黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

うぅぅぅぅぅ~参りました

2008-07-31 18:43:40 | 暮らし
完全に負けです・・・

相手は胃検診強力ペア「ハッポーザイ&バリウム」
ハッポーザイを飲まされ「ゲップは我慢して」
と言っているそばからゲップゥ。
バリウムは全然のどを通っていかないので
最後まで飲めず「まあいいか」と言われ、さらに
2度目のハッポーザイを飲まされ・・・

終わった頃には気持ち悪くて吐きそうになって・・・

町の検診でこんなに打ちのめされるなんて

北アルプス縦走登山3日目下山

2008-07-29 22:30:32 | やまもりてんこもり
槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳縦走登山、改め
槍ヶ岳~南岳縦走登山の3日目。

昨日濃天気予報では晴れ!だったけれど実際は
展望は無く風が強くガスがかかっていた・・・
残念!大キレットの展望もだめか。
今日は南岳小屋から槍平小屋経由で新穂高温泉に
下山。

朝食を食べ、準備をして小屋の外へ。
風力発電の羽が勢い良くまわってるくらい風が
強くてちょっと寒い。
準備体操して6:20下山開始。
小屋の前でパチリ。


天気は回復して稜線が見え始めた。
下る南岳新道は部分的に細い尾根の上を植物を
踏まないように木道が設置されているコース。
木道がやや濡れていたので滑りやすくガスが切れて
谷底まで見通せるので結構スリルがあるところも。



と同時に向かう槍平小屋も谷底遠くに見える。
あそこまで下りるんだぁ。


急で滑りやすい下りが続いて疲れたところで雪渓に
でた。小屋で聞いた話では「凍っているから・・・」
だったけれど拍子抜けするほどの歩きやすい状態。


ここから槍平小屋まではあと少し。
9:50に槍平小屋に到着して弁当タイム。
ここからは沢をいくつか越えるアップダウンの少ない
沢沿いのコース。


初日よりも他の登山者下山者に多く擦れ違い、声を
掛けられました。

白出沢を越えて林道に入りケイがかなりバテてきた
ので酋長の愛の手が差し伸べられて順調に下山。
中1ブラザースは遊びながら走りながら。
元気じゃん!


14:00新穂高温泉に到着。全員元気に下山。
そして保護者に下山報告。




悪天候でルートの変更があったものの槍ヶ岳山頂
を踏め、登頂証をもらい、雷を回避して、強風の稜線
歩きとドラマがあったアドキャン。


帰宅してから我々が山に入っていた期間に雷に打た
れた登山者や北アルプスの遭難のニュースが多く
あったとか。
保護者の皆さんは心配だったでしょうねえ。
山にいると結構知らないもんです。

さて、この縦走登山の振返りでメンバーは
「雷の恐ろしさがわかった」
「悪天候の登山について勉強になった」
「槍ヶ岳の山頂に登って達成感があった」
「危険な思いもしたけれどとても良い経験だった」
などそれぞれ話してくれました。
今回の経験を保護者の方々にしっかりと話してね、
と伝えたけれど話してくれたかな。

そして次回はMTBで太平洋から日本海を目指して
走り抜けます。
こちらもいろいろなドラマがありそうだ!

北アルプス縦走登山2日目南岳

2008-07-28 19:49:35 | やまもりてんこもり
槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳縦走登山、改め
槍ヶ岳~南岳縦走登山の2日目。

というのも朝から再び暴風雨に雷のおまけつきで
行動計画変更を強いられたから・・・

まだ早朝(山では普通の時間か・・・)はガスと
風だけだったので4:50に山荘から全員で槍ヶ岳
山頂を目指す。
(ここの山荘は目と鼻の先に槍の穂先!)
天気のせいか他の登山者は1組のみ。
マイペースで山頂に向かう。


山頂は強風だったので写真を撮っただけで「撤収~!」


約1時間の山頂アタックでした。
山荘から槍ヶ岳登頂証を子どもたちにいただきました。
(本当は小学生だけらしいのだけれど中学生にも)

5:00から7:00の食事時間とはいえ山の朝は早く6:00
ごろにはガラガラ。
ゆったりと食べていると襲雷警報機が激しく鳴り、
雷がビカビカ光ってきた。
一同「早く登っておいて良かった~」

その後またもや暴風雨でしばらく停滞。
停滞ということでスタッフは情報収集と行動計画の
見直しを迫られることに。
結局、9:00ごろまで天気の様子を見て南岳小屋に
移動し天気が回復したら少し大キレットに入って
みて南岳小屋に宿泊し翌日は槍平小屋経由で
下山という予定に変更。
自然現象には勝てません。

10:00前に雷の発生する可能性が低下したので
雨風はあるけれど10:30に南岳小屋に向けて移動開始。
南岳小屋までのルートに難しい岩場はなく、比較的
歩きやすいルート。
でも強風に備えていつでもロープで結び合えるよう
にメンバーに簡易ハーネスを装着させヘルメットも
被らせる。


山荘で停滞している他の登山者からは重装備のせいか
「どこに行くの」と言われたが、とにかく体重の軽い
子は飛ばされてしまう可能性もあるので念には念を
入れての準備。

案の定、稜線では風が強く時おり姿勢を低くしたり
互いに手をつないだり。風の遮られる場所では食料
&水分補給。


そうそう槍ヶ岳山荘のお弁当は「松の実入り鶏おこわ」
コンパクトで汁気も無いし味も良し。


中岳でパチリ


ここを過ぎても強風はおさまらずふらつく小学生を
ロープでつなぎ、身体の大きい中学生はペアを組んで
強風に耐えながらの稜線歩きとなったのでした。
彼らにとってまさにアドベンチャー。

南岳到着。


南岳小屋に13:35着。
ストーブのついている部屋で温まってくつろぎタイム。


天気は回復せず大キレットは中止に。
まあ仕方ありません。
今日は睡眠も十分、移動距離も短かったので元気な
メンバーをよそにスタッフは先に就寝。

そういえば後で聞いた話。
別の登山者が廊下で酔って倒れていたらしい。
そんな姿って子どもたちにはどう映ったんだろう。
悪い見本として映っていてくれればいいけれど。

北アルプス縦走登山1日目槍ヶ岳

2008-07-27 19:31:48 | やまもりてんこもり
槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳縦走登山の初日。
新穂高温泉から槍ヶ岳山荘までの山地図のコースタイム
では10時間の道のり。
さてどうなることやら・・・

前日移動組は午前1:00頃からごそごそと起きだして
テントの撤収と登山準備。(意外と早いじゃない)
2:30にバスターミナルで当日集合組と合流。
(実は当日集合組はほとんど寝ていなかった・・・
あちゃー)

今回の参加メンバーはユッケ、タクヤ、シン、トーヤ、
タクミ、モモヤ、ケーヤ、ケイ、カズネという小学生
3名、中1が5名、中3が1名の計9名。
スタッフは日本山岳ガイド協会認定ガイドの酋長
(山岳ガイド)、杉ちゃん(登山ガイド)とはるねえ
(登山ガイド)が同行。

メンバーは水や行動食、雨具など各自の荷物の他に
大キレット通過に備えスタッフから簡易ハーネスと
ヘルメットが配られザックに入れる。
すでにこの時点で結構重い荷物になっているが・・・

準備体操をして登山届けを出しヘッドランプを点けて
2:55に新穂高温泉を槍ヶ岳山荘を目指して出発。


穂高平小屋で休憩の頃にはまだ暗かったけれど
4:30ごろには明るくなってきた。
林道を進み白出沢、チビ沢、滝谷、南沢を越え、


少しずつ高度を上げて槍平小屋に7:40到着。
ここで水筒に水を満タン、胃袋も満タンに。
天気は上々、日向では暑い!
奥穂高岳もくっきりで期待が高まります。



でもここからがだんだんと急な登りになっていく
起点。最後の水場でケイがバテている。


他のメンバーにも疲労が出てきたところで追い討ち
を掛けるように斜度がきつくなっていき森林限界へ。
ケイ、ケーヤ、カズネの小学生トリオがすぐに座り
たがる。疲れている証拠だ。
タクヤのペースも落ちてきた。(いつものペース?)

高山植物に歓迎されるように千丈乗越分岐に9:50着。




足が痛いというメンバー多発!
でも他の登山者に声を掛けられると何故か元気に
なるのはお調子者揃い?(なのか?)


飛騨乗越までもう少しというところでガスがかかって
遠くで雷の音も聞こえ始めたのでとにかく先を急ぐ。
高木がない場所だけに雷がどこに落ちてもおかしくない
のだ。
雷の音にせかされるように12:05無事に槍ヶ岳山荘に
先発隊到着。20分遅れてタクヤと杉ちゃんが到着。


みんな頑張ったね!良いペースです。

ガスがかかったり取れたりする天候で雷もおさまった
ようなので荷物を置いて槍ヶ岳山頂を目指す。


寝不足のせいかケーヤが体調不良を訴えたので
はるねえと共に下山し山荘で他のメンバーの下山
を待つことに。

山頂を目指したメンバーは途中「ジィー」という山が
電気を帯びているような音を聞き、酋長の判断で即刻
引き返すことに。
(この時点でまだ登ろうとする人もいたようだが)
天気は急転して雨風が強くなって、遠くで雷の音も
聞こえてきた。山荘からのアナウンスもあり、心配
してケーヤとはるねえは軒下で他のメンバーの帰り
を待っているとひとり、ふたりと戻ってきた。
後で聞くと下山に手間取るグループに阻まれて
いたとか。
とにかく全員無事に山荘に戻りひと安心。

その後、振返りを行うがすでに眠さで目が半開き
のメンバーも・・・いたとかいないとか。
そして夕食までの時間寝不足のメンバーは爆睡。
この時建物を揺らすほどの暴風雨に雷が1時間半
ほど続いたいたのだが。

17:00の夕食時には嘘のように暴風雨がおさまって
遠くまで見渡せるすばらしい展望に。
槍ヶ岳の穂先から南岳、立山、剣岳方面まで、
うーんスバラシイ!


メンバーもそれぞれに景色を楽しんだり黄昏たり(?)。
窓に差し込む夕日も格別。


さて、明日の天気はどうなるのだろうか?

長野の夏休みは短いなあ

2008-07-25 19:12:20 | 暮らし
長野の小中学校の夏休みは短い。
今日が終業式のところが大半。
学校の荷物を持って歩く子ども達の姿が目立った。
しかも2学期の始まりは8月20日前後となっている。
「でも冬休みは長いんでしょ?」と言われるけれど
それは違う。これは一般的な学校の休みかな。
春休みも長くない。稲刈り休みも今は無い。
そう、長野県の学校の休みは少ないのだ。

予報通り

2008-07-23 20:58:26 | 自然
今日は中学2年生にMTB講習。
天気予報は午後3時ころから雨マーク。

思ったとおり雲がわいてきて雨具を着るほどでは
ないけれどぽつりぽつりと時おり雨粒にあたる。

ツーリングに出かける頃には遠くで雷の音も・・・
ツーリングを終えてMTBの掃除をして振り返りをして
講習終了。

メンテナンスを数台やっていたら突然大粒の雨が
ダァー!っと降ってきたので避難。
激しい・・・

小降りのときを見計らって残りをメンテナンス。
MTBもびっしょりでした。

まあ、予報通りの雨だこと

夕立・夏

2008-07-22 18:14:51 | 自然
梅雨明けしてから強い日照りと夕立がある日々。
夏だなあ、と思わせる天気です。

とはいえ外での活動をする我が身にはこの天気
を考えて動く必要があるのだ。

おっと、雷の音。パソコンを閉じることにします。

焼けた

2008-07-21 20:44:54 | 環境教育・体験教育
本日はMTBのイントラを午前、午後2回戦行った。

高原の日差しは強く、腕、顔がひりひり。
日焼け止めクリームを塗っても追いつかない。

グローブや腕時計をしているので腕にはそんな痕が
くっきり。

そうはいっても高原の風はやっぱり涼しいのだ。

黒姫の沢の水

2008-07-20 19:33:23 | 環境教育・体験教育
東京の中学生を連れてネイチャートレッキング。
沢では「寒い」という声も。
水を飲ませると「甘い」という。

私も神奈川にいるときは水道の水をそのまま
飲む気がしなかったが、ここ黒姫の水道の水は飲める。
山からの水を最低限の消毒のみで水道を通っている
黒姫の水は美味しいと思う。

贅沢なんだな。


雨の下見

2008-07-18 17:26:34 | 環境教育・体験教育
昨日行こうと思っていた下見。
暑さに負けて今日にしたら雨だった。

まあ、それでも行くのだけれど雨避けにと
着ていたヤッケなどは蒸し暑くて早々に
脱ぎカサをさしつつコースを確認。
雨と暑さの梅雨時期、刈払いが行き届かない
とあっという間に伸びる草木。

考えていたコースを変える必要がありそうだ。
本番は20、22日。下見をしておいて良かった。
時間とコースと内容をこれから考えることに
しよう。あとは学生の顔を見てからかな。