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【米中韓露の対北融和姿勢を読めずに後手に回る日本・・・】対北朝鮮:日本、独自外交展開のチャンス④

2018-07-11 00:01:13 | 日本

前回からの続き)

 わが国は北朝鮮と国交を早急に結ぶべき、と前回書きました。日朝国交樹立―――これ、遅かれ早かれ、そして好むと好まざるとにかかわらず、どのみち日本が向かわざるを得ないコースだと考えています。その理由ですが・・・北朝鮮が核放棄の見返りに享受すべき支援等のかなりの部分は日本が出すしかなさそう(?)・・・だからです。

 本来ならばその役回りを担うべきは、北朝鮮の核の第一ターゲットになっているアメリカでしょう。でも実際には、アメリカには資金がないのでこれができません。かりにやるとしてもその金額の分、米国債をさらに振り出して日本か中国からおカネを借りてくるしかないわけで、だったら中国・・・か日本が代わりに北をサポートしてやってくれよ、となるはず。そのとき日本と北朝鮮との間に公的な交流がなければ、何らの取り決めもできないわけで、やはり国交を、となるような気が・・・(?)

 とくに、このたびの非核化合意を受け、アメリカとしてはいっそう、わが国にこのあたりの貢献(?)を期待したいはず。日本に北への関与をある程度、させることはアメリカの世界戦略に資する、つまり朝鮮半島における中国のプレゼンスが過大になることを抑制する意味合いもあるでしょうからね・・・(?)

 だからこそ日本はいまから、つまり韓国などが動き出す前から、自身が主導権を取る形で北朝鮮に対して国交交渉を前進させるよう働きかけるべきだと考えます。これ先述のとおり、日本にとっては、(おそらく、かの国が手放そうとはしないであろう?)の脅威を軽減させることにつながるので安全保障の観点からも大事なことだと思います。繰り返しになりますが、だからといって北に対して拙速におカネを貸しましょう、というわけではありません。それは拉致問題が解決に向けて大きく進展してからの話。あくまでも、とにかく国交だけは早く結ぼうよ、という意図です。

 といったようにこのあたり、ぜひ日本政府には先手先手で動いてほしい、と願うわけです、拉致被害者の早期帰還のためにも。しかし・・・現在の日本政府は何だか後手後手だな~と感じざるを得ません(?)。アメリカをはじめとする北朝鮮周辺国の融和姿勢を事前にま~ったく読めず、朝鮮戦争当事国でもないのにどこよりも好戦的な(?)スタンスに立ち、米朝合意のとたんに態度を豹変(?)、北に話し合おうよ~と呼び掛けて見せる(?)・・・

 ・・・まあ「経済」に続いて「外交」も「異次元」ってことなのでしょうね・・・(?)

(続く)

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