個人誌「木もれ日」20号発行
毎年ただ一冊冊子にしている個人誌2016年度をこのたび発行しました。
2016年のテーマは『白樺派と大正時代』で、白樺派の代表的作家である武者小路実篤と有島武郎の作品及び武者小路が提案し実践した共同体「新しき村」について考察してみました。
現天皇が退位表明し、大正天皇の末の皇子三笠宮が100才で世を去った2016年。
短い大正時代こそもう一度見つめ直す意味があるのではと感じている。
「自分史」という形で自分の過去を文章で表現する方法があるが、私個人は語るほどの「自分史」は持っていない。その代わり自分が生きた時代に起こった出来事、またこれまでに読んできた書物の中から心に響いたことをまとめて来た。
残部少々あります。ご希望の方には送料とも無料で差し上げます。ブックマークの「旧木もれ日通信」掲載のメールからお申込みください。
「移民開国宣言を」。坂中英徳(元東京入国管理局長)の主張(週刊金曜日3月24日号)
日本を訪れる外国人観光客のことがしょっちゅうマスコミの話題になっているが、観光客は歓迎、だけど日本に定住してもらうのはちょっと・・・というのが今のところ日本の人々の気持ちのようだが。特に欧米系には寛容だがアジア・アフリカ系の人達には警戒感と差別意識を持っている人が多いように感じられる。
しかし坂中氏はこれから人口減少社会に向かっていく中、大量に受け入れるというのではないが、移民を希望する外国人は日本人とすべて同じように処遇する必要があると主張。機会均等、正規雇用、同一労働・同一賃金など。その代わり移民の人にも税金を払ってもらう。年金・社会保障制度にも入ってもらう。一生懸命勉強し、働いてもらい社会の一員として活躍してもらう。そうすれば財政も改善し、社会と経済に活力が生まれると。
これらの主張は移民の前に現在の日本人に公平に適用されるべきものではあるが。
一方で欧米では今移民排斥を主張する極右政治勢力に共感する人々が増えている。
これに対して坂中氏は西欧文明は白人至上主義とキリスト教という一神教を信仰する人たちが作った文明だとして、自分達の宗教が一番正しい、他の宗教は間違っているという独善的な考えが根底にあるという。今までは経済と産業に余裕があったので移民に寛容だったが、経済に行き詰まり本音が出た結果が移民排斥感情だと見ている。
イスラム=テロリストと決めつけるが、ISもアフガニスタンやイラクでの戦争の産物で、欧米諸国が始めた戦争が西欧文明に牙をむく反逆児を大量に生み出したのだとする。
その点日本人はもともと人種と宗教の違いは大したことではないと考えて来た。八百万の神々を信仰し仏教とも共存してしてきたと。
但し近頃は朝鮮・中国・大相撲で活躍するモンゴル人にも差別や憎悪発言する日本人が増加しているのではと思う。
これも経済的に必ずしも優位に立てなくなった不安感の現れで欧米人とその点では同様だろう。彼らほど強固な宗教心と優越心はもともと持ってはいないとは思うが。
考えていい視点だと思う。
また決まってしょーもない理由づけwww
ほんとワンパターンやねwww
ばかばかしいwww