黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

八海山

2019-10-31 21:55:14 | 
秋晴れになった今日はガイド仲間と八海山へ。


屏風沢登山口から出発。
すぐに沢を渡りますが、増水時に使うカゴが!
乗りたかったけれど増水時のみの使用らしい。
四合目付近までは森の中を歩きます。


その先は鎖場の続く屏風道登り。


紅葉も素晴らしかった!
八つ峰も近づいてきました。

屏風道を登り上げると千本檜小屋。
すでに雪囲いが・・・
そして目の前にこんもりした壁

ここからは八つの峰を攻略!(?)
岩が脆くてなかなかエグい感じのアップダウン&トラバース。
鎖、梯子で進みピークに登ると次のピークが見える感じ。
越後駒ケ岳も綺麗に見えました。


ロープウェイの時間もあり、入道岳はパスして帰りは迂回コースへ。
迂回といっても梯子、鎖場あり。
八つの峰の直下を通るので注意は必要。
見上げる峰は見ごたえあり。

千本檜小屋からは薬師岳経由でロープウェイ山頂駅へ。
途中から振り返って


ロープウェイ駅周りのブナも綺麗に黄葉。

どきどきする岩場も終わってみれば楽しかった〜。
個人的には今年一番綺麗な紅葉の山でした。
お疲れ様!

電気屋さん

2019-10-29 19:34:22 | 専門学校実習
今日は実習地の新しい学生用の宿舎の屋内配線と
電源供給。材料が揃ったし、雨だし、作業日和(?)。
たまーに電気工事士の仕事もします。

電灯が素直に取り付けられなかったので加工を施して
無事取り付けられて、点灯。

キャンプ場のバンガロー的な感じ。
11月1日から秋実習始まりです。

晴天の谷川岳

2019-10-28 21:00:53 | 
高気圧が張り出し、晴天予報の今日は
西黒尾根から谷川岳へ。

バッチリな青空が広がり、天神平ロープウェイ始発を
待つ人々を横目に西黒尾根登山口へ。
尾根沿いの紅葉はまあまあ

面白い形のブナも。雪で折れたのかな。

樹林帯を抜けると岩場が続きます。
鎖が付いているけれど、使わなくても手掛かりや
足場があるので大丈夫。

見晴らしもぐっと良くなります。
マチガ沢の紅葉は良い感じ。
朝日岳、笠ヶ岳、白毛門もよく見えます。


振り返るとこんな感じ。

トマの耳、オキの耳も近づいてきました。

分岐まで登りあげればもうすぐ。


まずは沼田方面から猫の耳に見える双耳峰の
トマ(手前)の耳、一旦降りて登り返すとオキ(奥)の耳

平日だけど賑わってました。
今日は群馬県民の日で学校もお休みらしい。
肩の小屋へから仙ノ倉山方面もよく見えます。

下りは天神尾根で降りてロープウェイ下山。
紅葉見るには良いですね。

恒例の焙煎会

2019-10-27 20:11:04 | 暮らし
毎年恒例になっている大学時代の研究室OB
の珈琲好きが集まって行う焙煎会を今年も実施。
まあ同窓会みたいなものです。

全員リピーターなので豆の説明をして焙煎開始。
あいにく雨降りの天気だったので我家の地下にて
煙が蔓延する中、それぞれの焙煎具合で仕上げました。

そしてプレス、ドリップと各々の好みで煎りたて豆を
挽いて淹れたてを飲む! 贅沢です。

そんな自画自賛の珈琲を飲みながら毎回参加の
先生を中心に楽しい会話に花が咲きました。
(今回は昨年のノーベル医学生理学賞受賞の
本庶佑氏の基調講演を聞きに学生を連れて行って
きたというお話を中心に。)

戸隠散策

2019-10-26 16:35:08 | 
昨日から友人夫妻が来ていて、今日はブランチ
にお蕎麦、そして森林植物園から鏡池散策。
黒姫から戸隠へ向かう県道の紅葉も良い感じ。
戸隠中社周辺も綺麗な紅葉が残っていました。


いつものうずら家へ開店前に行き、順番表に名前を
書き込み、碓井製菓さんへ。
定番の蕎麦饅頭や五穀大福が美味しいお店。
お土産を買って戻るとちょうど良く開店時間。

他の席が三回転くらいするまで腰を据えて食べ
るのがいつものスタイル。(^^;)

腹ごなしに自然植物園から鏡池へ散策。
天命稲荷の鳥居がさらに増えていました。

鏡池の人出はまあまあな感じ。池の周りは少し色あせた感じ
ですが、岩肌の紅葉は良い感じに見えました。



おまけに。
我家のクリもそろそろ終盤。
大きな栗の木の下に〜♩
クマの食痕がたくさんありました。
結構綺麗に食べるクマの食べ跡。木に残っているのもあと少し。


秋の観音沢

2019-10-24 21:58:48 | 
昨日、今日と所属の静岡山岳自然ガイド協会
(SMNGA)の研修で霧ヶ峰古道の観音沢で霧ヶ峰へ。


今月の担当講師はベテランガイドの上野さん。
自然、文化、歴史、美味しいお店など多岐にわたって
知識豊富な上野さんから霧ヶ峰で一番美しい
ルートを使って研修を行ってもらいました。
参加者はこのルート初体験の2名と私を含め数回
体験している3名。季節を変えて訪れる楽しみも
あります。

昨日はまず諏訪大社下社の御柱祭で使う木落とし坂に
立ち寄り、里引きのルートを車で走り大平集落跡へ。
ここが観音沢コースのスタート。
(ちなみにこのコースはハイキング気分で行くコース
ではありません。危険箇所もあり、ガイドが同行がして
楽しめる場所です。)
すぐに香る良い匂い。カツラの葉がたくさん落ちて
いてこれが香っています。
マルトールという物質がこの香りの原因物質。
葉が老化段階に入ったり、乾燥したりすると増加するようです。

大平集落跡には建物の跡やワサビ田の跡、
牧場跡、畑のための石垣のある平坦地、
ギョウジャニンニクの畑などがあります。


岩の上にシマリスが出てきて写真の被写体に。
(岩の上にいるけれど見えるかな)

紅葉もまずまず

小さな沢を渡りながら登ります。

岩や木々にコケたちが生き生きと生えています。
ハミズゴケ、コウヤノマンネングサ

一度林道に出てここからがハイライト。
植生も変わり、炭焼き窯跡もあります。


チドリノキ、カエデの仲間。
葉は大きな切れ込みはありません。

屏風岩の岩穴には千手観音像
(わかるかな?)

この日は水量が多く、渡渉も一苦労。
橋は流れていませんが滑りやすく注意。
観音沢は八島ヶ原湿原と車山湿原が水源。
その合流点の二股。


二股から八島ヶ原湿原方向へ木漏れ日と沢の流れと紅葉に満足。


勾配が緩やかになり、ビーナスラインの構造物が
見えれば間も無く旧御射山神社のある昔の競技場跡。
下社の奥宮があった場所で奉納試合が行われた
いわゆるスタジアム。

ヒュッテみさやまでコーヒータイム。
カフェタイムが過ぎてしまったけれど快くオーダー
を受けていただいたオーナーに感謝。
ヒュッテみさやまの脇にあるマユミの実が綺麗。

泊まりはもちろんヒュッテジャヴェル。
文化人も通っていた霧ヶ峰では古い山小屋で、
詩人の尾崎喜八氏の直筆の詩や
画家の熊谷守一氏の絵画など貴重な作品が
飾られています。
漆芸術家の高橋節郎氏(長野オリンピックの
メダルデザイナー)を叔父に持つ現オーナーの
高橋保夫さんは第14次南極越冬隊員。
こちらの宿も何度か宿泊しています。

今日は朝からあいにくのガス。
見通しも悪く、ビジターセンターで霧ヶ峰の自然を学び、
諏訪大社下社秋宮、春宮、万治の石仏、青塚古墳、
中山道の町歩きに変更。今まで行っていない場所や
お店にも立ち寄れて引き出しの中身も増えました。


じっくり歩いて、見て充実した2日間になりました。
みなさん、お疲れ様でした。

高原も紅葉の季節に

2019-10-21 21:06:34 | 暮らし
家の周りも黄色みがかった葉が増えて良い色づきに。
クリの実もいがが開きポロポロ落ちて豊作の様子。
クマが食べにきそう・・・

戸隠の鏡池も良い感じ。(写真は18日のもの)


今日は黒姫実習地の電気配線(埋設)作業を少々。
半分土木作業だけど(笑)
実習地は先日の台風で大木が数本倒れ、結構大変な感じに
なっていたようです。
その処理を仙人Tさん中心に今もやっていますが、
11月の実習に間に合うのか?

屋久島実習終了

2019-10-18 21:57:34 | 専門学校実習

9日間の屋久島実習、本日無事終了して屋久島を

あとにしました。

屋久島空港から愛子岳が良く見えました。

 

実習拠点の年季の入った施設をきれいに掃除をして

大きなザックを運び出し閉所式。

お疲れ様でした。

2年生たちは就職活動真っ最中、頑張れ~。


強風のモッチョム岳

2019-10-16 18:02:31 | 専門学校実習

只今学生たちは同じ調査を行う仲間毎に

屋久島じゅうに散らばっています。

 

今日は島の北東側が雨雲がかかりやすい予報

なので、南のモッチョム岳へ若手スタッフと

ともに研修がてら登ってきました。

 

登山口の千尋の滝駐車場。雨が降っていましたが

すぐに止み、万代杉まで急登で標高をかせぎます。

見上げる大木です。

 モッチョム太郎も立派。だいぶ着生されています。



稜線に出ると強風とパラパラ雨が・・・

滑りやすい登山道を一度下って、また登り。

山頂、見えてきた!

最後は花崗岩の大岩の間を登って山頂!

ひょー!強風で長居出来ず。

ただ尾之間や西側の海岸はよく見えました。

 

往路下山して千尋の滝展望台へも立ち寄り。

さっき登った山頂もチラリ。