。

新雪、深雪

2008-02-24 21:39:22 | アドキャン
23、24日と「こどもアドベンチャーキャンプ 雪中移動技術を磨く」を実施しました。
あいにく県のスキー大会の日程と重なりアドキャンメンバーの半数以上がその大会に出場
するために今回の参加メンバーは4名となってしまいました。(寂しい)

23日の朝、春の陽気と青空の中、妙高少年自然の家に集合したメンバー。
しかし天気予報は昼前から下り坂で暴風雪、風速10m以上らしい。ひょえー、吹雪じゃん。
ということでスタッフで話し合ってスケジュールを少々変更して行う。

ま、とりあえず天気が崩れる前にテレマークスキーの道具に慣れる練習を関温泉下の駐車場
から自然の家までのツアーコースで行うことに。
初めての道具にやや戸惑いながらも慣れてくればそれは長野県の子供達、格好はどうあれ
滑ります。テレマークポジションに挑戦する子も。




テレマークをちゃんと習ったらあっという間に追い越されそうだ・・・・
残念ながら昼前から雨、みぞれの洗礼を受けて全身しっとり。手袋もウェアもしっとり。

昼食を自然の家でやり過ごして気温が下がり雪が細かくなってきたところで雪洞作り。
とはいえ、雪も風も激しくしかも雪洞に適した斜面が無く雪も柔らかいとダメダメな条件。
計画変更で半ドームを作ることに。




しかーし、これもうまくいかず小学生はふかふか雪の中を転げ回り遊び始め時間切れ。
結局キャンプセンターの荷物置き場に寝ることに。(条件良すぎ!)

今回は食事は自然の家の食堂を使用。場所が離れているので食事の時にはスキーウェアを
着込んでヘッドランプを付けて暴風雪の中を移動です。

そして夜は広い荷物置き場で走り回る子供達を横目にスタッフはゴロン。
外は相変わらず強い風と雪。

24日朝4:00ころからがさがさと動き始めた子供達に後で酋長から注意が・・・
荷物置き場を片付けて自分たち荷物をまとめて掃除をしてから食堂へ。
相変わらず暴風雪は続いて・・・

しっかりと朝食を食べたところで黒姫に移動。
黒姫山東側の山麓をスキーツアー。初めてのラッセル、初めてのバックカントリースキー
という子もいてなかなか斜面を登れなかったり、深雪にはまり込んで起き上がれなかったり、
木の上の雪が落ちて雪まみれになったり。ゲレンデとは違う感覚を味わえたかな?



ラッセルでなかなか進めなくなると思わず「ああ、もう!」と誰かの口癖が伝染。



結局1日中雪と風のスキーツアーとなりました。

さて、今度は3月の雪の中を移動してのキャンプ。
荷物も大きくなるし移動の距離も長くなります。食事も自分たちで作らなきゃ。
楽しみだね.

スノーシューハイク

2008-01-04 21:17:40 | アドキャン
本日はこどもアドベンチャーキャンプの8回目。

今回はスノーシューを履いて歩き方、ツェルトの
張り方、ビーコンの使い方、地図とコンパスの
使い方とストレートウォークの実践。

参加者は7名、元気に集合した後はスノーシューを
配布して履き方を習って履いてみる。


新雪、下り、登り、薮の間を抜ける・・・
ラッセルを交代しながら。


広い場所でツェルトを張ってみる。
時間がかかるけれど何となく形に。


ん~、これじゃーみんな凍死しそうだぁってくらいの
ゆっくり時間をかけて?
(次回はもっと頑張ってみようか!)

ビーコンを使ってみる。
2チームに分かれて埋めてあるビーコンを探す。


アナログ、デジタル両方を体験、3回戦目は両チームとも
近いところまで探しにいくことができて慣れてきたかな。

雪が結構降ってきたからツェルトを被って昼ごはん。


その後、ツェルトを被りながら地図の見方とコンパスワーク。


最後に指定したA地点からB地点までストレートウォーク。
コンパスの角度を確認しながら指示をだして・・・


予定通りの場所に到着。バンザーイ!
そこでココアタイム。ガソリンバーナーでお湯を沸かします。
うまく点火できた?


ゲレンデを横切りながら移動して振り返り。
みんな外の寒さから室内に入った暖かさでやや眠そうかな。

まだアイデアを出し合うこと、仲間に手を差し伸べることが
出来ていないようだけど、今期残り2回で課題をクリア
できるだろうか??

それにしてもこどもたち、雪の中で遊ぶことは大好きだね!

こどもアドベンチャーキャンプ クラフト&救急法

2007-12-09 20:58:59 | アドキャン
8、9日に妙高少年自然の家で感性を表現しよう!ということで
木の枝を使ったクラフトと救急法を学びました。
その様子を少し・・・

8日に集合した子供たちは6名。
妙高少年自然の家は黒姫よりも積雪があって子供たちはいきなり
雪投げを始めました。
素手&普通の運動靴で、そして濡れて。

この時期泊まる団体も少なく、我々ともう1団体のみでしかも黒姫の
ラボっ子たちでした。知った顔も何人かいて、アドキャンメンバーも
いました。予定が重なっちゃうんだよね。

さて、午前中はおっちゃん指導によるマイ箸作り。
思いのまま箸を作りますが性格がでるねえ。曲がっていてもOK、
長さが違ってもOK。
最後は名前を入れてもらって完成!


午後は何でも思いつくまま作っていこうとノコギリ、釘、ドリルや
接着工具も使ってみました。
何となく形になった?



宿泊棟はしばらく使っていなかったのか冷え切っていて寒い!
室内だから暖かいだろうとそれほど強力(?)な防寒装備は持って
こなかったのが失敗。
暖房が入るまでの時間は(17:00からしか暖房が入らない)部屋
の中で毛布に包まっていたのは言うまでもありません。
寒いことがわかっていればもっと防寒着をしっかり持ってきたのにぃ。

さて、気を取り直して夜はリスクマネジメントについて。
イラストを見ながら様々な状況を想像しながら安全だと思われる事
を意見を出し合ってまとめていく。正解が無いものもあるので
各自の考えがぶつかることもあるけれどそれはそれでOK。


続けて振り返りをしたら初日は終了。
子供たちは廊下を行ったりきたりバタバタ。
スタッフの方が早く寝ていたような気がする。


2日目は1日救急法。
朝から雪が深々と降っています。
日赤救急法指導員の酋長から救急法の基礎を学びました。
午前中に心肺蘇生法として体位変換や人形を使って人工呼吸と心臓
マッサージそしてAEDの使い方をそれぞれが練習。



午後は三角巾を使って傷の手当てについてペアになって三角巾を
腕に巻いたり、頭に巻いたりワイワイ騒ぎながらやっていました。


最後に担架を組んで搬送法。


実際の救急法の日程よりも端折ったところもありますが子供たちの
集中力と力量で興味のありそうなところ、ここだけは!というところ
を中心にやりました。
いざというときに役立ってくれると信じているよ!みんな。

15:30、雪の中を親御さんたちが迎えにきてくれました。
いつもありがとうございます。
今回もちょっと切り傷程度はありましたが事故も無くほっとして
います。

次回は年始の4日日帰り。雪の中野外技術を学びます。
雪がたくさんあると良いね!

「やまもりてんこもり」NPO設立総会

2007-12-06 21:14:09 | アドキャン
いよいよって感じです。

NPO法人設立総会が終わりました。
自然が元気になると子供たちの未来が元気に盛んにになる!
という願いを漢字にこめて名前は

「山杜辿子盛(やまもりてんこもり)」

理事長の酋長が長年思い描いていたことが賛同者に伝わって形に
なってきました。
4月にはNPO法人が立ち上がる様に動いています。




私も今までのインストラクター&ガイド活動やアドベンチャー
キャンプの活動に関わってきた経緯から理事として活動します。
子供の野外冒険活動と活動場所の里山整備を中心に行うNPOと
しての活動です。

賛同者を増やし活動を軌道にのせ運営していくことは大変なこと
ですが、やるからには楽しく、自身も成長していきたいと思って
ます!

焚火で美味しい料理を作るのだ!

2007-11-23 16:43:45 | アドキャン
初の試み、町内の小学生を対象にチラシを配り
「アウトドアで遊ぼう!」スペシャル企画と銘打った
イベントを連休初日に行いました。

あいにく(?幸いに)昨日の積雪で会場は一面白。
私を含めたスタッフ4名がせっせと準備。
雪のせいで焚火がなかなか大きくならずそのままイベント突入。

10:00前から子供たちや親子連れがやってきた。
総勢31名。にぎやかです!

酋長のあいさつからスタート。注意事項などを言って早速作業に。
天気が良くなって木の枝から時折落ちる雪の塊を避けつつ・・・


3班に分かれてダッチオーブン料理の調理。
「キャベツとコンビーフの丸ごと煮」
「ミネストローネ」
「リンゴケーキ」
低学年の子もお姉さんと一緒に包丁を使い野菜を切っています。


ダッチオーブンが焚火に置かれたら次はサツマイモを濡れた
新聞紙でくるんでアルミホイルで包む。そして焚火の中に。


お次は焚火パン。
木の棒にパン生地をくるくる巻いて焚火で焼く。
それぞれ個性の出る巻き方、焼き方。



美味しく焼けた?


お昼過ぎにはダッチオーブン料理も出来上がり!
ケーキはちょっと焦げてしまった・・・
みんな食欲旺盛であっという間になくなりました。

焼いもも良いタイミングで焼きあがってさらにモグモグ。
お腹も満たされたところで子供たちはそれぞれにその場に
あるもので遊び始めます。こどもの遊びは無限大だね。



準備はバタバタだったけれどみんな楽しんでもらえたかな?
今度は3月にも「アウトドアで遊ぼう!」を企画する予定。
次は何をしようかな。