黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

手紙

2006-10-31 16:45:06 | 暮らし
年賀状以外はほとんど手紙など書かないのだけれど
何となく思いついて友人達へ2通の手紙を書いた。
最近はメールで連絡をすることが多いので字を書く
機会が少ない。
手紙を書きながら乱れている字を見て「はぁ~」と
ため息。

天気も良いので歩いて片道30、40分のポストまで投函
がてらウォーキング。
妙高山、黒姫山、飯綱山、高妻山、斑尾山、志賀の山々
と近くの紅葉を楽しみながら・・・

わくわく野外料理

2006-10-29 20:12:14 | ダッチオーブン
上越の友人に頼まれて子どもたちのデイキャンプに参加しました。
今年の締めくくりとしてダッチオーブンを使った野外料理をしよう!
ということでダッチオーブン両手に出かけていきました。

集まったのは5歳~小5までの子ども達。
低学年の子は集合の輪にもなかなか入らず動きまくり・・・
ま、どこの子どもも同じだ。

今回は4つのメニューをダッチオーブンで作るということで希望の
メニューに班分け。ダッチオーブンの重さを体験してもらって
活動開始。

まずは班ごとに火熾し。
ナタをうまく使っていて感心感心。小5の男の子のいる班は一番に
火熾し成功。
その隣でナタを使っている私が担当していた小2と小3の女の子。
一生懸命細く割っているのですがあまり細くなっていない・・・
アドバイスしても「いいのいいの」って感じなので、まあ子ども達に
やらせておこうと広い心で見つめていました。(いつからこんなに
待てるようになったのか・・・)

さて、マッチに火をつける段階で、できるかなあ・・・と見ていると
「○○ちゃん、やって」
「えー、いいよぉ、◇◇ちゃんやってよ」
マッチに火をつける手元がかなり怪しい。
ついに
「はるねえ、やってぇ~」
「おいおい、こうやれば付くからやってみなよ」
「いいからやってやって」
シュッとマッチを擦るけど何たって薪がちょっと太いから火がつかない。
火熾しが大きな目的ではないのでしょうがなく私が手を出して木を
薄く削ぎ見本を作って火をつけちゃいました。

さてさて料理もしないと・・・
担当はリンゴケーキ。
リンゴを切ってもらってます。



粉などを混ぜてダッチオーブンに流し込んで火にかけます。
他の班はパエリア、ローストチキン、キャベツの丸ごとベーコン蒸し。
火のかけている間にねじりパン。



思い思いの形に竹棒に巻き付けるけどなかなか上手く焼けないねえ。

ダッチオーブンから良い匂いがしてきたらそろそろ出来上がり。





ちょっとの焦げ付きは愛嬌愛嬌。

すべてお腹の中に納まりました。

最後に一年間の活動を写真で振り返り。
今日の分は絵を描いて・・・



散歩の途中で

2006-10-27 17:10:54 | 暮らし
知人に届け物があって、まあFAXしても良かったのだけれど・・・
散歩がてら歩いて行くことにしました。
10分も歩くとそこはアファンの森の入口。
近づくとコーン、カーンと音が・・・
道路に面して松木さんが炭焼き用に木を割っていました。
「おはようございまーす」と声を掛けると「おー、休みかい」
ま、休みっていうか定期的な仕事でもないので・・・
「ちょっと寄っていかねーか」ということで松木小屋でお茶
をいただいきながらたわいも無い会話でのんびり。
炭焼き中ということで木の根っこが窯に入り込んでくるので
修理したとか、ヤマブドウの蔓が良い炭の材料になるとか・・・



松木さんが窯の様子を見に立ち上がり時間を見たらあっという間に
お昼前。散歩のつもりが・・・
「お仕事中、お邪魔しました~」
と届け物をしに先を急ぎました。

たまにはこんな散歩もいいかな。



今日の収穫

2006-10-26 15:46:16 | 暮らし
天気予報では全国的に良いお天気、といっていたけれど
ここは1日パッとしないどころか午後には小雨まで
降ってきました。
長野市方面の空は青空が見えるけど・・・

小雨の合間をぬって水菜、カブ、白菜、アサツキの収穫をしました。
種を蒔いた時期が良かったのか今までで一番良い出来。



さーて今晩は何を作ろうかなあ。

楽園創ろう!カラマツ伐採編

2006-10-25 20:20:03 | 楽園創ろう!プロジェクト
今日は1日カラマツの伐採&整理。
4名で手分けして始まり始まり~

すでに風で倒れ掛かっているもの2本を酋長&杉ちゃんコンビで。
火熾し&払った枝の整理は私と兼ちゃん。



お昼はダッチオーブンでピラフを作ったけれど玄米を利用したので
いつもと勝手が違って米が硬い。仕方ないので水を追加して2度炊き
3度炊き。皆美味しいよと言ってくれたけど納得しないなあ。



午後ももう一仕事。
川の方に倒れちゃうと処理が大変でーす。



7、8本伐ってこんな感じに。



まだ伐るところはあるけれどとりあえず今日は終了。
皆様お疲れ様でした。

紅葉も里におりてきました

2006-10-24 19:49:27 | 自然
昨晩から雨が続いていた今日。
夕方、雨が止んだり小降りになったり。
雲間から陽がさしてくると陽に照らされたまわりの風景は
燃えるような暖色になりました。
良く見るとまわりの木々の葉はだいぶ黄色や赤色に色づいて
いたんですね。



ようやく里にも紅葉がおりてきました。

晴天の高妻山

2006-10-22 19:45:35 | 
今日は高妻山のガイドで早朝から登ってきました。
4:30に戸隠牧場入口をヘッドライトをつけて出発。
1時間強はヘッドラップを使って沢沿いを登り滑滝手前で
ご来光。オレンジ色の太陽に後押しされて鎖場もスムーズに
登ってくれました。

一不動小屋で高妻山がすっきりと姿を現しました。
この後は登り下りを繰り返して山頂を目指します。
前回のガイドのときよりも道は歩きやすく、一般登山者が
少なく、天気も上々、周りの山々もくっきり姿を見せてくれて
気持ち良い登山。

山頂には10:40着。
下山後に東京まで帰るお客様なのでゆっくりも出来ずに
11:05には下山開始。
途中から尾根道コースに入り紅葉を見ることができました。
淡い紅色、黄色、オレンジ色となかなか見事な紅葉に
お客様も感激の声。

15:10に牧場まで無事に降りてきて最後はストレッチ。
バスをお見送りして私も帰路につきました。
お客様にも喜んでいただいてほっとしました~。

早起きだったので早く寝よっと。

戸隠大橋~笹ヶ峰トレッキング

2006-10-21 17:50:45 | 
専門学校の実習中の1日、以前に一緒に行きましょうと
誘われていていたけれど、明日のガイドのことも考えて
返事を見送っていました。

が、前夜に行くことに決めて連絡。
学生数名と一緒に戸隠大橋林道先の登山口から大ダルミ経由
笹ヶ峰のトレッキングに行ってきました。

朝は少しガスがかかっていて紅葉も終わりかけ。
私は軽いトレッキングの装いだけれど学生&スタッフは
終点笹ヶ峰でキャンプするのでシュラフやマットなどを
詰め込んだ大きいザックを背負ってのトレッキング。

大ダルミから西登山道の分岐に行き、そこから下るとブナの
大木と紅葉が良い感じになってきました。
紅葉を楽しみながら時おりカラマツの落葉を被りながら
御巣鷹林道へ。林道沿いの紅葉も良い感じ。



氷沢でお昼を食べてから県境越えして進みます。



途中、上越森林管理局の看板で手書きの案内板を発見。
いまどきないね。味のある看板だよね。



その後夢見平遊歩道を歩き、乙見湖に到着。



学生らはキャンプの準備を、私はお迎え(?)の車で下山。

今回のルート、道はしっかりとついていて、迷うところも
無く、勾配もあまりきつくないのでお奨めです。
ただし帰りの足を用意しておかないとダメだけれど・・・



アオゲラのドラミング

2006-10-19 17:07:02 | 暮らし
「コンコンコン」「コンコン」
朝、誰か来たのかな?と思って玄関先をのぞいてみた
けれど誰もいない。

しばらくするとまた
「コンコン」「コンコンコンコン」
薪の上を動物が歩いているのか?窓からのぞいてみるけど
何もいない。

「コンコンコンココン」
よーく聞くと二階の方から音がする。
「!!」
「アオゲラか?!」

そーっと階段を登ってベランダの周りを窓からのぞく。
「いない・・・」

「ココココンココンコン・・・」
どうも死角にいるようだ。このまま穴を開けられては
たまらないので窓を勢いよく開けると
「ばさばさばさーっ」と一直線にアオゲラが向かいの
木に飛んでいきました。

まったく我家に穴開けないでよ。

霊仙寺山

2006-10-18 14:05:49 | 
天気も良く、昨日はあまり動かなかったので近くの
霊仙寺山に登ってきました。

登山道の入口まで車で約10分。
すぐに霊仙寺奥ノ院跡があってサクラのご神木や護摩焚きの岩
などが残っている。



カラマツと雑木の尾根を登っていくとところどころ紅葉が
良い感じ。



途中ミズナラの枝がいっぱい落ちていて「この間の強風で
折れちゃったんだ」と思って歩いていると登山道沿いに
同じような現象が・・・



見上げたら熊棚がいっぱいあって幹にも爪あとがたくさん
付いていました。





落ちていたミズナラの枝は熊棚が落ちてきたものらしい。
枝先の葉はまだ枯れていないものも多かったので最近の
ものも多いようだ。今年はドングリが不作ということだけれど
ここはどうだったのか?

よーく見渡せば熊棚だらけの登山道でした。
幸い(?)、熊には会いませんでしたけど。

ブナが増えてくる辺りから勾配が急になってきます。
高木が無くなって笹と低木が増えてくるとコメツガも現れ
飯縄山への分岐を過ぎると山頂。



山頂は比較的平らで妙高側、北アルプスも一望できました。




冬は山頂から飯綱リゾートスキー場に尾根沿いに滑って
いけるルートを確かめながら下山。
今年は滑りに行こうっと。

汗をかいて気持ち良い半日でした。