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我想一個人映画美的blog

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トゥ・ザ・ワンダー/TO THE WONDER

2013-08-14 12:37:00 | 劇場&試写★6以上
   
   

 

「天国の日々」「シン・レッド・ライン」などのテレンス・マリック監督作

日本で賛否両論だった前作、ブラッド・ピット主演「ツリー・オブ・ライフ」は

カンヌ国際映画祭パルムドール受賞

 

 

モンサンミシェルからオクラホマ。

ひとりの男、ニールを通して描かれる、愛のうつりゆくさま。

 

監督としての評価も高い、ベン・アフレック。

もともと、テレンス監督とは知り合いだったようで今回主演。

セリフほとんどなし。二人の女性への愛の移り変わり。寡黙な男を体現。

 

フランス西海岸に浮かぶ小島、モンサンミシェルで幕開け。

恋に落ちるマリーナに、オルガ・キュリレンコ。

(「007 慰めの報酬」「オブリビオン」のオルガ・キュリレンコ。

 

ニールが愛するもうひとりの女性で幼なじみのジェーンに

きみに読む物語」「ミッドナイト・イン・パリ」のレイチェル・マクアダムス。

そして、

ノーカントリー」「007 スカイフォール」のハビエル・バルデムが、信仰の前に葛藤するクインターナ神父。

 ハビ様、いらない気もしたけど、、、

 

前作のようにこの作品自体が「聖書」のようなものなので

その象徴としての存在か。

 

とにかく毎度のその自然の映像美

草花、木々、海、水、自然界の神秘。そよぐ風さえも映像で切り撮る


 

 

フランス西海岸に浮かぶ小島、モンサンミシェル。アメリカからやって来た作家志望のニールは、そこでマリーナと出会い、互いに深く愛し合う。10代で結婚し娘のタチアナをもうけたマリーナは、ほどなくして夫に捨てられ、望みを失いかけていた。そんな彼女を闇から救ったのがニールだった。
2年後、彼らはアメリカへ渡り、オクラホマの小さな町バードルズルで暮らしていた。ニールは故郷にほど近いこの町で、作家になる夢をあきらめ、環境保護調査官として働く。マリーナにとって、そこはとても穏やかな場所だった。愛さえあれば他に何もいらないと思った。前夫と正式な離婚手続きをしていないため、決してニールと結婚できなくても。

ニールはタチアナを実の娘のように愛し、タチアナもまた彼によくなついた。しかし、故郷から離れたその土地で、タチアナは友だちもいずいつもひとりだった。彼女はマリーナに言う「フランスへ帰ろう」
 

カトリック教会の神父、クインターナは救いを求める人々に布教を行っている。町の人々に溶け込み、皆から親しまれるクインターナ。マリーナもニールとの関係を相談しに、彼のもとを訪れていた。しかし、クインターナは苦悩を深めていく。神はどこにいるのか? なぜ神は自分の前に姿を現さないのか?彼はかつて持っていた信仰への情熱を失いかけていた。

一方、ニールの心もすっかり冷えかかっていた。マリーナとの間には諍いが絶えず、タチアナには「パパ気取りはやめて」と非難される日々。ビザが切れる為、マリーナはタチアナを連れてフランスへ戻ってしまう。

マリーナがいなくなった後、ニールは幼なじみのジェーンと関係を深めていく。傷を負ったふたりは瞬く間に互いを強く求め合った。だがその頃、マリーナはタチアナに家出され、フランスでの生活に耐え切れずにいた。

責任を感じたニールは、マリーナをアメリカへ呼び戻し、結婚のための手続きを進める。

ジェーンはニールのもとを立ち去っていった。
 遂に結婚を果たしたニールとマリーナ。しかし、マリーナの強く激しい愛を、ニールは受け止めることができずにいた。ニールは、信仰の前で葛藤するクインターナと同じように、愛とは何かを深く考えていた。愛は感情か? 愛は義務か? それとも命令なのか? ニールとマリーナはやがてそれぞれの選択を下す。

 

 

6/10(60点)

 

と、上に書いたのがストーリーのほとんどで、

これがセリフほとんどないくらいで、ちょっとした会話と

時の流れが美しい映像と、ワーグナー、チャイコフスキーの音楽にかぶせて流れる。

恋人達のいちゃつき、ケンカ、日常が描かれて起承転結ハッキリしたストーリーというわけではないので

前作以上に、ゆったりと、淡々と進む。

前作の「ツリー・オブ・ライフ」がダメだった人には向かないな。

はっきりいって、面白いかといえば、面白くはない(笑)

ただ、ベンが好きなわたしとしては寡黙なベンと映像で満足だし、オルガもめちゃ綺麗で可愛い

着てる服も毎回可愛くて、ビジュアル的にはそこ見飽きなかった

幼なじみのレイチェル・マクアダムス、登場時間は短くてびっくり、

出て来て草原でいちゃいちゃしてたと思ったら

その後ちょっとうとうとしたらあっというまに出演シーン終わってた 笑

 

面白くないけど、嫌いじゃない。またDVDでゆったりとみたいな。

 

壮大な、ヒーリングムービー

恋愛疲れ、信仰宗教の疲れの癒し、諭し

 

たったひとりのひとを愛せないのか?

愛とは? 永遠の愛は可能か? 神とは?という最終関門にいきつく。

 

神様、人間はどうして何かを求めてしまうんだろう。

 

生きてる、日々、わたしたちは幸せをもとめて。

 

 

 

 公式サイト

 TO THE WONDER             2012年     アメリカ  112min

 8月9日より、公開中~

 

 

NYプレミアにて。

なんかベン、山本太郎風。。。

 

2012年 トロント映画祭にて

 お揃いのブルーグリーンが素敵

 

この日、珍しくベンは来なかったらしい。

トロント映画祭懐かしいな

 

 

 




12 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ベンさん (yue)
2013-08-15 18:40:59
なるほどー。
「面白くないけどキライじゃない」って
分かる、こういうヒーリングムービーね。
DVD(ネットフリックス)でいいかな~って感じだね^^
でもフランスの景色がきれいそう~☆
ベンといえば、マットデイモンのElysium明日公開。
ぺぺ観たがってるから行くよー。

前回のコメント、顔文字入れると消えちゃうの?!;;

Now you see me昨日観て来たよ~。
まぁまぁ楽しめた。★6
Mラファロさん頑張ってたよー
マジシャンの翼におすすめだわ♪
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こんばんは (ノラネコ)
2013-08-16 19:25:40
これはもう、普通の映画とは似て非なるものというか、間リックにしか作れない映像のポエムですな。
たぶん他の映画と同じ尺度で測ろうとする事自体が間違っているのでしょう。
でも前作の「ツリー・オブ・ライフ」と同様に、この流れにゆったりと身を任せればそれはそれで心地よく、映像の羊水に浸るような心地よさがありました。
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こんばんは~ (マリー)
2013-08-16 22:11:54
migさんのコメントに大笑い~。
ベンが山本太郎風・・・本当にそう見えちゃたよ~。

多分観れないからこんなコメントでゴメン~~~。
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yue☆ (mig)
2013-08-17 10:09:39
そうそうストーリーは聖書だからそんな面白いってもんじゃないよ 笑
ベンだから良かった♪景色もいいよ~
えー、Now you see meはそんな程度かぁ。
migはもっと楽しめるかな。
マジシャン窃盗犯、面白そう。
マットのやつね、こちらでも来月だったかな、わりとすぐやるよ☆
2本とも感想レビューしてね。
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ノラネコさん★ (mig)
2013-08-17 10:10:51
そうそう、映像のポエム!
ほんとにそうーー
まさに感想同感ですね、
ダメな人も多いと思いますね。
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マリーさんおはよう☆ (mig)
2013-08-17 10:12:07
あはは、わざわざ忙しい中みてくれてありがとう☆
いよいよ明日だね~♪
テンション高まってるね♪
わたしもお昼に楽しみにしてまーす
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おはよー♪ (tomoco)
2013-08-17 11:03:01
わーい!写真もいっぱい、たくさん書いたね☆

うん、わたしも寡黙なベン素敵!って思った
ストーリーを追うより、
映像と音楽の流れにまったり身を任せたいよね。
マジックアワーでの撮影シーンが見れたのも感動したわ
おうちで横になってぼーってしながらもう一回観たいのだ
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愛とは? (xtc4241)
2013-08-20 10:54:49
migさん、こんにちは(いま8月20日10:50頃です)

>たったひとりのひとを愛せないのか?
愛とは? 永遠の愛は可能か? 神とは?という最終関門にいきつく。
神様、人間はどうして何かを求めてしまうんだろう。
生きてる、日々、わたしたちは幸せをもとめて。<

素晴らしい!
詩人ですね、miigさん。
そんな遠い言葉を生み出させる世界が、
この映画にはあると思いますね。

ひとはひっとところにはいられない。
宇宙が、地球が、自然がいつも動いているように。
詩的にまとめてみました(笑)

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Unknown (mig)
2013-08-23 10:52:48
tomocoさんおはよ☆
うん、台詞ほとんどないとか聞いてたけど
ほんとにベンがこんなにおとなしいとは

雰囲気がいいのよね。
でもきっと3人のなかではtomocoさんが一番満足度高かったのかも。
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Xtcさん☆ (mig)
2013-08-23 10:55:40
そうですね~
自然にポエマーになりますね 笑

テレンスの映画をみていると、自然の神秘や
偉大さ、人生とは、というところまで
改めて思わされるところがありますよね。
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