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【日本だけは中国マネーに頼る必要なし】中国;マネーと人の「エクソダス」は止まらない⑥

2015-11-27 00:02:18 | アジア

(前回からの続き)

 前回、スパイ同盟を組む米・英・豪・カナダ・ニュージーランドの慢性経常赤字5か国が、すっかり中国・・・のチャイナマネーによって籠絡されている、といった見方を綴りました。フクザツな感情を抱きながらもおカネを自国に大量に注ぎ込んでくれる中国人には頭が上がらないといったところでしょう。

 そのあたりを示唆するのが、先般の中国・習近平国家主席の訪米時に同主席がアメリカ国内で冷たくあしらわれた、とか、英国における中国企業による原発事業に対する懸念が同国で高まっている、みたいなニュース。これらからは、(非白人・非キリスト教徒・アジア系の)中国人ごときに・・・といった(白人系の)米英人の歪んだ選民意識(?)と、いくらケチをつけたところで結局は中国に頼るしかない自分たちのトホホすぎる現状に対するやるせなさが伝わってくるような・・・(?)

 いっぽうの日本。たしかに「アベノミクス」は円安大売り出しを仕掛けてわが国の不動産を中国人に「爆買い」させて喜んでいますが(ってコレ、安全保障上、危険なことだし文字どおり国を売るような行為にも思えるが、それでいいのか左翼アベノミクス!?)、潤沢な貯蓄がある日本は本来、中国のマネーに頼る必要はありません。その観点から上記5か国を眺めるとホント、情けなくなりますが・・・

 とはいうものの現実は現実。わが国はこのあたり―――中国と上記5か国のマネーを介した相互依存関係―――を冷静に見据えたうえで外交戦略を上手に立てないといけないと感じます。したがって、間違っても上の5か国のスポンサー・中国を一方的に敵視し、南シナ海の岩礁等の領有権を巡って「日米豪ASEAN VS. 中」みたいな、上記マネー関係をまったく考慮に入れない対立の構図を勝手に思い描くことがありませんように・・・(?)。へたな動きをすると、カネもモノも中国に依存しまくりの5か国の首領・アメリカに怒られまっせ~!?

 さて今後ですが・・・金持ちの「エクソダス」(exodus)が続く中国は近い将来、国家分裂含みの大混乱に陥るでしょう。国づくりに欠かせない富が国外へどんどん流出しているのだから当然です。こちらの記事等で書いたように、具体的には人民元のメルトダウンをともないながら・・・。そして彼ら彼女らの逃亡先である米英諸国ですが、一時的には反日的な色彩を帯びるおそれがありそう。なぜなら移住中国人(と、韓国人?)がカネの力にものをいわせて各国の政治や外交を動かすようになるからです。そうなると、アメリカではそこいら中に「従軍慰安婦像」が建てられ、英国なんぞは危険な兵器を平然と中国に売るようになるかもしれません(アメリカだってあり得るよ・・・!?)。ですが・・・大丈夫!!しょせんは皆さん、共倒れですからね~(!?)。で、母国ばかりか逃亡先(?)まですっかりオカシクなるなかで中国人・韓国人たちは、移住する国を間違えた!なんて後悔するのではないでしょうか・・・。もちろん真に望ましい移住先は、彼ら彼女らが大キライな・・・

 ・・・まあとにかく、そんな事態が予想されるなか(?)、わが国としては、特定の国に肩入れしたり、特定の国を極端に嫌ったりしないよう、いまは中国を含めた各国と全方位的かつ平和的なお付き合いをしておくのが得策かと・・・

(「中国;マネーと人の『エクソダス』は止まらない」おわり)

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