黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

雨の合間に虹

2020-06-30 20:26:26 | 暮らし
朝から雨が降ったり止んだりの今日。
時折雨脚が強くなることも。

そんな天気を見計らって頼んでおいた登山靴の
当たり出し作業完了のお知らせが。さすが店長!
早速石井スポーツまで受け取りにいってきました。

帰ってくると雨も落ち着き、少し明るくなって
色がはっきりとした虹が!


お城女子と行く砥石城跡

2020-06-28 19:40:48 | ガイドツアー報告
今日はお城好きなお客様と砥石城跡へ。
自粛期間、運動不足ということでゆっくりと
山城を巡りました。


朝からの雨もギリギリ止んでくれてしっとり濡れた
樹々はみずみずしく緑が輝いて気持ち良い!

砥石城跡、本城跡、桝形城跡の遺構を巡りながら
嬉しそうなお城女子です😊 

城跡を離れて古道へ向かう尾根道では日差しも
出てきて木漏れ日がこれまた気持ち良い。
そんな中、野鳥の動きが活発に。
イカル、コゲラ、アオゲラ、コガラなど肉眼でも
よく見える場所で鳴いてくれてました。
(写真は難しい。。。)

再度米山城跡へ登り上げ、本日の山城跡巡りは完了。

今日はノアザミが一段と赤みを増して咲き、
シナノナデシコが綺麗に咲いてました。



長野から上田にかけて山城跡がいくつもあるので
また登りましょう。
お疲れ様でした!

足慣らしの湯ノ丸山烏帽子岳

2020-06-27 22:39:19 | ガイドツアー報告
久しぶりのガイド山行。
お客様も久しぶりの山行ということで足慣らし。
風も涼しく、展望も良かった!

レンゲツツジが良い頃で湯ノ丸山は人も多かったー
それでも烏帽子岳はそれほどでもなく、
のんびりと足慣らしの山歩きになりました。

湯ノ丸山山頂からは籠ノ登山から浅間山の山々
の連なりが。


一度下って烏帽子岳へ。
グンナイフウロが群生に
ハクサンチドリも満開
小烏帽子岳から烏帽子岳と四阿山根子岳

コマクサも咲いていました。

お花撮影中

烏帽子岳

そして帰りにアトリエ・ド・フロマージュで生チーズソフト!


お疲れ様でした!

原田新道

2020-06-24 16:53:16 | 
散策がてら飯綱リゾートスキー場へ。
以前ここから飯縄山へ原田新道で登ったけれど
なかなかゲレンデから登山口が見つけられず、
山頂への尾根を藪漕ぎして途中から登山道に
合流した経験あり。

ゲレンデを少し登ると何やら気配が。。。
遠目にニホンジカ2頭を確認。
こちらを見て速攻逃げていったけれど。
ゲレンデにはギボウシが咲き始め。

風が吹いていたけれど炎天下は流石に暑い


今回はゲレンデの下の方、森の中にピンクテープ
を数ヶ所発見したので行ってみる。
(特にゲレンデ内に看板は無し)
森の中に少し入ると看板が。
「飯縄山 原田新道」とあった。
ほう、だいぶ下から入れるようになったんだ。


日陰になるのでこれは歩き易いね。
小さい沢とか倒木重ねてあるところで越えるけど。

しばらく登ると登山道と合流して丸太橋を渡る。
あ、4本の丸太橋だけど中の2本壊れてます。

で、しばらく登っていくと途中で南側に向かう道が
切られてたので行ってみると作業林道に合流。

サワフタギやヤマツツジが咲いてました。
今日は上に登らず山麓探検!


鍋倉山

2020-06-23 20:09:56 | 
久しぶりに雪の無い鍋倉山へ。
雪の時にはほぼ埋まっている樹々が今は深緑
となって目に優しい。

茶屋池周回コースを半周。


ちょうど花の入れ替わりの時期
ウラジロヨウラクがゆらゆらと揺れてます。

ブナ林涼しい

途中から信越トレイルに合流。
豪雪地帯あるあるの樹形。
ルート上に曲がりながら横切ってる。
潜ったり、跨いだり。微妙な高さなんだよね〜
しかも何回も。

今日一番目立ったのはギンリョウソウ。
枯葉を押し上げた集団。

エゾハルゼミの声が響くトレイル

コシアブラ?トチノキ?
いやいやこれはトチバニンジン
根が生薬になるもの。根は結構苦い。。

ほとんど樹々に囲まれるトレイルだけれど直江津
の海が見えるところも

黒倉山でも展望が少し開けるけれど、今日は
いまいち。

久々野峠はGW頃の残雪時に沢を詰め上げる場所。
巨木の谷につながるルートでもあり。

またまた曲がったブナを潜ったり、跨いだり

この時期の山頂は展望無し。。。。
積雪時は360度の展望なんだけれど。

下りは関田峠へ。
関田峠手前はブナの森が広がる。

飯山市街地は暑かったけれど、鍋倉山は思いのほか
涼しかった。

砥石城跡

2020-06-21 19:42:40 | 
今日は上田の城跡へ。
東太郎山の支尾根にある要害堅固な砥石城跡。
南から北に砥石城跡、本城跡、桝形城跡
砥石城跡の西に米山城跡があって、総称して
砥石城跡というらしい。
櫓門から独鈷山や夫神岳、子檀嶺岳などが見えた
今日の展望。

砥石城の戦いで武田軍に勝利した村上義清の
重要拠点のひとつだったといいます。
その後は真田幸隆に乗っ取られるのですが。。。

そんな砥石城跡を巡ってみました。
駐車場にはトイレもあり、少し登ると櫓門があります。
その前に「なめんなよ」と書かれた案内板。
櫓門、上に登れます。

その先はアカマツとコナラがメインの整備されたルート。

この辺りは黒砂の山ということです。
破片は手で割れたりする感じ。
1500万年前に海に堆積した泥とのこと。


メインの尾根にぶつかって右に行けば砥石城跡
左に行けば米山城跡。まずは右へ。
階段の急登。


登りきったところに砥石城跡
ちょっと木々の葉が展開して展望を隠し気味だけれど
富士山も見えるらしい。(今日は見えず)


砥石城跡から本城跡までの間は馬場や郭がいくつも
あって石垣の上に本城跡。

アザミが咲き始め、本城跡にはママコナもいい感じ。

本城跡の先には桝形城跡。
こちらからは四阿山や烏帽子岳などが一望。

桝形城跡から滑り易い急坂を下って金剛寺峠から
松代道を辿りました。
ハチクがにょきっと
ムラサキシキブも花が咲き始め。

ルート上に樹々の名前が書かれたプレートがあるけれど
間違っているものもいくつか。。。
いくつかでもマズイでしょう😅 
誰かが落ちてたものを適当に引っ掛けたのかなあ。

車道に出たところで峠の湯跡。
鉱泉が湧き出ているところがあって、それを沸かして
峠を往来する人のため風呂と休憩処を開いた跡。

金剛寺公民館まで木陰が多い道をのんびりと。

金剛寺公民館脇に道標。
右 松代道  左 山道

ここから米山城跡に向かいます。
つづら折りで登り上げると村上義清公碑のある
米山(こめやま)城跡。

米山城跡から尾根伝いに下れば分岐をへて櫓門。
風があったので日向は暑いけれど日陰は涼しく
歩けました。

御飯岳

2020-06-18 16:47:19 | 
気になっていたけれど行ってなかった山へ。
長野県と群馬県の県境にある御飯岳(おめしだけ)。
美味しそうな名前の山😋 
(左端の山)

高山村から毛無峠へ県道でぐんぐん標高を上げ、
たどり着いた毛無峠(標高1823m)はガスガス
風も強くて寒〜
レインウェア羽織ってフードもして出発。

この毛無峠周辺は厳しい自然環境なのか1800m
そこそこなのにハイマツ、ガンコウラン、コケモモ、
クロマメノキなどがガレ場にマット状に生育している
高山植物帯。
第1種特別地域の区域があってロープが張られています。
(写真は見通しが良くなった下りで撮ったもの)

ガスの中、歩き始めからイワカガミ、コケモモが
たくさん咲いてます。


歩き始めてすぐに見える鉄塔。
これは毛無峠から群馬側に降りる(通行止め)とある
「小串硫黄鉱山跡」が操業していた時に使われていた
索道の鉄塔。

足元にはしっとり濡れた花々。
薄いピンクのイワカガミ


ツマトリソウ

クロマメノキ

ミツバオウレン

ハイマツ

マイヅルソウ

イワカガミ、ゴゼンタチバナ、コケモモ


鉄塔のあるピークは毛無山、そこから下ると笹原が
広がる。

笹原の先を登るとオオシラビソ帯に。

ところどころ急登もあるけれどそれほど長くないので
ゆっくり登れば大丈夫。
森林帯でも足元の花がキレイ。
イワカガミ、ミヤマカタバミ、ツマトリソウ、
タケシマラン、マイヅルソウなど


急登と平坦地が交互に。



山頂は木々の合間に景色が見える感じ
山田牧場から通じる峠と笠ヶ岳

下りでは見晴らしが良くなってきて破風岳も
見えてきた。見えている側は急峻だけど見えない側は
緩やかな斜面で牧場に。

小串硫黄鉱山跡

毛無峠まで降りてきて振り返ると毛無山

天気の良い日にまた行こう!

帰りに小布施のジェラート屋TWELLへ寄り道。
一時軽井沢に移転したけれど3月14日に元あった
場所に戻ってきたとのこと。美味し!


黒姫山(西新道〜七つ池〜西登山道〜大ダルミ)

2020-06-16 20:13:32 | 
オサバグサが良い頃かなということで黒姫山へ。
今日行った場所は良い感じ!

古池登山口からスタート。
古池の木道にかかる木にはモリアオガエルの卵塊
がたくさん。
だけど下には水が無い。。。。あぁ〜

ベニバナイチヤクソウは満開

アヤメが咲き始めた湿原付近

湿原の様子はすっかり変化。

沢の近くのブナには熊の爪痕。


沢の先の倒木はアスレチックのように越えて前進。
足元がぬかるんでいるのでスリップ注意。

ギンリョウソウも落葉の下からニョキッと

新道分岐のブナの下は気持ちいい日陰

しなの木の休憩ポイントにはサラサドウダン
咲いているのも、落ちているのも綺麗

しなの木では越後湯沢を拠点にガイドをしている
JUNRINAのお二人にバッタリ。
黒姫山楽しんでもらえたかな。

しらたま平からの高妻山、存在感あり。

少し遠いけれど雨飾山、金山、焼山、火打山の
ラインナップ。こちらもくっきり。


稜線上はミツバオウレンからマイヅルソウ、
ツマトリソウ、ゴゼンタチバナにシフト

今日は山頂へ行かず、七つ池へ降りる。
オサバグサの群生地を楽しみながら。

ミヤマカタバミも少々。葉っぱはハートが3つ

七つ池で花を楽しみ

峰の大池へ。タカネザクラが終盤

峰の大池の辺りは雪解けしたばかりの感じ。
ショウジョウバカマも最盛期
ユキザサが伸びてきた

西登山道は大岩がゴロゴロとしていて沢を
何度か渡るので天気の悪い日は避けた方が無難。
タケノコも少々いただきながら降りる。

大ダルミはワタスゲ最盛期

新道分岐から林道へ。
山麓はマタタビの花が咲いてました。
花は葉に隠れているので下から覗く。。。😅 


5月6月は地元黒姫山の各登山道を通ってみた。
倒木などもあるけれど登山道ごとにいろんな表情を
見せてくれて、それぞれ楽しんで歩けます。
長時間行動が必要なコースもあるので無理なく
体力に合わせてチャレンジを。