昨日は黒味岳登山が中止になって、別のプログラムに。
雨が小康状態の間に船行集落巡り。
その前にシダ植物のウラジロを松峰橋からみんなで投げる!
グライダーのように優雅に飛ぶ姿は格好良い。
集落のアコウの大木を見たり、集落の文化を聞いたり。
巨大岩を流れる千尋の滝も見学。遠目だけれど水量は
多くなっているのがわかる。
興味をそそったのがスダジイの大木の下に生えていたヤッコソウ。
お初にお目にかかります。葉緑素を持たないシイノキ属の根に
寄生する植物です。なかなか可愛い形なんですねえ。
モウセンゴケが岩肌についた苔の間にも生えています。
苔は常に瑞々しい感じがするのは屋久島の気候ならでは。
午後からは風雨が強まって施設見学。
自然館では縄文杉の折れた枝を目の当たりにしたり(結構太い!)
屋久杉を伐採していたころの映像をみたり。
学生たちが円になっているようにみえるけれど、実は縄文杉の太さ
をなぞっています。太いと実感できます。
今日もなかなかの暴風雨。
朝から車で観察ポイントを巡る今日は、いなか浜、西部林道、
大川の滝まで何とか短縮しながらも観察しましたが・・・
いなか浜ではウミガメの産卵の話を聞き、卵の殻を見つけて。
西部林道では車を降りて少し森の中へ。集落跡を見たり、
雨が激しくなる中、大川の滝へ。滝壺近くまで寄ると雨と
しぶきでずぶ濡れでどうでも良くなる〜。
栗生でさらに風雨が増して、車から出るのも躊躇
するほどに。
午後はシュノーケリング班共々休息となりました。
天気には勝てません。
明日に期待しましょうかね。
実習地の近くにある布引の滝が凄い水量になっています!
普段は一本の線の様なのだけれど。凄い!!