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【企業数・業界域ともに多彩】スポーツ大会協賛者名が教える日本企業の多様さ①

2015-08-15 00:00:44 | 日本

 世界のスポーツシーンは日本企業によって支えられている―――この夏の各種スポーツ大会のTV中継を通じてそんな印象を受けた方も多いのではないでしょうか。

 今月9日までロシアのカザンで開催された第16回世界水泳選手権大会(世界水泳2015)。多くの日本人選手の活躍もあって盛り上がりましたが、これに一役買ったのがこの大会を協賛したコマーシャルパートナー「ニコン」「ヤクルト」「全日空」の日本企業3社です(全8社、残りの5社はイタリア2、スイス1、中国1、韓国1)。

 同じく9日に閉幕したサッカー東アジアカップですが、こちらのオフィシャルスポンサーに名を連ねたのは「朝日新聞」「ホンダ」「キリン」「マイナビ」「東芝」「TOTO」の6社です(残りはドイツ1、アメリカ1)。

 中国の北京で今月22日から始まる第15回世界陸上競技選手権大会(世界陸上2015)のオフィシャルパートナーは全部で7社。このうち本邦企業は「TDK」「トヨタ」「キャノン」「セイコー」の4社です(残りはドイツ1、中国1、ロシア1)。

 そして7月末から8月初めにかけてイギリス・スコットランドで行われた第39回全英リコー女子オープンゴルフは、その名のとおり、情報機器メーカーの「リコー」が冠スポンサーになっています。

 ・・・以上はほんの数例ですが、これらだけでも国際的なスポーツイベントのスポンサーパートナー(あるいはサプライヤー等)として、いまや日本企業はなくてはならない存在となっていることがよく分かりますね。

 ところで、これらのわが国の企業名を見ていて3つほど、個人的に興味をひかれる点があります。まずは企業の数の多さ。上の4つの有名な大会だけでじつに14社を数えます。つぎに業界のバリエーションの豊富さ。自動車、電機、精密機械、エアライン、窯業、食料品などなど・・・まるで、不得手な分野なし!と言わんばかりに、あらゆるジャンルから世界的な企業が出てきています。さらに、同業種から2社以上の企業が登場するケースがみられること。上記でいえば、カメラ等でライバル関係にある「ニコン」と「キャノン」がその例になります。

 これらからいえるのは―――国際的スポーツ大会を協賛する本邦企業の多彩なラインアップから窺い知れるのは―――日本の産業構造のすそ野の広さと、それぞれの業界で世界をリードする少なくとも2社以上の企業の存在です。これこそ日本経済の大きな「強み」だと思います。

(本日は70回目の終戦記念日。戦後、これまで歩んできたように、わが国がこれからも戦争という手段をけっして選ぶことなく、世界の平和と繁栄に貢献していける国であり続けますように・・・)

(続く)

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