我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から何と19年!ありがとうございます✨

ミケランジェロの暗号 / Mein Bester Feind/My Best Enemy

2011-09-12 02:00:16 | 劇場&試写★6以上

 

 

ユダヤ人画商一族・カウフマン家が密かに所有するミケランジェロの絵。

それはムッソリーニも欲するほどの国宝級の代物だった。


「ヒトラーの贋札」(レビュー書いてないけど面白かった☆)のスタッフが手掛けたミステリー。

 監督はウォルフガング・ムルンベルガー
 

モーリッツ・ブライプトロイ、この人好きー!

そう、ドイツ映画「es エス」や「ラン・ローラ・ラン」「素粒子」最近では「ソウル・キッチン」で主人公の兄役。

金持ちの息子でユダヤ人。

 

時代が古いのでこの通り古臭いテイスト。


そしてそこの使用人の息子で、家族のように扱われていた存在であるルディに、

セブンス・コンチネント」「71フラグメンツ」などのハネケ初期作品や「アイガー北壁」のゲオルク・フリードリヒ。

 

冒頭、事故である男を助けるハメになった。というシーンから。

その男との関係を徐々に明かしていくというみせ方。

友人だと思っていたヤツに裏切られて、自分の出世の為に絵の在処をバラされたことで家族ともども窮地に立たされる。

邦題は、ストーリーのキーとなるミケランジェロの絵画をタイトルに入れてるけど

暗号を巡るサスペンスというよりは

原題のMein Bester Feind 「私の最良の友。そして敵」

敵であり、友人であることが主題になっているところが話のポイント。

 

そんなストレートなタイトルよりも、謎とか暗号とした方が惹かれるもんね 笑

 

窮地に陥ったとき、どれだけ相手をうまく出し抜き、頭を使って切り抜けるかって

これ重要。生死を分ける場合も。

 

ヒトラーに傾倒するこの男、一家の息子ヴィクトルは親友ルディに絵の在りかを教えてしまう。ナチスに傾倒していたルディは、軍で昇進するためにそれを密告。


一家は絵を奪われ収容所へと送られる。一方ナチスは、絵を取引の材料にイタリアと優位な条約を結ぼうとしていた。

しかし奪った絵が贋作であることが発覚!

本物の絵をどこかへ隠した一家の父は、すでに収容所で死亡していた。

ヴィクトルはその在りかも分からぬまま、母の命を救うためナチスを相手に危険な駆け引きに出る。

作戦は成功するのか??

ミケランジェロの絵は一体どこにあるのか?

 

7/10(73点)

 

 

仕事の前に初日の朝一鑑賞のはずが、めちゃくちゃ並んでて2人前で席が完売になり

泣く泣くその場で2日目の朝一でチケット購入してリベンジ。その甲斐あって面白かった~

ほんとはかなり眠かったんだけど面白いからどんどん惹き込まれた。

ナチスドイツの捉える側とユダヤとして捕われる側、二人の立場が二転三転する面白さ。

 

ヒトラー政権の時代背景、堅苦しく重いものじゃなく

ストーリーも演出も、バカな上司が出て来て軽妙なユーモアあって途中ちょっと笑えたり。

なんといってもキャスティングがイイ。

母親、恋人、ルディ、そしてヴィクトル演じたモーリッツ・ブライプトロイがやっぱりいい。


邦題にあるような「暗号」で絵画の在処を探るのではなく、

ちょっとしたヒントで隠された場所を探る楽しみ。

途中から大体の人がその在処を読めるようにはなっているんだけど

そこへの持っていきかたがうまい。

ラストの、二人の男の やったやられた感が面白い作品

こういうの好きだなー。

 

1938 年のオーストリア、ウィーン。ユダヤ人のカウフマン一家が営む画廊に、かつての使用人の息子ルディが訪ねてくる。ルディを一家は息子同然に可愛がっており、息子ヴィクトルにとっては兄弟同然の存在だった。カウフマン一家は400年前、バチカンから盗まれたとされるミケランジェロの名画を所有していると噂されていた。画廊主催のパーティーが終わった夜、ヴィクトルはルディからその事を聞かれ、つい本当の事を話してしまう。

 

 

 公式サイト 

 MY BEST ENEMY            2010年     オーストリア  106min

9月10日より公開中~

 

左、監督

左の人、あの上司か。佐藤さんありがと。


モーリッツ・ブライプトロイは、10/29公開の

「ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~」にも出演。

初?かぶり物(時代のカツラ)で登場。予告篇やっててなかなか興味深かったのでそちらも楽しみ♪

 

 

 

 


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9.11テロから10年、、、。そしてNY舞台の新作「ニューイヤーズ・イヴ」

2011-09-11 00:50:00 | Weblog

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今日は3.11の東日本大震災からちょうど半年、

そして、9.11のニューヨークの悪夢、同時多発テロからちょうど10年...


トップの写真は私が最後にみた'97の秋のあの風景。

デジカメではなくプリントしたたった1枚の写真からのものなので色あせてる。

 

毎年この日のことは忘れない。

10年前のこの日、私は日本で、仕事から帰って部屋でNY舞台のドラマ「フレンズ」を妹のyueと観てる時に母からの電話で

即テレビに替えて、目にした信じがたい衝撃の映像。

以前ブログにも書いてるので省略するけど。

大好きな日本、大好きなNY

 

この世で生きていれば、必ずしも楽しいことばかりじゃない、予測もつかない事態がおこりうる。

震災、テロ、、、、、

だけどお願い これから先二度とこんなこと起こってはいけない

今日、世界中に、永遠の平和を願い祈ります。

 

 

しんみりしてしまうので、ちょうど前からupしようとしてた年内公開の決まったNY映画のご紹介

 

 

豪華キャスト出演によるラブコメ、「バレンタインデー」(2010年公開)

に続くゲイリー・マーシャル監督の作品

「クリスマス・イヴ」が全米で12月9日の公開からすぐに日本公開も12/23に決定

 

引き続き出演するのはアシュトン・カッチャーとブラッドリー・クーパー、ジェシカ・ビール

アシュトン・カッチャー、ブラッドリー・クーパー、ジェシカ・ビールをはじめ、

NYが舞台といえば欠かせない、サラ・ジェシカパーカーそれに、サラとも「SatC」で共演のジョン・ボンジョヴィ

ロバート・デニーロ、キャサリン・ハイグル、

リア・ミシェル、ヒラリー・スワンク、ミシェル・ ファイファー、ザック・エフロン、ソフィア・ベルガラ、

ハル・ベリー、シエナ・ミラー、アビゲイル・ブレスリン、ライアン・シークレット、アイス・キューブ、ジョシュ・デュアメル




ミシェル・ファイファーとザックんの歳の差恋愛ほか、家族ものなども込みのよう。

ゲイリー・マーシャル監督作は毎回サントラもかなりいいので楽しみ

 公式サイト 

 

Wikiに最近カテゴライズされた、ニューヨークが題材&舞台の映画

 こちら そりゃもう、NY舞台なんてすごい数あるよね。

 

 

ここ数年は毎年行ってたNY. 去年は行かなかったので前回から2年も経っちゃったんだ。

一度、年末年越しカウントダウンしてみたいと思いつつ、、、今年秋か冬にはまた行けるかな??

大好き、ニューヨーク

他にもこれから公開のNY舞台映画、一気に載せたかったけどそれはまた今度☆

 

 

 


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悦楽共犯者 / Spiklenci slasti / Conspirators of Pleasure

2011-09-10 07:51:07 | Recommend Movie

 

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フェティシズム。

人には言えないけど、コレたまらなく快感~ というものが誰にでもある?


 

 現在 5年振りの新作「サヴァイヴィング・ライフ」が公開中

新宿K'sシネマでは過去作品を一挙上映の特集が組まれ公開、

原宿ラフォーレでは展示会開催中

あともう一つ、9/30まで新宿のアートコンプレックス・センターにて

ヤン・シュヴァンクマイエル、上原木呂、マックス・エルンスト三人展「魔術★錬金術」

も開催中とちょっとしたお祭り月間になってる

ヤン様こと、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の1996年作品

「アリス」「ファウスト」に続く長編3作目。

 

昔観たっきりだったので 久々に鑑賞。

「アリス」と「オテサーネク」「ルナシー」など全般好きだけど

同じくヤン様作品好きの友達で人形作家の三浦悦ちゃんが、本作がいちばん好きと言ってたナと思い出しつつ、、、。

 

んー、やっぱりヘンで独創的で面白い

好き嫌いはかなり分かれるだろうけどこれもあらゆる面において傑作かと。

ヤン様、さすが

 

果てしのない欲望、快楽の追求、

シュールレアリスムエクスタシー

 

※これは、万人ウケは決してしない、シュールなコメディです

 

ここに登場する人物達は、皆何かの悦楽の共犯者

 

郵便配達の女、ニュースキャスター、毛がたまらなく好きな刑事、

人形相手にSになるオバさん、書店のおやじ、鳥コスプレ男、、、、

←ナニしてんねん

角質食べてくれるサカナじゃないよ


 

オテーサーネク」のパパ。


←妄想SMオバさん

←この女性本物のチェコの人気キャスター

←素人なのにうますぎる

 

 

8/84点

 

 

やっぱりおもしろい♪

なにがすごいって皆オリジナリティ溢れる欲情の消化方法(笑)

全員がとてもクリエイティブでアーティスティックなのはヤン・シュヴァンクマイエルならでは。

鯉(魚)以外は皆手作りしたもので快楽を得る。

どの人もこっそりとヘンなもので笑っちゃうんだけど

とくにほんとに声だして笑っちゃうのが、人目を盗んで配達の合間にパンをほじくって丸め、それをケースに入れて

夜になると洗面器にあけ、ゴムチューブで鼻から吸いとる漏斗で両耳にも入れ、(入るのかょ!)

あまった4粒は鼻の穴と耳の穴に突っ込んで栓。

そのまま目がイっちゃったまま寝て翌朝全部だーっと出す(笑)

それをどうするかといえばある人に小包で送っちゃって、突然送られて来たそれを無駄なく有効利用

 

 

鶏を隣のオバさんにさばいてもらって、エロい雑誌をおっぱいの部分だけ切り取り

粘土厚紙?で作ったはりぼてにくっつけ、更に本物の羽もくっつけ

とさかまでご丁寧にフェルトで縫い付け、目玉も入れて完成!

生き血をゴムに入れたものと一緒に保管。

トリ人間の出来上がり~

 

ちゃあんと乳輪部分まぁるく目の部分にくり抜き、口の部分に口がきてるのもセンスか。

 

シュールでおかしいのが、ちゃんと本物の頭を見本にして作りながらも

本体のチキンもオーブンで焼いてきちんと食べるとこ。

そして同じアパートの血を抜いてもらったオバさんの留守中部屋に忍び込み

大胆不敵にもミシン勝手に使ったり衣装やアクセ一式盗み出し。

 

他にも、自慰マシーンを自作して大好きなキャスターのOA中のニュースみながらやっちゃうとか、

その女性は鯉に足加えられて喘いだり、かと思えばその夫は 人の身につけてる動物のファーのしっぽ

勝手にちっちゃい刃物で切ってぬすみ、これまた自作の毛ブラシで全身くまなく、、、、

で、カ・イ・カ・ン

やってることがいちいちヘン

 

あと何がすごいって、一切のセリフがなくこれらをストーリーとして成り立たせてること!

そしてこの登場人物たちはなにげに繋がっている。

ラストの方ではこの中の一人が死ぬが、手にかけたのが○○だったのかも、というところが意味深でまた面白い。


たまにオペラが流れる。(フランソワ・ミュジー)ニュースキャスターはニュースを。

それ以外はセリフなし。古い無声映画のようなんだけど

怪しい何かをしでかすキャラたちの行動に目を離せなくなり、しっかり飽きさせずに魅せる約90分。

 

 

性交のない最初のエロティック映画。フェティッシュな自慰機械の発明にとり憑かれた6人の男女、快楽原則を忠実に追究する彼らの秘めやかな行為を、さまざ まな映像テクニックを駆使してシュールに描く。構想以来25年間かけて完成されたシュヴァンクマイエルのひとつの到達点。

もちろんいつものコマ撮りアニメもあり。

 

K's シネマ特集上映公式サイト 

  Spiklenci slasti        1996年       チェコ=イギリス=スイス      87min

DVD BOXも単体もリリース中

本日、14時30分~新宿K's シネマで上映。お時間合う方ぜひ♪

あ、あと13日、15日もあります★

 

Cast

Petr Meissel→アパートの髪薄い男、ピヴォイネ

Gabriela Wilhelmová→アパートの中年女性ロウバロヴァ

Jirí Lábus→書店主クラ

Barbora Hrzánová→女性郵便配達人マールコヴァ

Pavel Nový→ヒゲの男ヴェトリンスキー

Anna Wetlinská→女性ニュースキャスター アンナ・ウェトリンスカ、ヒゲ男夫人

 

 

 

ラフォーレでの見応えたっぷりの個展は19日まで。

もう1回行っときたいな~

 

 


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愛しのジェニファー(ダリオ・アルジェント) /虫おんな (ラッキー・マッキー)マスターズ・オブ・ホラー

2011-09-07 22:10:00 | Recommend Movie


 

 

 

ホラーの巨匠が競う「マスターズ・オブ・ホラー」恐-1グランプリシリーズ、
ダリオ・アルジェントVSラッキー・マッキー監督対決







upしてるタイミングがないまま記事途中までで保存にして1年くらい経っちゃった

 でもこれ面白かったしダリオ・アルジェントだし、おりしも今日はダリオ・アルジェント監督の71歳誕生日

Happy Birthday

ゾンビ顔というか、悪人顔ですが監督です

 

 

このストーリー、ブラッドリー・クーパーとレニー・ゼルウィガー共演のホラー「ケース39」に元ネタちょっと似てる

(というかあちらがパクリ?)

若い女性を殺害しようとするホームレス風の男に発砲した刑事・フランク。男に襲われた女性・ジェニファーは美しい髪と類まれなるプロポーションを持ちあわせていたが、

顔は大きな犬歯が見えるほど口は歪み、不気味に黒く淀んだ瞳を携えていた。さらにその知能は赤ん坊並で…。

 

 

7/10(75点)

 

これね、なかなか面白い。 殺されかけていた女性を救ったことで、

この正体不明の女が甘えて来て 男は段々とどうにかして守ってあげたいと思い始める。

それがかなり胸も大きめナイスバディで、あっちの方のテクが凄いからもう男は手放せない(※ホラーです、念のため)

フルヌードで胸も出しちゃうし体当たり演技で狂気の女ジェニファー演じた、キャリー・アン=フレミングってこれがデビューで(これしか出てない)

凄い存在感!だしあんな特殊メイクも恐れず出演なんだからエライ

とにかく、ダリオ・アルジェントファンはもちろん さくっと面白いホラーを観たい方にはおすすめの1本。

 

 

「愛しのジェニファー/Jenifer」
2005年  アメリカ  116min
監督 ダリオ・アルジェント「サスペリア」「フェノミナ」
脚本 スティーブン・ウェバー
出演 マーク・アッチェソン「アローン・イン・ザ・ダーク」ジェフリー・バラード「ライディング・ザ・ブレット」







 



ラッキー・マッキー監督   by「虫おんな」

原題は「Sick girl」って事で病気=虫。

虫おんなってタイトル 酷すぎるけどまんまだわ 
数年前「MAY」(けっこうというゴス系ホラーを撮った若手監督で、

どちらもアンジェラ・ベティスが主演

 

アンジェラ・ベティス演じるアイダはレズビアン。 

ミスティ役にはミスティ・ムンディ

偶然出逢った二人。

 

この人なんと、虫大好き男にバレる度に逃げられるという昆虫コレクター女

 

ある日、アイダの部屋の前に差出人不明の包みが置いてあった。中には珍しい虫が。

それをミックと名付けた。


 ←これはクモ。

 

以前から気になっていた若い女性ミスティに声をかけ、デートの約束。

ついに念願叶い、部屋にミスティがやってくる。

二人がいいムードになってくると、枕の中からミックの体の一部が伸び、ミスティの耳の穴に、、、、!!

 

 



マクノートン博物館に勤めるアイダはレズ。でも昆虫マニアが高じて彼女に振られてしまった。
そのことを同僚に話すと、「いつもここのエレベーター前でスケッチしている女の子はどうだ?」ともちかける。
そして彼に背中を押される形で、女の子の前にやってくるアイダ。
ミスティと名乗る彼女はそれを見透かしていたかのように、語りかけてきた。ところがアイダは、自分の胸ポケットからクモが這い出てきたため、逃げるようにその場を去る。
家に帰ると玄関に差出人不明の小包が届いている。開けてみると、巨大なカマキリのような虫が入っていた。
翌日、ミスティをディナーに誘うアイダ。自宅で飲みなおすことになるのだが…。

 

7/70点 

 

この対決、さすがに巨匠 ダリオ様には勝てないけどどちらも面白かったので満足

観てからだいぶたって書いてるので点数も観た直後とはやや違ったかもだけど☆

ブラックユーモア効いててなかなか好み。

わたしは虫が大っ嫌いだから、みてても気持ち悪くて悪くて

でも、女同士の恋愛ってことと、一途に想いを寄せるアイダのキャラがほのぼのなので

何となくいいカンジのSFであり、ブラックユーモアホラーに仕上がってる。

ラストはだいたい予想が付くけど もう一度忘れた頃にみてもいいなーと思えるくらい。

特殊効果はたぶん、わざと(いや予算のせいか)チープな完全B級ホラー

 


 

 


「虫おんな/Sick girl」
2005年  アメリカ   60min
監督 ラッキー・マッキー  「MAY メイ」
出演 アンジェラ・ベティス、エリン・ブラウン、ジェシー・フルビク、マイク・マッキー


また「MAY」が観たくなっちゃった♪

 

 

この、ホラー監督の巨匠たちが怖さを競うTVドラマシリーズ、

どれも約1時間の作品なのでちょこっと寝る前に観るとかちょうどいいの

秋の夜長に皆さまもいかが??


全部制覇してるのにまだ1部しかレビューup出来てない、、、、ということで

次いつになるかわかんないけど、(なるべく秋中に)今後も続く~

 

 


 

 


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女と銃と荒野の麺屋 /三槍拍案驚奇/ A WOMAN, A GUN AND A NOODLE SHOP

2011-09-06 22:46:30 | 劇場&試写★5

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「初恋のきた道」、「至福のとき」、「HERO」のチャン・イーモウ監督が、

20年以上前のコーエン兄弟のデビュー作「ブラッド・シンプル」(1984年)日本公開は1997年をリメイク

 


そのコーエン兄弟のオリジナル、すっごい昔にビデオで観たきりだったので殆ど覚えてなかったんだけど

「初恋のきた道」何回も泣いたくらい好きだったし(公開中の新作「サンザシの樹の下で」はまだ見てない)

ちょっと楽しみだった1本。試写にて鑑賞



あれっ?

出だしからしてどうやらかなりコメディ風。

こんな見るからにコメディなメンツでお送りします~

全員脇役キャラのような。

真ん中のオレンジのハゲちゃびんは前歯2本出てるゾ。

 

右の西田敏行かダチョウ倶楽部みたいな警官、寄り目にしてるし

 

色とりどりの衣装が殺風景な荒野に映える


確かに、女と銃と荒野の、、、、、、

でも麺屋はあんまり関係ナイ! わりと冒頭で皆で麺をこねて大きく輪にしてくとこは面白かったけど。

平べったい麺の おうどん、やけに辛そうで美味しそうだったけど。

 

ストーリーは、コーエンの「ブラッド・シンプル」にけっこう忠実で

登場人物は全ておもしろおかしいキャラに様変わり。

 

時代設定はあいまい。

銃がまだ珍しい時代。

中華麺屋の金持ち男ワン。その妻、である女は妻はペルシャの行商人から銃を購入。

そして従業員リーと不倫中。

悪徳警官チャンにそれを知らされたワンは、妻とリーの殺害を大金と引き換えに依頼する。

が、金庫に更に大金があるのを知っていたチャン。

そこに、給料をまだ払ってもらっていなかった他の従業員二人も絡んできて、、、

なんかキャラ自体がもうコントなんだもん

この殺しを雇われる悪徳警官、どっかでみたと思ったら

「初恋のきた道」の人でした。

 

どこまでも続く荒涼とした大地の中に、ぽつんと建つ一軒の麺屋。そこには主人のワンとその妻の他に、リー、ジャオ、チェンの3人の住み込み従業員がいた。 強欲なワンは従業員を顧みず私腹を肥やし、妻を虐げる毎日。しかし妻は、秘かにリーと不倫していた。そんな中、妻はペルシャの行商人から銃を購入。しかし それは、ジャオの密告でワンの知るところとなる。一方、巡回警察官のチャンからは、妻とリーの不倫を告げられるワン。頭に来たワンは、チャンに対し高額な 報酬を約束して2人の殺害を依頼するのだったが…。



5/10(53点)

 

 

ブラックユーモアとかいうよりもう完全にドリフのコント寄り

 

の作品、ずいぶん遊んじゃったな~という感じ。

そもそも、チャン・イーモウ監督、「ブラッド・シンプル」が好きで

中国版としてずっとリメイクしたかったんだとか。

そんなこの作品特有のユーモアが受け入れられる人とシラ~っとなっちゃう人で、意見が分かれるでしょう。

 

わたしはというと、全然笑えず。

会場では笑いが起きてる箇所もあったけど、え?面白い?って感じだったな~。

コーエン兄弟のあの感じを期待するとダメでしょう。

これはコレとして、ストーリーや設定は同じでも別物として楽しめるかどうか。

 

銃というものが珍しい時代において 殺しのアイテムとしての銃があり、

他にもオーソドックスな凶器があり、最初から出て来たハサミが伏線としてああいう使われ方するのは

そうだろうな、というところなんだけど

いちいち悪徳警官が、逃げる前にモノの配置にこだわっていたり細かかったり、

カメラワークが面白かったり、映像的コントラストが素敵だったりするのはいいんだけど

何しろ単純なストーリーだから、90分ものなのにそれでも長く感じちゃう。

中盤もけっこう淡々としてるから眠りについてしまわれる方もチラホラ。

私も途中眠気きたけど耐えました。これが本公開のシネマライズだったら間違いなくウトウトするでしょう(笑)


そんな訳で、つまらないというよりはどうでもいいというか。

あ、2009年作品で公開が今になった理由がわかった感じ。

DVDスルーになっててもおかしくないような作品でした~

 

オススメできる人

チャン・イーモウファン。

ブラッドシンプルのコメディ風が観たい人

ドリフターズのコントが好きな人

 

 

  公式サイト 

三槍拍案驚奇      2009年    中国     90min

 9月17日より、ロードショー 

 

 

 


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仙台短篇映画祭☆片岡翔監督作『超スーパーギガゴーレムSVプラス超リーサルウエポンⅡアンドギガ』上映

2011-09-05 23:21:25 | 片岡翔 映画,小説,TVドラマ関連告知

【告知】 

 

仙台ショートピース映画祭が延期になり、

仙台短篇映画祭11 というタイトルで開催されます

 

とき    9月17日(土)~9月19日(月・祝)

 

311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト作品『明日』
 

Aプログラム 9/17 16:30~ 9/18 13:00~ 9/19 15:30~

 

40名の監督たちが、3.11の震災以降 それぞれの思いを映像に託した。   

河瀬直美監督作品『わすれなぐさ』、今泉力哉監督作品『Mother said.I sing.Wife listens.』、

片岡翔作品「ぬくぬくの木」にも出演の鈴木卓爾監督作品 『駄洒落が目に沁みる』、

翔の作作品「ゲルニカ」ほかでもお馴染みの川村悠椰 くんは 和島香太郎監督作品『WAV』に出演ほか

全て3分11秒の作品×40本の130分

見応えありそう!観たいな~ はやく都内でも観れるようになるといいな。

 

片岡翔監督最新作『超スーパーギガゴーレムSVプラス超リーサルウエポンⅡアンドギガ』上映

出演:安田蓮/安田吏玖/松井瑛介

ブイーーーン。ぎゅるぎゅるるっ!ドゥイーーン、ジャキン!ジャキン!
こどもの超スーパーパワーは、いつだっておとなの想像をとびこえる。
オープンザウィンドウ!はっしゃ!ビッグバンうんこアタック!!

 

仙台近郊にお住まいの方、ご興味ありましたらぜひ♪

あ、水戸短編映像祭でも上映です

 

ただ今、期間限定で、片岡翔作品無料配信中

日本発・アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」
「ストップ!温暖化部門」には、全世界から多数の作品が寄せられています。
今回「ストップ!温暖化部門」の優秀賞(環境大臣賞)を受賞したのは、片岡翔監督の『シロクマ/SiRoKuMa』。
映像の力による温暖化防止メッセージをぜひ体感してください。

※『シロクマ/SiRoKuMa』はショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011ストップ!温暖化部門において優秀賞(環境大臣賞)、J-WAVEアワード(J-WAVE リスナー審査員(5名)によって選考)、オーディエンスアワード(フェスティバル各上映会の観客による投票)と、フェスティバル初の"トリプル受賞"を達成。

今回のトリプル受賞を記念して、片岡監督のご好意により、以下の作品もあわせて公開しております。
2009年 オーディエンスアワード受賞 『28』
2008年 入選 『ニタンカサンソ』

 こちら 

 

2010年ジャパン部門で観客賞いただいた『Mr.バブルガム』はGYAOで無料配信中

ほかにも面白い短編がみれちゃいます

 

※コメント欄閉じています

 

 

 


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熱海と伊東で温泉&滝三昧の旅~の巻!

2011-09-03 21:55:40 | 温泉♨️

 

 

 


 

夏の終りの2日間、まだーむ、ゆきえちゃん、KLYさん それに現地在住、伍一ちゃんの案内で

熱海へ1泊旅行 土日ではなく皆ちょうど休みがとれた平日。 


お宿は検索して評判が良かったKKR熱海ホテル ここ、438源泉中5位の成分濃度の自家源泉なんだって


朝から4人、品川集合でJRにて。ゆきえちゃんまさかの遅刻でギリギリ

出発からドキドキバタバタの旅 はじまりはじまり~

 


1時間40分。お昼到着。お迎えに来てくれた ごいちーは車を出してくれたので

まずは駐車場に停めて産地直の新鮮な海鮮丼がお安くいただける人気の定食屋さんへ。


 

それから、車を走らせ楽しみにしていた滝へ 平日とはいえ、ここは人がいなくて貸し切り状態

手前には神社

 

 

ウォーリーゆきえちゃんを探せ

 

マイナスイオンチャージ ほんとに気温も少し低くて涼しく気持ちイイ


次に向かったのもまた滝

ここは石川さゆりの歌「天城超え~♪」でも有名な 浄蓮の滝

 

KLYさん撮影

 

 

KLYさん撮影 よくみたら、わさビーチクとかしょうもない駄洒落

KLYさんが買って試してみたが。とっても不味かったみたいなのでご注意を!(笑)

私はわさびはやめて無難に抹茶ソフトを。

 

お酒やおつまみを買い込んで、ホテルにチェックインしたのは19時すぎ。

懐石料理で豚しゃぶや、お刺身、いちじくの天ぷら とか頂きました★ どれも美味しかった

お料理の写真はまだーむにお任せ。

 

夜は お楽しみの露天風呂に浸かってから

学生時代に戻って海岸で花火 風強くて線香花火はぜんぜん保たず

⇧伍一君撮影

 

そしてまた露天風呂 

 

夜中はお酒と、わたしが持参のDVD「アイディンティティー」を鑑賞 

こんなとこでも映画とは、やっぱり映画ブロガーチーム? 笑

3時半に寝たのにちゃあんとアラーム前の6時半起き

 

翌朝もやっぱり朝一で露天風呂 快晴

 

 

朝食はホテルのバイキング。種類豊富でよかった

 

10時チェックアウトで、車で今度は1時間くらい?

 

伊東の方面へ。

城ヶ崎海岸に到着

駐車場からそんなに歩かないはずが、ガイド(ごいちー)の勘違いで

凸凹の山道、汗だくでハイキングコースを歩いてた

でもそれはそれで楽しい♪

からだを動かすのは気持ちいいね♪

するとこんな 火曜サスペンス劇場「女三人湯けむり殺人事件」みたいな崖登場

 

ここに落ちたらひとたまりもないわ

 

 哀愁。

まだーむ撮影

 

なんかこのあたりが確か自殺の名所とか

やばいもの映ってないでしょうね?

 

 

そしてメインイベント

有名な、城ヶ崎のつり橋

ぎょえー

なぁんだ、ボロボロの木でできた揺れ揺れのじゃないじゃん。

なんて見た時は皆言ったものの、

実際渡ると 歩道橋すら怖いわたし かなりやばかった~

 

おそるおそる。

 

ムリ笑い

←KLYさん撮影

長さ48m、高さ23m、スリル満点の「海の吊り橋」

これがほんっとこわいんだよー!

一瞬、死ぬ気で撮った1枚。

 

 

この後、元気のある3人は灯台にも登り。

わたしとゆきえちゃんはお土産屋さんでヒトヤスミ。

 

そしてまた駐車場までの道のりを散歩し、

赤沢日帰り温泉館

まだまだお風呂、入ります

ここはホテルも、DHCと提携してて 温泉にも全て化粧水やボディソープなどのアメニティが全部DHC!

そして何と言っても、空、海、お風呂が一体となった素晴らしい露天風呂

お風呂に携帯持ち込んじゃった。

まるで繋がってるみたいでしょ?

ほんと気持ちよかった~

もちろん混浴じゃありません

でも立ってたら道路の方の人が望遠鏡持ってたら見えるかもと皆。

 

その後、ランチ。

 

帰りに立ち寄った わさび畑。 水もいいから作れるんだね。

そういえばホテルや立ち寄った滝のトイレとかお水が全部冷たかった♪

 

 

熱海駅まで車で送ってもらい、その周辺でお土産みたりして夜 帰りの電車に。

あっというまの旅でした~

いつも2人くらいで、なかなか数人での旅なんてしないけど

ほんと面白かったぁ。 またどこか皆で行きたいなー

 

 

 

 


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9月公開★新作映画リスト

2011-09-02 09:08:40 | 月別観たい映画リスト

 

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夏終わっちゃった~! 台風接近中でめちゃ暑いこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?


最初は5本くらいで少ないって思ってたのに、よーく調べてみたらかなりあった

そっか、今月は連休が2回もあるからなのね。

引き続き、本当に観たいのだけに絞って観るつもり。DVD観てもめっきりupしてないのが増えちゃったな

そろそろこれが1番!っていうのが出て来て欲しいところなんだけど、、、あまりパっとしないな~。

ホラーレビューは今月こそ (やるやる詐欺?)

 

 

 

それでは 月初め恒例   9月公開、観たい&観た映画のチェックリスト

今月都内で公開される 新作から気になる10数本ピックアップ。
いつものように、タイトルクリックでレビューか公式サイトへ飛びます(ほぼ観たい順)
8月公開作品全てではなく、個人的に気になってる東京で上映予定の映画リスト。


観た作品

ナシ。先月はぜんぜん行けなかった~ 

 

 

 

観たい&気になる作品

いちばん楽しみなのはコレ

 さすらいの女神(ディーバ)たち     9/24(土)~

カンヌで評価を受けた、マチュー・アマルリック脚本/主演/監督作!

これ待ってました~

嘗てやり手のTVプロデューサーだった男とショーダンサー一座の旅巡業を通して、人間の孤独や幸福を描くロードムービー。

 

 

 

 

  ザ・ウォード 監禁病棟      9/17~

「ハロウィン」「遊星からの物体X」のジョン・カーペンター監督の10年振りの新作

観るしか無いでしょう

 

 

 

 アジョシ     9/17~

いくつかの賞受賞、韓国で大ヒットしたウォンビン主演作。

心に闇を抱えながら生きる男と、彼と心を通わせる少女のアクションドラマ。

 

 

 

 ラビット・ホラー3D      9/17~

「呪怨」の清水崇監督×満島ひかり。

これは楽しみだったの♪ 3Dというのが難だけど

3D映画を観てたら画面からウサギのぬいぐるみが飛んで来て、、、っていう話らしいから

仕方ないか(笑

 

 

 

 グリーン・ランタン    9/10~

DCコミックのアメコミムービー。ライアン・レイノルズとブレイク・ライブリー。

アメコミ映画好きだしティム・ロビンスも出演なので観たい☆

 

 

 

女と銃と荒野の麺屋    9/17~

コーエン兄弟の「ブラッド・シンプル」を、「初恋のきた道」のチャン・イーモウ監督が中国版にリメイク。

近日観ます♪

 

 

  親愛なるきみへ     9/23(金・祝)~

きみに読む物語」のニコラス・スパークス原作による恋愛小説を基に、

「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレムが映像化。

アマンダ・セイフライドとチャニング・テイタム共演。

 

 

 

 

 ミケランジェロの暗号   9/10~

自身もユダヤ人であるポール・ヘンゲの実体験を基に執筆された原作を、「ヒトラーの贋札」のスタッフが映画化。

2010年 オーストリアのサスペンスドラマ。

「ソウルキッチン」「エス」のモーリッツ・ブライブトロイ主演。

 

 

 

 レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳   9/17~

「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウ監督作。

ドニー・イェンがアクション監督と主演。共演はスー・チー、アンソニー・ウォンとショーン・ユー、

そしてどうでもいいけどエグザイルの人も。

 

 

 

 スリーデイズ       9/23(金・祝)~

キャストのラッセル・クロウとリーアム・ニーソンにはまったく興味ないけど

ポール・ハギス監督作ということだけで気になってるー。

と思ったらこれが例の「すべて彼女のために」のリメイクかぁ。だったらいいかな。

無実の罪で投獄された妻を救うため決死の行動に出た男の姿を描く。

 

 

 

 

 4デイズ           9/23(金・祝)~

サミュエルだしちょっと気になるけど銀座シネパトスで上映か、、、(ハズレ多し)

核爆発まであと4日に迫った国家的危機を、スリリングタッチで描く。(ありがち?)

監督は「戦争のはじめかた」などのグレゴール・ジョーダン

DVDにするかも。共演はキャリーアン・モス。

しかし上の作品と紛らわしい公開日も同じだし。

 

 

 

 カンパニー・メン      9/23~(金・祝)

リーマン・ショック後の不景気により、会社をリストラされたエリート・ビジネスマンたちの悪戦苦闘を描いた社会派ドラマ。

宣伝も聞かないし、なんか地味~。内容はあまり惹かれないけど、ベンが見たい。

トミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー、ケヴィン・コスナーという4人のオスカー受賞者が豪華競演。

監督は、ドラマ「ER 緊急救命室」「ザ・ホワイトハウス」シリーズのジョン・ウェルズ

 

 

 

 世界侵略: ロサンゼルス決戦   9/17~   

震災で、4/1公開公開が延期になってた作品。 

監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」のジョナサン・リーベスマン。

主人公の海兵隊隊長には、『ダークナイト』のアーロン・エッカート。共演はミシェル・ロドリゲス。

時間があえば。

 

 

 

以下は多分、パス。

 アンダーグラウンド      9/24~10/21までシアターNで4週間限定。

新作ではなく「パパは、出張中!」などのエミール・クストリッツア監督の1995年作品。

ナチス占領から起こった旧ユーゴスラビア動乱の時代を背景に、50年間も地下生活を送った人々の姿を狂騒的に描き、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するなど高い評価を受けた群像劇。

約3時間もある!

 

 

ライフ -いのちをつなぐ物語-    9/1~

地球に生を受けたさまざまな動物たちの生きざまに迫る驚異のドキュメンタリー。

 

 

 

観ないけど一応、チラシだけ。

 

 

17日、23日公開に観たいのが集中してる感じ。

オススメあったら教えてね

 

あ!忘れてたけど 新宿バルト9で開催の ラテンビート映画祭ももう今月だ!早いなぁー1年 

 

 

 

 

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レイン・オブ・アサシン /劍雨 / REIGN OF ASSASSINS

2011-09-01 11:01:20 | 劇場&試写★6以上

 

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ジョン・ウーが、脚本を務めたスー・チャオピンと共同監督を務めた新作

 

たまに香港映画観たくなるんだけど、ちょっと久しぶり♪

おなじみ香港のワイヤーアクション+武侠愛で魅せるB級?大作

 

冷酷な女刺客の過去を封印して生きようとする曽静には、ミシェル・ヨー。

 

宿命のお相手、阿生に 韓国のチョン・ウソン。

どこかで観たなとこの顔見る度思っちゃうんだけど、

「私の頭の中の消しゴム」(←観てない)

グッド・バッド・ウィアード」(←けっこう

 

その他、ケリー・リンは顔を変える前の曽静、細雨。

 

謎の暗殺組織仲間で妖艶な刺客、綻青にはバービー・スー(「コネクテッド」)

 

同じく仲間、飛び道具を自在に操る刺客、雷彬にショーン・ユー(「インファナル・アフェア」)

 

 

の首領に、ワン・シュエチー(「孫文の義士団」)

 

それと、ジョン・ウーの娘、アンジェルス・ウー

 

 

古代の中国で武術の奥義を究めたインドの王子、達磨大師をめぐる"伝説"から幕を開ける。それから何百年も の歳月を経た明朝の中国で、謎めいた暗殺組織〈黒石〉がミイラ化した達磨の遺体を手に入れようと暗躍。その遺体を得た者は絶対的なパワーの恩恵に浴し、中 国武術界の覇権を握るとされているのだ。ところが〈黒石〉最強の女刺客 細雨[シーユー]が、忌まわしい過去と決別するため組織を裏切り、達磨の遺体とともに失踪。やがて細雨は曽静[ザン・ジン]という新たな名前を名乗り、都 の片隅で出会った心優しい配達人の阿生[アシャン]と結ばれる。しかし非情なる宿命は、殺しの過去を捨て去った女性の慎ましい幸福さえも容赦なく打ち砕 く。ひたひたと迫り来る〈黒石〉の凄腕の殺し屋たち。美しき孤高の女刺客は人生のすべてを懸け、最強の暗殺組織との壮絶な最終決戦に身を投じていくのだった…。

 

7/10(73点)

 

 

大体、過去を忘れたい刺客、運命の出逢いで結ばれ普通の幸せを手に入れるが、それもつかの間

そうはいかないーって王道的ストーリーで展開もけっこう読めるけど

それでもキャストのカッコ良さと、折角見つけたひとつの愛の定めとその行方に目が離せない。

なんといってもミシェル・ヨーの素敵さもいいんだけど、

やっぱりチョン・ウソンの カッコ良過ぎない優しさを備えた強さを秘めた雰囲気とキャラが素敵

おとぼけキャラのようでいて、実は、、、というギャップ効果で

ファンじゃなくともその魅力が伝わるというか

 

でもどこかやっぱり三上博史入ってる

 

別人として生きるため、お互いに整形して顔を変えてるんだけど、

その変え方というのが、中国医術の仰天の整形法、虫を鼻から入れてほお骨を食わせて削り、、、

という想像しただけでも気持ち悪い方法で顔を変える。

父親の仇を討ちたく同じく整形し、やっと居場所を突き止め、予定通りに近づく。

(この場合、顔が悪かったら相手にされてなかったわけで 笑)

一途に自分への想いを感じた静は次第に惹かれる、、、、というラブストーリーでもあるところも好み。

 

復讐から始まる冒険活劇であり、恋愛、伝奇、義理、人情、ユーモアが詰まった1本

 

 

 公式サイト

劍雨    REIGN OF ASSASSINS        2010年      中国・香港・台湾      120min

8月27日より公開中~

 

 

チョン・ウソンって大きいのね

 

本日、映画の日です~

 

 

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