日本経済の失速を裏付ける話を先日聞かせてもらった。しかも驚いたのは、その話を紹介してくださった方は、錦鯉の養魚場の経営者である。その方曰く、「日本では錦鯉は売れなくなった。富裕層の趣味として楽しまれていた錦鯉だが、そのゆとりが日本に無くなって、日本人からはあまり買っていただけない」
「いまは海外のファンが増えている。ヨーロッパは最近元気がないが、特に中国は元気だ。アメリカやインドネシアなど、とにかく海外と商売をしないといけないから、英語の語学力は必須。サラブレットを持つという馬主への憧れ的なものが、錦鯉にもある。彼らは、購入しても、我々に預けたままだ。とにかく品評会に優勝させることが夢なんだ」
盆栽がヨーロッパではやっているという話は聞いていたが、錦鯉も同様の傾向があるらしい。とにかく、錦鯉は、世界でも別格のブランド力を持つという日本。ものづくりの力が弱まったと言われる日本だが、日本文化やその周辺は、まだまだ底力を秘めている。
(写真は、錦鯉の養魚場の事務所の壁に飾られていた油絵。この方の作品は、鯉1匹当たり100万円というから、この画は1,100万円ということか)
「いまは海外のファンが増えている。ヨーロッパは最近元気がないが、特に中国は元気だ。アメリカやインドネシアなど、とにかく海外と商売をしないといけないから、英語の語学力は必須。サラブレットを持つという馬主への憧れ的なものが、錦鯉にもある。彼らは、購入しても、我々に預けたままだ。とにかく品評会に優勝させることが夢なんだ」
盆栽がヨーロッパではやっているという話は聞いていたが、錦鯉も同様の傾向があるらしい。とにかく、錦鯉は、世界でも別格のブランド力を持つという日本。ものづくりの力が弱まったと言われる日本だが、日本文化やその周辺は、まだまだ底力を秘めている。
(写真は、錦鯉の養魚場の事務所の壁に飾られていた油絵。この方の作品は、鯉1匹当たり100万円というから、この画は1,100万円ということか)
もう、鯉を飼う習慣が無くなってしまったということなんですね。
アナログの時代からデジタルの時代に変わってしまったということにも帰来するかも知れません。
逆に考えると、日本の文化の中、もしくは日本の昔からの技術を世界に向けるともっと、ヒットする物もあると思うのです。
今は、すたれかけている日本酒も今以上に世界市場に目を向けていくことによって素晴らしい力を発揮するかも知れないという事になります。
(※輸出での劣化も、古酒という観点からすれば克服できそうです。)
そう考えると、日本にはまだまだ素晴らしい埋蔵金が隠されているという事ですね。
今日の東矢先生のブログから、「日本の埋蔵金」という言葉を連想しました。
埋蔵金の世界進出、もっと成功するものをいろんな業界で探す必要があると思います。