黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

ゆったりのんびりプライベートツアー2

2012-04-30 19:14:01 | テレマークスキー
プライベートテレマークツアー2日目。
今日は鍋倉山へ。

除雪されている道を除雪最上部まで車で
行けるので登りはかなり楽です。
ただ沢はだいぶ深くなってきたのと、
ツリーホールも広がってきたので、今日は
黒倉山への尾根沿いに登って、鍋倉山との
鞍部を経由して山頂へ。

ブナだらけの森はさながらクマの食材庫。
爪痕もいっぱいです。

「特に山頂は目指さなくても良い」と言って
いたご夫妻も緩い尾根歩きとブナの森に
癒されながら、いつの間にか山頂へ。


ちょうど他の人たちが下山したあとで
誰もいない広い山頂で滑走準備。
山頂から東側の尾根を滑走。
昨日よりも良い感じで滑っていましたね。

細尾根も難なくクリア。
最後の大斜面も良い雪でレベルにあった
斜度まで斜滑降で移動して颯爽とテレマーク
ターン!

「レベルに合わせたレッスンからツアーまで
信頼できるはるちゃん(私)だから滑れた!」
と言っていただけました。
いやー嬉しいですね。

ゆったりのんびりプライベートツアー1

2012-04-29 19:00:57 | テレマークスキー
GWのプライベートテレマークツアー1日目。
今日は妙高前山に。
とはいっても山頂を目指さず、ゆったりのんびり
の春山ツアー。

今シーズン中のレッスンで計4日間レッスンを
担当したご夫妻のプライベートツアーです。

気温も上昇して暑い!
登りはゆっくりと時間をかけて。
ブナの森でベンチとテーブルを作ってランチタイム。
ランチ後はビーコン捜索練習も。

登り再開でもう少し高度を上げてダケカンバ林まで。
滑走準備してGO!
雪質も良いザラメで滑りやすい!


最初は身体の動きが固かったものの、レッスンの
成果を発揮して楽しそうに滑っていました。
最後の長いゲレンデ滑りは「足にきた~」という
ことでしたが・・・
今までバックカントリーに行くとテレマーク
ターンにならなかったということでしたが、
今回は「テレマークしてる!」とのこと。
何よりです。

明日は鍋倉山へ。

GWは雪と戯れる

2012-04-28 17:49:07 | テレマークスキー
下見で妙高前山の中間部まで。
良いお天気の中、赤倉観光リゾートスキー場へ。
スノーボーダーの方が多いかな、というゲレンデを
後に、シール登行で1700m位まで登る。

振り返れば絶景


雪質も良いザラメ雪で滑りやすそう。
しかし暑い!でも一応上着を羽織って。


ダケカンバとブナの林は広い間隔でゆったりターン。


ゲレンデ内の方が凸凹でやや気を使う感じ。
下る程に滑らなくなるけれど、まずまず楽しめる。

天気の良い日は景色の良いところでゆっくり
ランチタイムといきたいですね。

午後は鍋倉山へのアクセス道路の偵察。
奥の沢までしっかり除雪済。
雪の回廊という感じ。


こちらはレベルに応じて緩斜面、急斜面を選べる
場所あり。

雪も激減

2012-04-27 16:32:11 | テレマークスキー
袴岳の様子を見に行ってきた。
10日前から比べて雪の量は激減。
信越トレイルの案内板も見えてきたので
積雪は1mを切るくらいになってきたかな。

雪に埋もれていた低木も立ち上がってきた。
先日の強風に煽られてか、太めの枝は
バキバキ折れて、雪面にも散乱しているし
スギ林には落ちた枯れ葉が積もっている感じ。
ツリーホールも広がって歩くコースも限られる。


ウリハダカエデの芽も割れてやっと春がきた。


久しぶりの火打山ツアー2日目

2012-04-25 22:24:24 | テレマークスキー
ぐっすり寝て2日目。
青空広がってます。
早々に自炊室にて朝食。
まっちゃんを筆頭に準備が早い・・・
前もって出発時間決めてないけど何となく
早い準備につられて・・・

出発前に自由人5名


良い景色は目の前に広がり


7:25高谷池ヒュッテ出発。


一面雪原の天狗の庭を通って雷鳥平へ。
ここは強風で寒い!
ここから澄川方面へのツアーも良いらしいと
眺めるまっちゃん&ぼくぼく。


山頂まであとひと息。
ゆっくり登って9:30に山頂着。
ライチョウがお出迎え。


写真を撮ったり、小腹を満たしたりして
滑走準備。
スギちゃん先に降りてカメラマン。
で、みなさんの滑りを。






やや難しい雪もありつつ滑走を楽しんで、
登り返し。
今日は登って滑って登って滑って。
茶臼山鞍部から黒沢池へ向かっても滑りを
楽しんでから昼食。

ここからは三田原山まで登り。
疲れもありつつゆっくり登る


山頂に着くと妙高山もバッチリ。


ひと息入れて滑走準備。


さて、ここからは涸沢隣の尾根を中心に滑走。
上部は広いバーンを楽しむ。





中間部以降は密集したダケカンバ林に手こずり、
下部はカラマツの枝が所狭しと落ちて行き手を
阻まれたりしながらも15;25車に到着。
みんなお腹いっぱい!

久しぶりの火打山ツアー1日目

2012-04-24 22:00:03 | テレマークスキー
晴天の天気予報をフルに活用して数年ぶりの
火打山ツアー、高谷池ヒュッテ泊で行ってきた。



天気予報の良い日に「行く!」と手を挙げる
自由な人々5名がメンバー。

初日。
朝から生暖かい風に安全策の涸沢ルート、
茶臼山鞍部経由で高谷池ヒュッテまで。
笹ヶ峰キャンプ場駐車場までの道は除雪が
終わって凍結も無し。
取付き口に近い道路脇の待避所に車を置いて
出発準備して8:00出発。


涸沢を右手に見ながらの登り。
カラマツ林からダケカンバ林、オオシラビソも
出てきたあたりからトラバース。


黒沢池までトラバース気味にタラタラと進む。
ずーっと同じ方向の片斜面なので身体が歪む
感じ・・・
黒沢池からはもうひと息登って・・・
風が強くなって寒い!


間もなく小屋が見えてきた。


のんびり歩いて休憩を多く取っていたので
13:20ころに到着。
「今日は貸し切り!」と言われて荷物を広げる。
クレイジー以外は荷物を置いたら小屋脇の
斜面に登ってちょい滑り。
ぼくぼくはさらに小屋裏の斜面も・・・

夜は自炊室でまったり飲んだり食べたり。
ZZzz・・・




信州の山の自然は・・・

2012-04-21 18:31:59 | ワークショップ
良い天気の中、大町の山岳総合センターで行われた
長野県の山岳自然についての講座に参加。
この場所は展望が良い。


内容は長野県の高山植物と温暖化の影響やライチョウ
の現状などを研究者の方の話。


3名の方の話でしたが、話術は3者3様。
眠くなりそうな話し方、途中で触ったり見たりする
動く時間を設けながらポイントを押さえた話し方、
研究裏話を盛り込み横道にそれながらも研究の楽しさ
が伝わる話し方。

ネタの引き出しの中身をアップデートして充実させたい
ので、機会があるときはいろいろなところに出向いて
行こうと思っている。
話し方も良くも悪くも参考になるしね。